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【必読】どんな企業でも活躍する「優秀な人材」に共通する5つの特徴

こんにちは。“生々しいリアルなビジネス情報を覗く”メディア、ぷりべん!編集部です。
今回は、市場が求める「優秀な人材」について書いていきたいと思います。
ベンチャーへの転職希望者1000人以上と会話をしてきた経験から、どんな環境でも結果を出している人には共通の特徴があると気付きました。
いま転職活動をしている人や、スキルアップを測りたい人にとっては必読の内容となっています。

「優秀な人材」って?

まず、「優秀な人材」の定義についてどういう前提があるのかを見ていきたいと思います。
一般的にみなさんが想像する優秀な人材は、「バリバリ成果を出して結果を残している人」「最短でマネージャーに昇進した人」もしくは「全社MVPや社内表彰を取った人」などをイメージされたりするかもしれません。
もちろん優秀な人は、それらの条件を満たしていることは多いです。

しかし、数多くの転職希望者を見ている観点から言うと、
“とても高い成果を出しているのに面接で落ちてしまう人”や、“成果はそこそこだが、ほとんどの企業で最終選考まで進んでいる人”などが実際に存在します。

優秀な転職希望者を多く見てきた中で、そんな人たちが共通して持っている5つの特徴について紹介したいと思います。

現職で定量的な数字として成果を出している

今回の5つの中でもかなり重要で、1番大事な要件がこちらになります。
特に重要な部分は”定量的”かどうかという観点です。

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営業であれば、
顧客の課題を正確に把握し、自社のサービスやプロダクトを提供するのが役割で、提供する数や規模感が大きければ大きいほど優秀な営業マンです。
マーケターであれば、
担当するサービスやプロダクトの市場創造と、見込み顧客を最大化するのが役割で、質の高いリードを数多く獲得できれば優秀なマーケターです。

ここから見えてくる優秀な人材に共通する条件の1つは、
「自分の業務のアウトプットを定量的に捉え、その成果を最大化することができること」に尽きます。
(※どういう風に成果を最大化するかの思考法に関しては、また別の記事で紹介ができればと思います)

これを踏まえて転職を考えている人に声を大にして伝えたいのは、

定量的な成果を上げずに転職をするのは、やめた方が良い。

ということです。
「そうは言っても今の業務は、数字とかで測れるものじゃなくて、、」
という人が結構いるのですが、残念なことにその発言自体が自身の視座の低さを表現してしまっていることになります。
与えられた業務を数字の観点で見る事をせず、なんとなくこなしてしまっているという事ですが、『経営=数字』であり、どんな業務も必ず数字の観点は発生します。
例えば事務的な処理業務であっても、
「1件あたり平均3分で処理できているから、8時間働く想定で今の自分が1日に処理できる最大数は160件で、月間で3000~4000件くらい対応している。

という観点があるかどうかだけで、今行っている業務の見え方は圧倒的に変わってきますし、周りの平均がこれくらいだから、自分がこれくらいの成果を出したら、部署の中でもTOPの生産性で働いているな、など自身の業務を1つ視座高く捉えることができます。

また、成果を上げてはいるけど定性的にしか語れない方も注意です。
「今まで開拓できなかった新規顧客に着目して、何度も粘り強く交渉し成約を決め、部署内の売上に大きく貢献した」
例えば上記のような表現は、一見聞こえの良い言葉ですが、優秀な人からは「定量的な観点で成果を語ることのできない人」という見え方をされます。仮に面接でこう答えていたとしたら、おそらくかなり具体的に深堀りをされ、中々上手く答えることができずに、面接などで落ちてしまうような方がかなり該当します。
このように、“今の自分は現職での成果を定量的に語ることができるか?”
の視点で業務を振り返ってみるのは、とても大事な観点です。

②受動的ではなく能動的

この特徴を満たしている方は、どんな職場でも適応することができます。
自分から動ける人や黙っていても動いてくれる人材は、マネージャーや経営者目線で見たときに、とても重宝したい人材です。

能動的な人材の本当に強いポイントは、
“自分にとって都合の悪い環境だった場合も、自分から動き、周りに働きかけることでその環境を変化させ、活躍することができる”点です。
『人間は環境に支配される生き物』です。
自ら環境を変えることで、自分の進みたい方向性に進んでいくことができる人は、これを理解していて能動的に環境変化を起こそうとします。
受動的な人は、与えられた環境に甘んじてしまうので、その環境がはまった場合にのみ成果を出すことができる人材になります。

『大企業で成果を出して意気揚々とスタートアップに転職したが、なかなか成果を出せずにすぐに辞めていく』

という話をよく聞きます。
受動的にたまたま環境が良くて活躍しているのか、能動的に自ら環境を変化させて活躍できているのか、この観点で見ることも必要です。

③自分を客観的に評価できる


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いわゆる“メタ認知”できているかどうか。という観点になります。
仕事の多くは、周りとのコミュニケーションが発生し、様々なタイプの人間と会話をしていくことになります。
この際に1番大事な観点は、
『自分が周りにどう見られていて、どう評価されているか』という観点です。
定量的な成果を上げていて、能動的に動ける人でも、この観点が抜けていると面接などでは落ちてしまうことが非常に多いです。
理由として、
自分の事を客観的に評価できない人を組織に入れたときに、
組織に順応することができるのか?
カルチャーフィットするのか?
無意識に周りを傷つけたりしないか?
周りのメンバーに悪影響がないか?
という懸念事項が発生してくるからです。

②で述べた能動的かどうか、の部分とのバランスが非常に難しいですが、自分のことを客観的に評価できているかの計り方として、
自分が周りにこう思われているだろうという予想を、実際に周りのメンバーに聞いて答え合わせをしてみてください。
もし回答に乖離があったり、自分の予期せぬ返答が来た場合は要注意です。

④ある領域で突出した才能がある or 色々な領域で万能


いわゆる「スペシャリスト」か「ゼネラリスト」かという部分です。
“優秀”というのは他人との比較で生まれる概念なので、いわゆる“普通”の人と差異をつけるためにはこの2つの方法しかありません。
『ある領域で突出した成果を出すか』もしくは『あらゆる領域で安定した成果を出すか』です。
もしあなたが、どちらにも該当していないという風に感じたのならば、まず自分はどちらに適性があるのか、どうなるべきなのかを分析することが重要です。
例えば学校の9教科のテストで、

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この3者が居たときに、どの人に会いたいと思うでしょうか?
おそらくほとんどの人が同じ2名を選ぶと思います。

⑤目標に対して諦めずに粘り強く取り組むことができる

最後の5つ目はこの特徴です。
ビジネスは不確実性が高く、絶対にこうすれば上手くいくという方法は存在しません。
市況感の変化やコロナによるDX推進など、環境変化に対応して常に打ち手をアップデートさせながら業務を進める必要があります。
そのときに1番必要な能力は、
「諦めずに粘り強く取り組むマインドセット」です。どんなポジションでも最終的な目標は、何かしらの高いアウトプットを出すことかと思いますが、それを達成するために、諦めずに愚直に取り組むことができるかどうかは、本当に大事な要素です。

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採用においても、こういうエピソードを過去の経歴から聞き出すような面接はとても多く、この経験がある人はどんな環境においても、何かしら成果を出してくれる人がほとんどです。
「優秀な人はスキルがある」と思われている人も多いですが、根本的には「成果が出るまで諦めずに粘り強く取り組んだ」ことで成果が出たというケースばかりです。
上手く行かないことがあったときに、諦めずに何かしら突破口を開いてきたかどうか、自分の過去の経験を振り返ってみるのはとても大事です。

「優秀な人材」の5つの特徴を紹介しました。
皆さんの自身のキャリアパスを考える際や、転職を考えたときにこの5つの要素をよく認識することで、より良い理想のキャリアを描けるようになるはずです。
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最後に、弊社では転職前にベンチャー適性診断ができる「PreVenture」を運営しています。自分を振り返って分析する際や、自身の指向性を把握する際、自分がどんなベンチャーに適性があるかの指標に使用いただけると嬉しいです。

また次回の記事でお会いしましょう!さようなら!

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