飲食店のDXの現状
リクルートが運営するグルメ情報サイト「ホットペッパーグルメ」と外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が全国の飲食店経営者を対象に実施したDXに関するアンケート調査の結果を公開しました。
その結果をわかりやすくまとめた記事がありましたので、紹介します。
この調査結果によると、飲食店経営で、既にデジタルツールを1つ以上導入している飲食店経営者は62.3%あります。そのデジタルツールと言われているものが「キャッシュレス決済 」(43.9%)で、次いで「自社ホームページの制作 」(28.9%)と、一部のデジタルツールに限定されています。
これはデジタイゼーションだとか、デジタライゼーションの域ですね。
コロナを切っ掛けに、デジタルシフトへ取り組む飲食店が多く、経営者の年齢が若ければ若いほど、IT導入率が高まっていることが見れます。
世の中のニーズに合わせて、デリバリー導入や強化にデジタル技術を活用したり、決済方法の多様化に対応するなど、現場の取り組み方も変化しています。
ニーズに対応するフェーズのあとは、売上をいかに上げていくかという課題だと思います。
もちろん、利益率を上げる方法も然り、従業員の働き方改革なんてことにもデジタルは有効だと思います。
現状を知るためのデータ分析、顧客を知るためのマーケティング、知ってもらうためのPRツールなどなど。
個人的には、その飲食店のファンを作り、そのファンに向けたプロモーションを図っていくことからはじめると、デジタルツール活用の効果が見て取れるのではないかなと思っています。
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