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6G、どんな世界になるのでしょう

情報ソースは1年前ですが、6Gを視野に入れてビジネスを進めている方もいると思いますし、コロナの影響で変わったこともあるのかなと思い、引っ張り出してきました。

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移動通信のテクノロジーは10年毎に世代交代しているため、5Gが2020年、6Gは2030年に来ると言われています。

過去を振り返ると、i-modeが2000年、スマホが2010年なので、納得ですね。

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6Gを日本のゲームチェンジの機会と捉えている通信事業者が多いです。

NTTドコモは、6つの要素からなる、6Gの技術コンセプトを公開しています。

「超高速・大容量通信」「超低遅延」「超多接続&センシング」という5G技術に加えて、新たに「超カバレッジ拡張」「超高信頼通信」「超低消費電力・低コスト化」という3つの新要素が挙げられています。

更に総務省はそれに「自律性」という要素を加え7つの要素からなる6Gのコンセプトを提言しています。


FreeBit社の記事が分かりやすかったので、引用させていただきます ↓

日常生活
6Gの「超高速・大容量」の無線技術は、五感による現実の体感と同等またはそれ以上の新体感による新しいサービスの提供を可能にすると考えられます。
端末もスマートグラスのようなウェアラブルな製品が普及するでしょう。
現実レベルのVRやAR体験が複数ユーザー間でリアルタイム共有され、サイバー空間上での共同作業もできるようになるかもしれません。
また、無線信号を用いた給電技術でデバイスが充電不要になれば、バッテリーの駆動時間を心配する必要もなくなります。
まったく新しいコミュニケーションツールが登場する可能性もあります。
遠隔地にいる人の3Dホログラム映像を現実世界に映し出すことで、目の前で話しているかのようなリアルタイムコミュニケーションが可能になるというMicrosoftの「HoloLens」もその一つです。
一方、店舗などは無人化が進み、3Dホログラムによる接客や、あるいはAI技術と組み合わせて人の表情などを読み取って動く、インタラクティブな遠隔ロボット接客が実現していることも考えられます。
また、オンラインゲームも仮想現実世界でのラグのほとんど発生しない対戦などが可能になりそうです。
スポーツ観戦も自宅にいながら会場にいるような、またはそれを超えるような臨場感を味わえるサービスが始まるといわれています。
医療分野
6Gは医療分野にも大きな影響を与えそうです。
6Gによる高精細な3D映像のリアルタイム送信と手術ロボットを組み合わせれば、熟練医による遠隔手術(オンライン手術)の普及が現実味を帯びてくるでしょう。
2030年頃には患者の医療診断、薬の処方、カルテデータ管理などのあらゆる医療行為にAIがかかわるようになっている可能性があります。
IoTを医療やヘルスケア分野に特化させたものをIoMTと呼びますが、6G時代にはIoMTがさらに進化した「IIoMT(医療分野でのモノのインテリジェント・インターネット)」が主流になっているかもしれません。
IIoMTはAIとインターネットによってさまざまな医療機関、医療デバイス、医療データベースがつながったAI駆動型の医療・ヘルスケアシステムで、6Gの普及により最終的には検査から診療、治療までの一連のプロセスが自宅から一歩も外に出ることなく完了するとされています。
産業分野
6Gの超カバレッジ拡張は、5Gがカバーしていない空・海・宇宙などを含むあらゆる場所でのユースケースを想定したものです。
このことにより、人とモノの活動環境が広がり、新たな産業の創出が期待できます。
自動運転システムも6Gによってさらなる進化を遂げるはずです。
広範なエリアでの車両情報管理が可能になり、レベル5の完全自動運転の実用化に近づくでしょう。
欧州では2030年代までに完全自動運転が標準となる社会を目指すという目標が掲げられており、自動車業界はそこに向けた競争の時代に入っていくでしょう。
6Gが10年後の世界に大きなインパクトをもたらす技術になることは間違いありません。
政府主導で日本企業も開発に尽力している6Gの可能性に期待し、今後の動向に注目していきましょう。

現在は、5Gが世界中で提供され始めて、さまざまな場所で検証や整備が進められています。

そして、2030年には次世代の6Gが控えており、日本国内でも既に研究が進められています。

超高速多接続や超カバレッジ拡張によって、時間と距離を超越する技術がこれからますます増えていくと予想されます。

今後の動向に期待ですね。




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