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組織の中にマーケティング部門をつくり、活かすためのポイント

自社の商品やサービスを購入してほしい、継続して利用してほしいと考えるのであれば、組織の中にマーケティング部門をつくることが大切だと言えます。

マーケティング部門とは、名前の通りマーケティングのために存在している部門ですが、役割を勘違いしている人は少なくありません。

この部門で行うことは単なる集客だけではないですし、得られた結果の分析だけでもないことを理解しておく必要があります。

マーケティング部門をつくるのであれば、売れるための仕組みをつくるために機能させることを意識しておかなければなりません。

何かを売るときには商品開発や生産、営業や販売を行う必要があります。

マーケティング部門はこれら全てを統合するために存在しており、総合的な分析や仕組みづくりという仕事を担うことになるでしょう。

よくある間違いに、マーケティング部門と営業部門は同じという考えをあげることができますが、その2つはまったく異なる機能を持つものです。

営業は実際に顧客に商品を売るために販売活動するものですが、マーケティング部門は継続的に売れるための仕組みをつくっていく場所であり、直接顧客に対して販売活動を行う目的で設置されているわけではありません。

この違いを理解しておかなければ、自社には営業マンがいるからマーケティング対策はバッチリだと勘違いすることになります。

マーケティング部門をつくって、ビジネスの成功に活かしたいと考えているのであれば、そのためのポイントを理解しておくべきです。

従来は、製品戦略を考えたり、カタログをつくったり、セミナーや展示会に参加したり、他の部門への提案や技術支援を行ったりしていました。

しかしながら、現在ではインターネットが普及したことによって、マーケティング部門の仕事も幅広い内容となっています。

より多くの顧客を集めるためにはwebサイトの作成やメールマガジンの発行、コマースサイトや会員サイトの運営が必要となりました。

そして、既に製品を利用している顧客の分析を行うだけではなく、見込み客の情報管理や分析、分析結果の活用まで必要となっています。

このように、マーケティング部門の仕事は単純なものではなりませんし、営業部門などの他の部門が代わりになることもありません。

自社の売り上げをアップさせたいと考えるのであれば、マーケティング部門を設置して、売れるための仕組みをつくる役割が果たせるように機能させることが大切だと言えるでしょう。

マーケティングは部門設置だけでなく、従業員ひとりひとりがマーケティング的なマインドを持っていると、強い組織になると思います。


私のマーケティングの定義は、「欲しいひとの前に欲しい物を差し出す活動全般」としています。
そして、その仕組をつくることが大切なのです!



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