菓子屋の広報

業種:菓子製造及び販売 ※飲食事業部門あり 場所:東京都 実務を通して得た広報と広告、…

菓子屋の広報

業種:菓子製造及び販売 ※飲食事業部門あり 場所:東京都 実務を通して得た広報と広告、知財のことを話していこうと思っています。 宜しくお願いします。

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自己紹介です

会社員ですがもう少しで定年です。製菓会社の部長。管轄は「広報」「広告」「ブランド管理」「知財管理」。30代後半まで広告業界にお世話になっていて業界内での転職は多数(しょうもない話がたくさんあります)。今の会社に入ってからは20年くらい動いていません。子供ができて「もうこれからはフラフラと自分勝手な転職はできないなあ」と思ったからです。とは言っていますが実はそれだけではありません。広告業界はスペシャリストの世界。事業会社のマネージャーはゼネラリスト傾向。落ち着きのない私はどちら

    • 推し、いや、オタク

      推し活というのをしていない。推しの正しい意味をよく知らないので自信をもっては言えないが。もし今「あなたは何を推していますか?」と例えば仕事中にでも聞かれたらどうだろう。「とくにいないです。まあ強いて言えば子供かな。あ、それと部署のみんなです。‥あはは かっこつけちゃいました」。たしかXでツイートしたときには「推しは自分自身。誰しもが一番に推すべきは己自身だと思う」。こんなこと呟いた気がする(ちょっと恥)。今、この場で言うならどうだろう。「推し? ‥‥(5秒後)いません」。かな

      • 評価はムズカシイ

        いつどこで誰から聞いたのか忘れたけど。部下の人事考課を毎回厳しい評価、うちの会社なら5段階(SABCD、さらにそれぞれ+-あり)のうちのC評価をつけ続けること。そういうのは上司こそが反省しなくちゃいけないのである、と。人事考課ってだいたいBが多くなり、たまにAやCもあるけれどやっぱりBがほとんど。項目では多少バラけてもトータルではB。部員見渡してもBだらけってことが当たり前。全体の8割くらいはBになっちゃう。AとC合わせると残りの2割。SやDはほぼ皆無。そういう中にあってCが

        • 元上席が今期から自分の部下に

          以前他部署だが私より職制で上にいた人が病気をして長いこと会社を休み数年前に現場復帰。重要な仕事は任されない状況で何年間か過ぎて。おそらく以前のパフォーマンスの1/10もできないのだろうなと遠くから見ていた。その人がなんと今期から私の部署の所属になった。異動。会社からはその人の扱いについてはあまり無理させなくてもいいと言われている。うちの部門のはじっこに座り他の部員らに比べたら1/10程度の仕事量のものを自分のペースでちくちくやってもらっている。ちょっと言うとやや論功行賞みたい

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        自己紹介です

          居場所はいくつかもっていたほうが良い

          仕事がらみで会った人から聞いた話ですが、人間ってある程度複数の居場所を持っていたほうが良いらしいです。精神というか心のためというか。家、会社、行きつけの喫茶店、ジム、友人宅、飲み屋。いくつかあると良いみたい。公園のドカン、裏山の大木の上、崖の中腹のホラ穴なんてあったらかなりいいですよね。昭和の子供みたいですけど笑。私はといいますと細かくは会社の中にいくつか居場所があります。普通に自分の席。そのほかにいくつか。まず、企画系のいくつかの部署が共用している作業ルームがあるんですがよ

          居場所はいくつかもっていたほうが良い

          【独り言】マーケティングに思うこと

          オチが無い。学びも無い。そんな投稿になりそう。でも、自分にとっては価値がある。リアル日常にいい影響があるはず。それだけ。要は自分のために書く回です。完全に独りよがりな一話が始まります。ただし、ここはnote。ブレストならぬプレストの世界。否定はなくプレイヤーのパフォーマンスストーミングに制限はない。とnote新参の私は感じています。この場所は。だから、好きにしゃべらせていただきます‥ マーケティング。 広告業界にいた頃はマーケティングと聞くとリサーチから始まって現状を整理し

          【独り言】マーケティングに思うこと

          広報と広告の違い

          一字違いなんですけどね。広報と広告って。でも中身はだいぶ違うんですよね。このネタ興味ない方多いと思いますのでご注意ください。「ご注意」って言われても笑。でも、ほんと興味持たれにくいです、普通は。ただ、他社さんの広報にこの話をガッツリやるとまあまあウケます。広報って他社さんの広報とも広報同士リアルで会う機会が多いです。番組なんかの収録、取材関係、会見場、展示会、セミナー、勉強会、ランチ会。ランチ会は曲者です。なんだかよくあります。自社商品を持ってきて食べさせてみたり。新作とか。

          広報と広告の違い

          実務のハナシ。広報の取材案件があとあと知財業務に役立っちゃったりも。

          意外なネーミングが商標登録されることもあります。ある業界では当たり前に使われるような言葉も特許庁の審査官にとっては「新規性」が感じられることもあるのか、なぜか商標登録されてしまうものもあります。他者が意義申立てをする期間があるのですがそれを過ぎてしまうともうどうしようもありません。実は昔そういう状況が実際ありました。ある言葉が登録されたのを知って「えーーっ! なんでこの言葉が登録されてしまったの!? 菓子の世界ではみんなで気楽に使っているようなこの言葉が‥なんてこと‥」という

          実務のハナシ。広報の取材案件があとあと知財業務に役立っちゃったりも。

          お酒と本音

          もともとそんなに酒好きではなかったですねぇ。コロナでなんでも自粛せざるをえない時期に家呑みでもするしかなくて。で、それが案外「いいねぇ」となった派です。深夜に自分でハイボールや焼酎の炭酸割りをこしらえて飲む。録画しておいたテレ東の「午後ロード」なんぞを見ながら。可愛いくらい安上がり笑。ただし、最近はだんだんと会社の人と仕事終わりに飲むケースも増えてきました。新しいチームやプロジェクトも始まったので、まあ最初のうちくらい飲みにでもいこうかねぇということもあってです。そこでちょっ

          新入社員研修

          今年も新入社員研修のカリキュラムがどんどん進んでいます。 うちの会社は本社で約一ヶ月間。人事仕切りでいろんな授業というか講義が行われます。中には社内各部署の紹介の期間が数日間あります。たいてい管理職が自部門の紹介を割当ての70分間で説明。私も自分の部署が会社の中でどういう役割を果たしているのか。ほかの部門とはどう連携しているのか。さらに、広報(PR)、広告(Ad)、知財の実際の仕事についても紹介していきます。広報担当者の一日の仕事例をビジュアルで見せたり、と。 講義終盤に

          エビデンス

          「エビデンス」という言葉を初めて聞いたのは今からたしか25年くらい前です。当時広告制作会社でプロデューサーをやっていた私。打合せ中にクライアントの宣伝部員が発した「エビデンスも忘れないでくださいね」が一瞬なんのことか全然分からなかった(何? エビデンスって??)。その後文脈というか会話の中で(ああ、領収証のことね)と分かったのですが。その打合せの数日後に行われるロケ撮影の際に現地ではいろいろとお金を使います。タレント撮影だったので撮影隊はかなりの人数。「顎足枕(食事代、交通費

          やることリストを作る

          今日やること、明日までにやること、今週中にやること。やらなきゃいけない作業をどんどん書いていくリストのこと。一番使うものはWordでA4、文字は8ポイントでびっしりと。案件名だけの箇条書きもあればちょっと細かいことを補足してあるものも。どの件もだいたい1行。毎日順番を入れ替える。新規は上から書き加え、終われば赤字で「済み」と書く。案件は常に20個くらい並ぶ。終わったら削除。書く時間は朝でも夜でもお昼でも。書きたいときに書く。このリストが一番の大元。次が会社の社内ネットのスケジ

          やることリストを作る

          事業会社の報連相

          広告からメーカーに転職して感じたことの一つが「社内のコミュニケーション量が多いなぁ」だった。部内では誰が何をやっているか、進捗はどうか、予定は? レポートは上がってきたか? チーム内のそれぞれの動きがよく確認されていた。その上で「何か手伝おうか?」「お手すきの人手貸して」から「ちょっと今話せる?」や「すり合わせしておこう」。他部署とも定例の連絡会や部長会始め職制が近しい者同士の会議やら社内の様々なプロジェクトごとの打合せと細かいミーティング等々。業務外でも労働組合はかなり存

          事業会社の報連相

          よく思い出す上司らに共通する点(笑)

          広告業界時代に転職した数は約10社くらい。約20年間で。多いなあ。かなり多い。なにしろ飽きっぽいので。。でパッと思い出す上司。K次長。スタートが9時半の職場だが10時になると「行こうか」と声をかけてくる。近所の喫茶店で一時間。二人でコーヒータイムを過ごすのだ。だらだらと雑談しながら。週に3日くらいは。もちろん次長のおごり。次は別の会社でS部長。金曜の18時くらいになると「出るか」と声をかけてくる。呑みだ。行きつけの飲み屋さんに連れていかれる。月に2、3回。金曜にしか行かない。

          よく思い出す上司らに共通する点(笑)

          「老い」ってなんだろ

          どっちもたぶん今70歳近いと思われるんだけど。グラフィックデザイナーと菓子職人。二人とも男性。30、40代ではバリバリ活躍して50代前半くらいまではその勢いで活躍。50代後半になり60近くなりこちらとしては「安定感はあるけどそれ以上のものはとくにはないなあ」と折りに付け感じるようになってきていた。二人とも若い頃は賞を獲ったり大きな案件でいい仕事したり。そうだったのに60過ぎくらいからか衰えが見え始めていた。勘がイイ人や良く見ている人やごく身近にいる人や、そういう人らの中から年

          「老い」ってなんだろ

          組織変更

          うちの会社は今年の春かなり組織が変わるんです。部署名もだいぶ変更になるし人も相当シャッフルされる。メインは営業部門。若干企画部門。それと、マーケティング部門。営業部員たちは陰で、いや陰だけじゃなくてややオモテでも不平や不満、そしてそれ以上に不安を口にしている。ただずいぶん前から説明もされているし話し合いもされてきたし、今となってはもう「やらざるをえないよね」の段階。けど、対外的には担当者が代わってしまうことはあるけれど会社同士の付き合いはなんら変わらない。今まで通り。内部はて