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2030年の日本とマーケターが見るべき視点

2030年には人口動態の変化により今日よりも人口が少なくなりますが、インターネットに日常的に触れるユーザーの人数は現在よりも増加しますし、生まれた時から既に高速インターネット回線やデジタルデバイスが身近に存在していた人々が主役になります。

そのように、オンライン人口の拡大が顕著になりつつもインターネットと共に人生を歩み続けている方々が主役になるが故に、より一層マーケティングにおいてデジタルが主戦場になるものの、同時に思慮する必要があるのが一言でオンライン人口の拡大と言っても、各年代によってインターネットへの向き合い方に差異がある様子です。

年齢が高めのユーザーの場合は、インターネットを利用してウェブサイトなどを閲覧するといった受け身の使い方が行われる事例が多いため、ウェブサイトなどに表示されている広告にもしっかりと目を向けてくれますし、広告の内容が自身の興味関心がある事であればクリックしたり購入や申込みも行います。

年齢が低くてインターネットと共に人生を歩み続けている方にとっては、SNSも非常に身近な存在なので自身が情報を発信する側という認識を持っている方も少なくありません。

そういったひとつの広告をあらゆる趣味嗜好を持っている方々に向けて広く報知するよりも、特定の物事について興味関心を持っている方に対してピンポイント的に情報を届ける事の重要性が高まります。

そのため、自転車が趣味である方に対してはピンポイント的に自転車の情報を届けるのが有効的なのですが、ますます説得力を強めたり一度に同様に自転車が好きな方に情報を届けたいと考えている時には、同じ趣味を持っている方の中でも特に知名度が高くて多くのファンが居る方を見つけて商品などを使用してもらうと良いです。

また、将来の事を考えてマーケティングを行う方が意識すると良いのが、従来の殻を破って情報発信を行うことであり、企業が情報発信をする時にはしっかりとした形式に沿って進めていかなければならないと考えられている事例が珍しくないですが、SNSに慣れ親しんでいる世代が主役になる事を考慮すると、企業と消費者はできるだけ近い距離で居続ける事が重要です。

デジタルが主戦場なので、SNSなどのアカウントを作成して高い頻度で更新するのはもちろん、企業のアカウントでありながらも友人など身近な人達の投稿を見ているような気持ちになれるアカウントに育てていくのもマーケティング担当者が大切にすべき視点です。



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