【完全解説】転職活動に必要な自己分析とは
こんにちは。“生々しいリアルなビジネス情報を覗く”メディア、ぷりべん!編集部です。
今回は、転職活動に必要な自己分析について解説させていただきます。
自己分析って何をすればいいのかわからない方も多いと思いますので
その疑問を解決する本記事が参考になる記事となると思いながら
この記事を書いてます!!
1.そもそも自己分析はなんのためにやるのか
転職活動をするにあたって、どんなことがやりたいか、どんな企業に行きたいか等いろいろ考えると思います。確かに自分のやりたいことや勤めたい企業などを考えることは自己分析に当たりますが、ただ目先だけのことを考えることが本当の自己分析ではなく
自己分析の目的は、
『ご自身の価値観を理解することでどんなキャリア(もしくは人生)を歩んでいきたいかを明確化すること』
です。
どんなキャリア(もしくは人生)を歩んでいきたいかを明確にし、自分の中で整理しなければ、転職する意義が分からなくなってきます。
2.自己分析をしていないとどうなるのか
では、自己分析をしないとどうなるのか??
簡単なことではありますが、個人的には下記を想定します。
意図していないキャリアを歩んでしまう
先ほど自己分析の目的とは、
自分が将来になりたい姿(=理想像)と現在の自分を比較することで今後どのようなキャリアをどのように歩めばよいか明確化すること
と定義させていただきました。
自己分析をしていないと
ゴール地点(=将来なりたい姿)が無い状態でキャリア(=人生)を歩んでいることになります。
マラソンを想像してみてください。
目的地を知らないまま、ひたすらに42.195km走ってくださいなんて言われてみても、それは無理ですよね?
仮に走りだしたとしても、ただただ走ってるだけで目的地につけるのかなど
様々な不安しかないでしょう。
人生やキャリアは現在進行形で走っています。
ゴール地点(=将来なりたい姿)を明確化することで成長ややりがいのあるキャリア、悔いのない人生を送ることが出来ると思います!
3.そんなことを言われても難しい自己分析
将来やりたい事、なりたい姿を考えるなんて・・・確かに難しいと思います。
では、なぜ難しいのでしょうか?
それは、まだ自分が経験したことのない未来をイメージしたり妄想してしまうところからいきなりスタートしてしまうためです。
自分が経験したこともなく明確な切り口もないままに
未来の夢やビジョン、ありたい姿を掲げてくださいと言われても
出来る人はほとんどいません。
え??じゃあどうすればいいの??
働きながらで毎日へとへとになっているのに、そんな難しいことできないと
思っている貴方へこれから自己分析のやり方を解説させていただきます!
4.自己分析に必要な要素とは
自己分析には下記の要素が必要だと思います。
① キャリアビジョンの明確化
② 業務内容の棚卸し
次からそれぞれについて解説させていただきます。
5.キャリアビジョンの明確化
「ビジョン」と言う言葉を皆さんはどのように捉えますか?
方向性や夢、ロマンなど様々なことを考えるでしょう。明確な定義はないのですが、「自分のありたい姿(理想像・目的地)を具体的にイメージすること」と考えて下さい。
いきなり『将来どうなっていたい』という部分から考えるので、自己分析が出来ない人が多いと先ほど説明しました。
ではどういうステップで考えれば良いのか。
下記3ステップに沿って考えるとスムーズにキャリアビジョンの明確化が
できます!
① 自分の過去の経験を深堀り価値観を明確にする
過去の経験を洗い出すことで過去の自分の出来事やどういうことに価値観があるかどうかをチェックすることができます。
経験を洗い出す際のポイントは、何か意思決定をした場面を思い出すことです。
過去の経験を振り返るだけでも、意外と知らない自分が見えてきます。
② 自分がやりたいことを書き出す
次に、自分がやりたいことは一体なんなのかを書き出してください。
これは仮置きで構いません。
当然「こういうことがやりたい」と明確な人ならすぐに書けますが
やりたいことが無い場合は、例えば、『老後は地方でゆっくり過ごしたい』とか『マイホームに住みたい』とか『起業したい』『地方創生に携わりたい』などやりたいことをたくさん書き出してみるのも方法です。仮にやりたいことが明確なら、より深く掘り下げてみるのもいいです。
それでもやりたいことが思い浮かばないという方は
こんな自分にはなりたくない、やりたくないことを書き出してみてください。
やりたくない、なりたくない姿の裏返しがなりたい姿や、やりたいことにつながります。
③価値観と将来やりたいことを紐づける
将来やりたい事が自分のどの価値観からくるものなのかを理由付けして考えてみてください。
※注意点:仕事だけをキャリアビジョンと考えない
自身の生活のことを踏まえながら考える必要があると思ってます。
10年後や20年後までにはこんな姿になっておきたい、プライベートでこんなことを成し遂げたいから仕事ではこうしていきたい、などプライベートとのバランスもしっかり考えることが大切です。自分の人生の未来図を思い描くことがキャリアビジョンと言えます。
ここで具体例として筆者のキャリアビジョンの具体例を記載します!
過去の経験と深堀りから得られる価値観
<過去の経験>
特に重要な意思決定をした出来事は『男子チア』の経験です。
具体的なエピソードは下記2点
日本を元気に、世界を笑顔に!をコンセプトに活動をしていました。大学のイベントだけでなく、地方のイベントや世界大会、ハワイでの演技など様々な場所で演技させていただきました。実際に演技を観たかたから演技を観て元気貰ってます!とか演技を観て、自分もやりたいと思って大学入りました!などと言ってもらえました。
サークル所属時、まだ9年目と若いサークルでもあったためOBの介入が
多々ありました。OBは●●と考えているから✕✕のような演技は作ってこなかった等様々な伝統??制約??が多くありましたが、それでは届けたい演技が出来ないと考えた筆者は、その伝統や制約を完全に無視をして演技を作成しました。結果OBからも観ている人からも評価いただき、その影響も有って人の倍以上演技を作成しました。
<過去の経験から導き出される価値観>
上記の経験から『より多くの人に価値提供をしたい』、『新しい考えや価値を生み出したい』という価値観が自分のなかで形成されました。
将来やりたいこと
〈仕事〉
”働く”という領域で自分で事業を作り、多くの人や社会に対して価値提供をしたい。
将来やりたい事と価値観の紐づけ
『”働く”という領域』を選んだのは、すべての人が何かしら働いているからです。より多くの人に価値提供したいという価値観に沿って導き出した答えとなります。
『自分で事業を作りたい』と思ったのは、『新しい考えや価値観を生み出したい』という価値観に沿って考えました。
目指す目標や原動力を把握することで、『納得感』を持って仕事をすることが出来ます!!
では次に、業務内容の棚卸しについて解説します!
6.業務内容の棚卸し
業務内容の棚卸しというと、職務経歴書に書くため、どんなスキルがあるのかを面接でうまく話すためと考える方もいらっしゃると思います。確かに業務内容の棚卸しをやるメリットの一つにあるかなと思いますが、本質的な目的はそうではないと思います。
では、業務内容の棚卸をやる本質的な目的とは、何なのか。
それは、
よりありたい姿になるために強み・弱み(=現在地)を明確化すること
です。
強み・弱みを明確化することで
今の自分と将来のなりたい姿のギャップが把握できると考えております。
ではその強み・弱みを明確化する方法とは?
下記4ステップに沿って行うと効率よく明確化できます!
① まずは自分の業務内容を書き出してみる
② 分解した各要素どのようなことをしているか書き出してみる
③ 成果を出しているポイント・ボトルネックなポイントだと思う業務を特定する
④ 何故成果を出しているのか・なぜボトルネックになっているかを深堀を行う
こちらも自分の例を挙げてみたいと思います。(前職の内容を書き出してみました。)
担当していた業務は起業家支援の事業計画書作成業務です。
自分の業務をフローに沿って書き出す
①ヒアリング
②実際のサービスの内容策定
③資料作成
④内容確認
どのようなことを各要素でしているか書き出す
①ヒアリング
‐候補者との面談
②実際のサービス内容策定
‐ヒアリング内容と類似サービスの調査
‐類似サービスの課題点抽出
③資料作成
‐ドラフト作成
‐中身作成
④内容確認
‐候補者との打ち合わせ
成果を出したポイントとボトルネックになっていたポイント
成果を出していたポイント
:候補者との面談、類似サービスの課題点抽出
ボトルネックのポイント
:その後の事業を推進させることはお客さん(=起業家)の仕事なので
事業案は出せても実行することが出来ない
特にボトルネックに関しては、将来事業をしたい自分にとっては痛手であり
前職の環境にいても『事業を推進する実行力』はつかないと思い、転職を決意いたしました。
今の自分と将来のなりたい姿のギャップが把握することで
次のキャリアをどのように歩めばよいかを決定することが出来ます。
7.まとめ
最後にお伝えしたいのは、
自己分析は転職を考える人はもちろんのこと『働く全ての人』に行っていただきたいということです。
キャリアビジョン(=将来の目的地)と強み・弱み(=現在地)を明確化することで全然転職を考えていない人が、今のままでは駄目と転職を考えるきっかけになるかもしれないですし、逆に今転職を考えている人がもしかすると転職する必要がないのかもしれないと考えるきっかけにもなります。
是非一度、自分自身と向き合いより良いキャリアを描くために何をしなければならないのか考えてみてください!
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