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組織の中で業務のノウハウを上手に共有する方法

組織の中でノウハウを共有することは、組織力を高めるうえで重要です。
属人化体制にならずに、どんなひとが業務にあたったとしても、対応できるよう、ノウハウを蓄積し、共有することが大切です。

ノウハウの共有は、ナレッジマネジメントなどと呼ばれることもあり、最近ではこうしたノウハウ共有の手法が、注目を集めています。

特にリモートワーク環境下で、人同士のコミュニケーションが希薄になっていると、ノウハウの共有が簡単にはいかないケースが見られます。

組織というものは、程度の差こそあれ、何らかの課題や問題を抱えているものです。その原因はさまざまですが、ノウハウ共有がもたらすいくつものメリットは、組織の課題解決にも役立つことが多いものです。

ノウハウ共有の仕組みづくりは、組織の規模や状況によって違いがあるので、自社に合ったかたちで導入していくことをおすすめします。

また、スムーズに運用させるまでには、ルールの策定や現場の意見調整など、さまざまな作業が必要なのです。

ノウハウ共有で利用できるツールがいくつかあります。
その種類を簡単にご紹介します。

社内SNS
プライベートで利用されることの多いSNSを社内に導入すれば、情報の発信・記録が手軽にできます。グループを設定しつつも、部署を越えたやりとりもできますから、使い勝手は抜群でしょう。ただし、蓄積されていく情報の管理という点では作業が繁雑になりますから、ごく小規模な組織向きかもしれません。
グループウェア
グループウェアは、情報の発信・記録に加え、スケジュールやタスクの管理・共有もできますから、ノウハウ共有の役割を持たせるには適しています。すでにこうしたツールを導入しているなら、作業負荷の増加に対する現場の抵抗感も少ないでしょう。ただし、どのような機能を使って共有のしくみを構築するかは、コストも含めて検討が必要となります。

個人が経験を通じて獲得したノウハウは、アプリや情報、ビジネスツールのように、どこかで調達してくることができません。

ノウハウはかけがえのないものであり、それを無駄にせず、業務の中で活かすは、ツールを活用してみる、ルールを作って運用してみる、ノウハウを共有するという意識を持つ、こんなことではないでしょうか。


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