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アドレスホッパーの生活に憧れて | ようやく体験できた4泊5日熱海滞在記

アドレスホッパーに憧れていた。

アドレスホッパーとは、定住する家を持たずに移動しながら生活する人々や生き方のことです。アドレス(住所)をホッピング(転々と)するという意味で、アドレスホッパーと呼ばれています。

https://www.osaka-dojima-residence.jp/tips/2012_01/#a1

エンジニアとして普段働いていて、週1の出社以外は基本的には在宅勤務だし、勤めている会社には場所にとらわれずに仕事ができる基盤が整っているのに、やるぞ!という勢いが持てずにずるずると1,2年が経った。

でもそれを乗り越えて、今回始めることができた。
2023年2月2日(木)、自分の人生での一個の大きな出来事になったと思う。

厳密には定住する家はありはするので、ノマドワーカーという方が適切かもしれないが、そこはスルーしてくだちい。。

基本情報

LAC(LivingAnywhere Commons)の拠点の一つであるLAC熱海に4泊5日、ワーケーションで滞在した。

LACを簡単に説明するのは難しいので、下記をまずはみてもらいたい。

LAC熱海拠点の紹介ページは以下

少し具体的にすると、エンジニアが本業だが、社内兼業制度を用いてWebライターとして取材のために訪問した。
兼業制度がないと訪問まで繋がらなかったと思うので、本当にこの制度に感謝でしかない。

旅程としてはざっくり下記

2/2(木):業務を早く切り上げて夜にLAC熱海にチェックイン
2/3(金):取材をしつつコワーキングスペースで本業務
2/4(土):記事で使う写真の撮影と残り時間は観光
2/5(日):ガッツリ観光
2/6(月):コワーキングスペースで業務後、帰宅

1日目:チェックイン

20時にチェックインで予約していたので、熱海駅に19:30過ぎくらいに到着。大体15分くらい歩けば拠点の受付のゲストハウス「MARUYA」に辿り着ける。

そこで、施設の案内をしてもらい、お腹も空いていたので受付の方にご飯屋さんも聞いてみたらものすごいてんこ盛りにおすすめしてもらった笑
手厚すぎて滞在期間中は悩まなくても困らないくらいだった。

いつもは地図とかはもらってもすぐ捨てるか宿に置いていくのだが、何気に初めて毎日紹介してもらった時のメモが書かれた地図を滞在中ポッケに入れて確認してたなぁ🤔

宿は「Kiten」という宿泊施設で基本はドミトリー形式だったのだが、感動した。

一つ一つの扉にまで鍵のかけられるドアがある!!!!

やまたくの脳内

普段住んでいるシェアハウスのドミトリーには鍵がないので、それが当たり前の世界にいたせいで印象に残っている。

あとベットの横にも余白がありすぎて荷物を置くスペースに余裕がありすぎてまた感動した。
普段どんな劣悪な環境に住んでるんだ笑と思った。俺ってマジでどこでも生きれそうだなと思った。

晩御飯は、夜遅くでもやっていたラーメン屋「一徹」さんでねぎ味噌チャーシューラーメンを食べた。
ラーメンよりもチャーシューが多いんじゃね?ってくらいボリュームがあった笑

2日目:ノマドワーカーデビューと節分

普通に仕事だったのでコワーキングスペース「naedoco」を利用した。
naedocoはLACユーザーであればチェックイン中は無料で24時間使い放題ということで、毎日どこかのタイミングで業務や作業をする時はお世話になった。

集中ブースや、通話ボックス的なものもあるので使用中でない限りは利用できる。
自分が滞在している時は基本的にMTGの時と使用中で満席になるタイミングが被らなかったので困りはしなかった。でもやはり週末になるにつれて利用者が増えてくるらしい。
土日に観光したいよね、みんな。

取材は、生まれて初めてだったので緊張したが1時間みっちり話せた。
それ以外の時間はコーディングをしていたが、いつもと違う場所でかつ家の椅子よりも良い椅子だったのでリフレッシュできるし捗りまくった。
あそこでずっと働きたい。

晩御飯は、MARUYAで金曜ご飯会的なイベントをやっていてその日はちょうど節分だったので、恵方巻き(というか手巻き寿司)と豆とビールで優勝。

隣に座った方もLACユーザーですよ!って教えてもらい、そこからはその方と話し込んでいたので、年の数食ってた豆もカウントが狂ってたし、恵方巻きもめっちゃ話しながらただ食ってただけだった。
それだけ交流ができたということなので、楽しんでいたなぁと思う笑

3日目:海と桜と梅園

観光をしまくった。
まだ2月だが、熱海には熱海桜という早咲きの桜が咲いているそうで、見に行ってみたら本当に咲いていた。
まだ寒いのに桜が咲いているのは季節感覚が不思議な感じになる。
満開ではなさそうだったけど花は開いていて、花見としても楽しめた。

そこから海辺に行った。
夜の熱海しかこれまでみていなかったので、昼の熱海の海を見るのは新鮮だった。
底まで見えるくらい海水が綺麗だった。

そこからは、坂を登りに登って来宮駅方面に向かった。梅が咲き初めているという情報を聞きつけたので梅園に行ってきた。
いろんな種類の梅を見つつ、フォトウォークを楽しめた。

何か咲いとるなくらいの感じでパシャパシャ撮ってたので、これは梅なのか?桜じゃないのか?と、この記事を書きながら思っているw

こいつはただの木の実だろう(名推理)

そこから取材のための写真をいくつか撮り、3日目にしてようやく熱海の温泉にありつけた。

徳川家康が愛した温泉という日航亭というところに行ってきた。
老舗感があり、雰囲気も楽しめる感じ。毎日日替わりらしく若干の運要素もあるところだった。
温泉自体は、広めの屋内風呂と露天風呂があって、どちらも熱かった笑
半身浴と全身浴を繰り返して1時間くらい入っていた。

ちなみに僕は長く温泉に入っていたいのでぬるい方が好きです笑

4日目:LACの醍醐味を味わう

MARUYAで朝干物を買って来れば、グリルで焼いてご飯が食べれるよってことで、それはやらなきゃという使命感に駆られてやってみたが、熱海で食った飯で一番美味かった。

ご飯と味噌汁は前日にお金を払っておけば付いてくる

MARUYAに泊まる人はもれなく全員にぜひやってもらいたい。

そこからはノープランだったので、LAC熱海拠点のコミュニティマネージャーをされているみっすーさんにあいぞめ珈琲店が良いということをおすすめしてもらい、途中ランチを食べて30分ほど歩いて向かった。

ここも最高だった。
まずは熱海の海が一望できる店の窓からの景色が良すぎる。そこでコーヒとフレンチトーストをいただきながら、店員さんやお客さんと談笑する空間がそこにはあった。
理想的なサードプレイスだなぁと感じたし、また絶対来ようと思えた。

店員さんと話す中でLACを利用していると話していたら店内にいた別のLACユーザの方を紹介してもらった。
話をしていく中で、もしMARUYAに戻ったら、夜ご飯食べに行きませんか?とお誘いをしていただいたので迷わず了承した。

そして夜、その方とコミュマネのみっすーさんの三人で地元のディープな居酒屋で飲み食いを共にした。お二方のキャラがすごく親しみやすく、最高に楽しくお話できた。

まさにこういうのをしに来たんや!

やまたくの脳内

拠点に集まる人たちと交流をして刺激をもらう。
そんな機会を期待していた自分の欲求を完全にこの日に満たすことができた。

しらうおの天ぷら、美味かったなぁ
あさりバターの〆ご飯、食ったらとんだ

ご飯を食べたあとは、絶対にいくと決めていた熱海のサウナのある温泉・熱海シーサイドSPA&RESORTに行ってしっかり整ってきた。
ちょうどこの時は日曜日の遅めの時間だったからか、ほぼ貸切状態で、かつ風呂の温度も比較的ぬるめだったから最高だった。
ここもまた来たい。

最終日:帰宅

朝にチェックアウトをし、チェックアウトで1dayプランの料金を払ってnaedocoで業務をこなしつつ金曜にした取材を記事の文章にしていた。
これだけであっという間に帰る時間になった。

18:00にnaedocoを出たが、熱海銀座商店街のほとんどはシャッターが閉まっていて、もう!??ってなった。

最終日はあっけなかったなぁと思ったが、それだけ業務に集中できたと思うことにしよう。
それだけnaedocoの作業環境よかったなぁ。。回線鬼速だったし笑

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4泊5日の間に観光地で働きつつ、観光しつつ、いろんな人と交流するといった普段できない体験を一気にできた。
ノマドワークやワーケーションなどこれらを表現する言葉はいくらでもあるが、実際にやってみるとすごく刺激的でクセになりそう。

今後も絶対ノマドワークしてやろう。そうしよう。

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