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「IT」と「デジタル」の違いって何?

今日は、ITとデジタルの違いについて整理してみたいと思います。
私も講演や説明で、このあたりを分けて整理して伝えておらず、ニュアンスで使い分けしていました。

このあたりを整理すると、受け手の理解が深まると思いますし、意図的に使い分けすると、発信内容が明確になると思います。

シンプルに整理するとこんな感じですね ↓

デジタル → 情報を数字で表す表現手法
IT → 情報を活用するための技術

つまり、デジタル化は、情報を数字で表すことで、IT化は、情報を活用できる状態にすることとなります。

コロナ禍で名を上げた「天才デジタル担当大臣」ことオードリー・タン(唐鳳)氏は、こんな定義をしています。

「ITというのは機械をつなげるもの、デジタルというのは人をつなげるもの、という大きな違いがあり、これが重要なポイントです。
特にデジタル改革というのは、このITと混乱させてはいけません。
みなさんのお仕事は人に声を与え、声を持たなかった人に声を与えて参画を促し、一方的ではなく多方的な形で多くの人を巻き込むことです。」

この記事をご覧頂くと、ITとデジタルの定義がわかりやすく整理されていますので、参考にしてみてください。

私も講演や説明の際に、意識して使い分けてみたいと思います。



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