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ハンドメイド:接着

一番アクセスのある記事がどうやらこちらのようで。。

どちらかというとお客様に向けて書いておりますが、たぶん・・ご自身でハンドメイドされる方に多く読んで頂いているのではないかと予想。

これって結局のところ、完成度という意味では、コツというか感覚的に掴めるまでには「数をこなす。」という側面も否めません。。

お客様からご質問頂くこともございましたので、もう少し言語化できるコツをお伝えすると・・。

そもそもパールやストーンの穴と差し込む針が合っていないと難易度は上がります。ですので修理はこちらの方法でOKだけれど、ご自身で(ハンドメイドするために)準備したパールと金具では難しい場合も。

当たり前のことですが接着面が多くなればなるほど強度は上がり、接着面が少なくなればなるほど強度は下がります。

パールやストーンのホールが大きすぎる場合には金具側(ピアスですと針)を少しアレンジして抵抗を作るなどの前処理が必要になります。

また24時間触れずに完全に乾く(厳密に言うと液体の化学変化となりますが)硬化するまで触らず待つときにはパールと金具が固定できるよう工夫を。接着したら汚れ、ホコリのない場所に放置。となるのですが、放置している間に汚れが付着しない配慮も必要になりますので、是非出来上がりまでの工程の細部にまでご注意下さい。

失敗してしまう原因を切り分けて行って是非コツを掴んで下さいね。

接着剤を思いのままに扱えるようになればアイディア次第でパールやストーン、ビーズ同士をくっつけたり、ちょっとハンドメイドでできるとは思っていなかったデザインが可能になったりします♪

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例えばこちらは14kgfのピアスパーツで3mmボールの下にカンがつく素材。見た目に同じデザインのkgf素材でもSHOPによっては品質に違いがあり、こちらはカンがとても弱く、販売パーツとしても私物制作のパーツとしても使えないものだったのですが捨ててしまうには忍びなく。。ニッパーでカンを切ってしまい片穴の3mmパールを接着剤で付けています。


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まずパールは片穴のホールを横に向けた状態で粘着力強めのテープの上に置き、さらにホール同士合わせて接着剤でくっつけます。(放置。)さらにカンを切ってしまった14kgfのピアスパーツを接着剤でくっつけます。(放置。)

さらにさらに3つが集まるところに、これでもかと言わんばかりの接着剤を丸く盛るようにぽつんと置いて、裏面を固定するためのコーティングのような感じに。(放置。)

裏側なので結構思い切っても大丈夫です♪(製品ぽく仕上げるならメタルプレートを置いても安心&完成度が上がり素敵です。)

こちらはコロナ自粛が始まった時にこんなアイディアで楽しんでますの感じでインスタストーリーにて上げていた画像が残っていたのでご紹介してみました♪

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販売となると私は販売後のアフターフォロー的にハードルが上がったり、接着の強度にそこまで責任が持てないな・・とはなるので(また簡単接着アイテムなのに放置時間が必要で見た目よりも制作に時間と場所も取られてしまうので・汗)SHOPでは取り扱っていないデザインなのですが、自分で楽しむアイテムとしてはじっくりとこんなことして遊んでいるピアス山ほどになっています・笑

まずはものを作る、使えるものを作る、の前に【接着剤遊び】そんな感覚で始めて頂くと経験も積めて、遊びながら楽しみながら技術が習得できるのでおすすめです♪

是非どなたかのお役に立てたら幸いです♪ステイホーム・秋の夜長にお試しください♪









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