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ゴール設計に必要な要素は「SMARTの法則」で

適切な目標が無いまま、闇雲に走り出すと、失敗する可能性が高いです。
そもそも失敗か成功かの指標も怪しいものですよね。

ゴール設計には、明確なビジョンと効果測定方法をしっかりと作り込むことが必要だと思います。

いまだに多く目にするのですが、やること自体が目的化されて(これDXあるあるです)、終わりの見えないレースが始まり、事業の採算を合わせるようなつじつま合わせのゴール設計を後でやるみたいなプロジェクト。
これだとメンバーはデスマーチ状態ですし、どこにたどり着く分からないと、良い成果が出せません。
かと言って、容易に達成できる目標を掲げるのも、違います。

そこで今日ご紹介したいのが、「SMARTの法則」です。

これを活用すると、適切な目標を立てて、達成しやすくなると言われています。
目標の達成によって、自身の能力や評価が高まる、あるいはプロジェクトメンバーの能力や評価が高まると思います。

SMARTの法則とは、1981年にジョージ・T・ドラン博士が提唱したもので、世界中のビジネスパーソンが目標を立てる際に使われています。
「SMART」は、次の5項目の頭文字を取ったものです。

Specific : 具体的
Measurable : 計測できる
Achievable : 達成可能性
Relevant : 関連性
Time-bound : 明確な期限

これらの5つの要素は、明確なゴール設定に有効だとされているので、ゴール設計の際に、役立つのではないでしょうか。

「立てた目標は具体的か」「定量的な指標はあるか」「実現の可能性はどれくらいか」「社会との関わりや組織内の環境はどうか」「いつまでに実行するのか」など、様々な角度から目標をチェックすることができます。

プロジェクトの推進力に寄与するこのSMARTの法則、ぜひ活用してみてください。


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