菓子屋の広報

業種:菓子製造及び販売 ※飲食事業部門あり 場所:東京都 実務を通して得た広報と広告、…

菓子屋の広報

業種:菓子製造及び販売 ※飲食事業部門あり 場所:東京都 実務を通して得た広報と広告、知財のことを話していこうと思っています。

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自己紹介です

会社員ですがもう少しで定年です。製菓会社の部長。管轄は「広報」「広告」「ブランド管理」「知財管理」。30代後半まで広告業界にお世話になっていて業界内での転職は多数(しょうもない話がたくさんあります)。今の会社に入ってからは20年くらい動いていません。子供ができて「もうこれからはフラフラと自分勝手な転職はできないなあ」と思ったからです。とは言っていますが実はそれだけではありません。広告業界はスペシャリストの世界。事業会社のマネージャーはゼネラリスト傾向。落ち着きのない私はどちら

    • 実務のハナシ。広報の取材案件があとあと知財業務に役立っちゃったりも。

      意外なネーミングが商標登録されることもあります。ある業界では当たり前に使われるような言葉も特許庁の審査官にとっては「新規性」が感じられることもあるのか、なぜか商標登録されてしまうものもあります。他者が意義申立てをする期間があるのですがそれを過ぎてしまうともうどうしようもありません。実は昔そういう状況が実際ありました。ある言葉が登録されたのを知って「えーーっ! なんでこの言葉が登録されてしまったの!? 菓子の世界ではみんなで気楽に使っているようなこの言葉が‥なんてこと‥」という

      • お酒と本音

        もともとそんなに酒好きではなかったですねぇ。コロナでなんでも自粛せざるをえない時期に家呑みでもするしかなくて。で、それが案外「いいねぇ」となった派です。深夜に自分でハイボールや焼酎の炭酸割りをこしらえて飲む。録画しておいたテレ東の「午後ロード」なんぞを見ながら。可愛いくらい安上がり笑。ただし、最近はだんだんと会社の人と仕事終わりに飲むケースも増えてきました。新しいチームやプロジェクトも始まったので、まあ最初のうちくらい飲みにでもいこうかねぇということもあってです。そこでちょっ

        • 新入社員研修

          今年も新入社員研修のカリキュラムがどんどん進んでいます。 うちの会社は本社で約一ヶ月間。人事仕切りでいろんな授業というか講義が行われます。中には社内各部署の紹介の期間が数日間あります。たいてい管理職が自部門の紹介を割当ての70分間で説明。私も自分の部署が会社の中でどういう役割を果たしているのか。ほかの部門とはどう連携しているのか。さらに、広報(PR)、広告(Ad)、知財の実際の仕事についても紹介していきます。広報担当者の一日の仕事例をビジュアルで見せたり、と。 講義終盤に

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        自己紹介です

          エビデンス

          「エビデンス」という言葉を初めて聞いたのは今からたしか25年くらい前です。当時広告制作会社でプロデューサーをやっていた私。打合せ中にクライアントの宣伝部員が発した「エビデンスも忘れないでくださいね」が一瞬なんのことか全然分からなかった(何? エビデンスって??)。その後文脈というか会話の中で(ああ、領収証のことね)と分かったのですが。その打合せの数日後に行われるロケ撮影の際に現地ではいろいろとお金を使います。タレント撮影だったので撮影隊はかなりの人数。「顎足枕(食事代、交通費

          やることリストを作る

          今日やること、明日までにやること、今週中にやること。やらなきゃいけない作業をどんどん書いていくリストのこと。一番使うものはWordでA4、文字は8ポイントでびっしりと。案件名だけの箇条書きもあればちょっと細かいことを補足してあるものも。どの件もだいたい1行。毎日順番を入れ替える。新規は上から書き加え、終われば赤字で「済み」と書く。案件は常に20個くらい並ぶ。終わったら削除。書く時間は朝でも夜でもお昼でも。書きたいときに書く。このリストが一番の大元。次が会社の社内ネットのスケジ

          やることリストを作る

          事業会社の報連相

          広告からメーカーに転職して感じたことの一つが「社内のコミュニケーション量が多いなぁ」だった。部内では誰が何をやっているか、進捗はどうか、予定は? レポートは上がってきたか? チーム内のそれぞれの動きがよく確認されていた。その上で「何か手伝おうか?」「お手すきの人手貸して」から「ちょっと今話せる?」や「すり合わせしておこう」。他部署とも定例の連絡会や部長会始め職制が近しい者同士の会議やら社内の様々なプロジェクトごとの打合せと細かいミーティング等々。業務外でも労働組合はかなり存

          事業会社の報連相

          よく思い出す上司らに共通する点(笑)

          広告業界時代に転職した数は約10社くらい。約20年間で。多いなあ。かなり多い。なにしろ飽きっぽいので。。でパッと思い出す上司。K次長。スタートが9時半の職場だが10時になると「行こうか」と声をかけてくる。近所の喫茶店で一時間。二人でコーヒータイムを過ごすのだ。だらだらと雑談しながら。週に3日くらいは。もちろん次長のおごり。次は別の会社でS部長。金曜の18時くらいになると「出るか」と声をかけてくる。呑みだ。行きつけの飲み屋さんに連れていかれる。月に2、3回。金曜にしか行かない。

          よく思い出す上司らに共通する点(笑)

          「老い」ってなんだろ

          どっちもたぶん今70歳近いと思われるんだけど。グラフィックデザイナーと菓子職人。二人とも男性。30、40代ではバリバリ活躍して50代前半くらいまではその勢いで活躍。50代後半になり60近くなりこちらとしては「安定感はあるけどそれ以上のものはとくにはないなあ」と折りに付け感じるようになってきていた。二人とも若い頃は賞を獲ったり大きな案件でいい仕事したり。そうだったのに60過ぎくらいからか衰えが見え始めていた。勘がイイ人や良く見ている人やごく身近にいる人や、そういう人らの中から年

          「老い」ってなんだろ

          組織変更

          うちの会社は今年の春かなり組織が変わるんです。部署名もだいぶ変更になるし人も相当シャッフルされる。メインは営業部門。若干企画部門。それと、マーケティング部門。営業部員たちは陰で、いや陰だけじゃなくてややオモテでも不平や不満、そしてそれ以上に不安を口にしている。ただずいぶん前から説明もされているし話し合いもされてきたし、今となってはもう「やらざるをえないよね」の段階。けど、対外的には担当者が代わってしまうことはあるけれど会社同士の付き合いはなんら変わらない。今まで通り。内部はて

          そのうち「テキスト」で書くねた。。年上の新しい部下への接し方について。今、菓子メーカーで部長をしているのですが春から他部署の元部長が部下としてうちの部署にやってきます。この人との付き合い方を少しずつ書いていくのも面白そうかななんて思っています。#年上の部下

          そのうち「テキスト」で書くねた。。年上の新しい部下への接し方について。今、菓子メーカーで部長をしているのですが春から他部署の元部長が部下としてうちの部署にやってきます。この人との付き合い方を少しずつ書いていくのも面白そうかななんて思っています。#年上の部下

          プロ

          ツイッター 「今日はなかなかしんどい一日だったな。小さいトラブルもいくつかあったし。雪の影響で全体のリズムが巻き巻き過ぎて普段とはちょっとずつ違ってた。それでもなんとかそこそこにこなした。悪いときは悪いときなりになんとか見られるところまでもっていく。その感じは大事だと思っています」 コレ私の大好物の考え方でして。悪いときは悪いときなりになんとか見られるところまでもっていく。こういうのっていかにもプロらしいなと思っています。調子いいときに好成績あげるのは意外にアマもあると思い

          職種というか仕事の役割でPMと言ったら何が浮かびます? 今は「プロジェクトマネージャー」って答える人が多いんですかね。メーカーでは「プロダクトマネージャー」って答える人も多そう。私は元広告屋さんなので「プロダクションマネージャー」しか考えたくありません笑。

          職種というか仕事の役割でPMと言ったら何が浮かびます? 今は「プロジェクトマネージャー」って答える人が多いんですかね。メーカーでは「プロダクトマネージャー」って答える人も多そう。私は元広告屋さんなので「プロダクションマネージャー」しか考えたくありません笑。

          こだわりの~

          広告もそうだしちょっとした販促物、たとえばカタログ、リーフレット、POP、POPは細かく言うと広告ですが(Point of purchase)、他にもチラシ、ショーカード、とにかくいろいろ。商品を紹介する文でよく使う言葉として「こだわり」がありました。「こだわりの味」とか「素材にこだわって」とか。真面目でひたむきな感じがする良い言葉だし文章の中でもアレンジが利いて便利だし。ほんとよく使ってたなあと思います。最後に使ったのはいつだったかな?? 今は全然使ってないことに気付きまし

          こだわりの~

          値上げ

          うちの会社は営業部が大きく分けて四つあります。販売チャネル別なんですが、流通、百貨店、交通(空港、駅、サービスエリアなど)、法人、と。この前、法人セクションの営業課長が商品の値上げの話をしにお客さんのところに行ってました。先方へ出向き商品の価格を上げざるを得ない現状を説明してくる。普段はわりと呑気そうな顔をしている人なんですが、このときはおそらくしっかりやってきたはず。商品の取引き価格を上げるというのはかなり大事な仕事なので。 でも、値上げしなくちゃキビシイんですという根拠

          テレビのプロデューサーと広告制作のムービーのプロデューサーとグラッフィックのプロデューサーはそれぞれちょっとずつ違う。広告プロダクションの営業と広告プロダクションのプロデューサーもやってることはほとんどおんなじなんだけどやっぱり少し違う。

          テレビのプロデューサーと広告制作のムービーのプロデューサーとグラッフィックのプロデューサーはそれぞれちょっとずつ違う。広告プロダクションの営業と広告プロダクションのプロデューサーもやってることはほとんどおんなじなんだけどやっぱり少し違う。