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「父性」と「母性」のバランス

こんにちは。
プロの(コーチングの)コーチとして、私立の中高で相談員をしている西田あいです。
私の経験や知識が、必要な人に届くといいなという想いで投稿しています。


久しぶりの投稿となりました。
マイペースではありますが、また少しずつ投稿していこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

今回は
「父性」と「母性」のバランスは、やっぱり大切なんだなぁと感じたことについて。

投稿が滞っていましたが、
私の中の大切な親戚が突然亡くなりました。

私の育った家庭は、「父性」の強い家庭でした。

厳しさが強く、甘えさせてもらうとか、安心感を得るために胸に飛び込むとか…
が、あったっけな?といった感じです。

で、大切な親戚とは
父親のいとこで(独身の女性)

私が小学生の頃は、ほぼほぼ毎週じゃなかったか?と思うほど

「遊びに行っていい?」と電話をかけて

お出かけに連れてってもらったり
欲しいものを買ってもらったり
長い時間、迷っていても買い物に付き合ってくれたり
私用のかわいらしい食器を自宅に用意しておいてくれたり

頭のいい人で、数研出版でお勤めされていたので、算数や数学が苦手な私に対して気長に教えてくれたり…

思い出せば思い出すほど
足りないと感じていた「母性」を

週末に、彼女のところでチャージしてもらっていた
のだと

子どもながらに
必要なものを求めに行っていたんだなぁと感じました。

そのままの自分でいて
受け入れてもらえている安心感

たくさん甘えさせてもらい

子どものままでいさせてもらえる経験を

彼女から与えてもらい
感じさせてもらえたんだなぁと気づくとともに

「本当に、ありがとうございます。」と感謝の気持ちが湧いて湧いて…

こんなにも「ありがとう」が止まらないなんてあるのかと

自分が驚いています。

私の中にある「母性」を
息子に対してできるのは(許可がおりているのは)

あのような「母性」という種を
私の中に撒いてくれたおかげで
芽を出すことができたのだとすら思います。

やってもらった体験を心が覚えています

厳しく育てないとと、親の関わりとして
「父性」に偏らずにできたことから、そのように感じています。

彼女は
息子にも、生まれてからずっとお年玉をくれて

年賀状には
成長を喜んでくれている文章がありました。

お正月には、家族で顔を出しに行ったり

夫が仕事で近くに行っていると
差し入れを持って行ってくれていました。

私の家族も
大切にしてくれていたことにも

「ありがとう」がいっぱいです。

私の母ではないけれど
「母性」の部分を補ってくれたことは間違いありません。

「父性」が強いと
真(芯)の強さは持てなかったと思います。

自分にも厳しすぎて
他人にも厳しすぎて

本当は、頼りたい
助けて欲しいのに

我慢して

周りに、抱えられないイライラを振りまいていたかもしれません。

「母性」だけでも具合悪い。

世の中の理不尽が受け止められなかったり、
社会性が身につきにくくなる。

どっちも大切です。

バランスが大切です

私の中には、彼女から与えてもらった「母性」が生き続けています。

今の私が在るのは、
彼女のおかげでもあるのは確かです。

ではまた^ ^

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