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教育のイノーベーション、EdTech(エドテック)とは?

世界中でEdTech(エドテック)による教育イノベーションの流れが広まっています。EdTechとは、Education(教育)とTechnology(技術)をかけ合わせた造語で、テクノロジーを用いて教育を支援する仕組みやサービスを指します。

EdTechには、教育分野にイノベーションを起こすビジネスや企業まで含む解釈がある中、経済産業省は「テクノロジーを活用して教育に変革をもたらすサービス・技法、またサービス・技法を構成する要素テクノロジーそのもの」と定義しています。

生徒向けの学習支援システムや教師のための授業支援システム、英会話やプログラミングなどをインターネット上で学習することができるサービス、学校での利用を主眼に置いたSNSなど、EdTechに分類できるサービスは数多く登場しています。

独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、2025年までにEdTechの世界市場規模は38兆円に到達すると推測されています。

一方で、国内の市場規模は少子化の影響で横ばいです。
しかし、経済産業省による「『未来の教室』とEdTech研究会」の設立や「GIGAスクール構想」の一環として小中学校でパソコンやタブレット端末を1人1台配布するなど、EdTechに関連する取り組みが進められています。

総務省では、教職員が利用する校務系システムと児童生徒も利用する授業・学習系システムの効果的かつ効率的な情報連携を実証する「スマートスクール・プラットフォーム実証事業」を、文部科学省の「次世代学校支援モデル構築事業」と連携する形で2017年から進めています。

EdTechサービスが検索できる便利なサイトを見つけたので、共有します↓

EdTechは、従来の学び方を変える教育イノベーションです。
AIやビッグデータの力で、文理融合・教科横断学習や個別最適化された学習プログラムの提供を実現し、これによりビジネスや社会の複雑な課題の発見と解決ができる人材の育成が可能となります。

EdTechの発展とサービス拡大に期待できると同時に、事業参入の余地もまだまだあるので、注目していきたいキーワードです。


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