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マーケティングや広報だけでなく、コミュニケーションにおいて、CTA(Call To Action)の設計はとても大切

マーケティングを学んでいるひとであれば、必ず目にするCTA。
CTAとは、「Call To Action」の略です。日本語では「行動喚起」と言われることが多いです。

Webサイトの訪問者にとってもらいたい行動を意味します。
多くの場合は、具体的な行動を喚起する、Webサイト上に設置されたイメージやテキストのことをいいます。

・・・という、基礎知識が前提にあるのですが、CTAの考え方は、Webに限らず、広くビジネスの世界で大切なものだと、私は考えます。

例えば、社内でのコミュニケーション。
メールの文面がやたら長く何を伝えたいか分からないひと、雑談が長いひと、相手の立場になって物事を考えられないひと等は、是非意識してほしいと思います。
何故か。それは、「で、結局、何してほしいの?」と思うからです。
要点をコンパクトにしなくても良いのですが、結局相手に何を期待しているのかが分からないと、受ける側の立ち位置が曖昧になり、非効率な時間が流れます。

例えば、取引先。
受発注側によらず、相手にしてほしいことが明確に伝わらないと、メールやチャットで時間を掛けて、壮大な伝言ゲームに陥ってしまい、非生産的なコミュニケーションになります。


仕事でよく、チラシやウェブサイトのモックアップを目にします。
結構な頻度で思うことが、「これは、誰に向けて発信して、受け取ったひとにどんな行動を期待しているの?」と。

この設計がきちんとできているクリエイティブは、あまり外すこともないのですが、突貫工事で無理くりペルソナとCTA設計を行ったデザインは、残念ながら刺さらないですね。

自身が発信する内容と中身、それは誰に受け取ってもらいたいのか、そしてそれを受け取ったひとにどんな行動をとってほしいのか。

そんなことを考えると、やることが見えてくるのではないでしょうか。


このテーマは、今後も取り上げ、深ぼっていきます。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。


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