見出し画像

世界の舞台を経験して!【立正大淞南ライフル射撃部】

今日の第1学期終業式の前に、射撃部鎌田耀平くん(3年)のISSFジュニア世界選手権大会出場報告会を行ないました。


事前合宿練習


鎌田くんは、7月4日(火)に松江を出発し、7月13日(木)まで、埼玉県朝霞市にある自衛隊体育学校東京都北区西が丘にあるナショナルトレーニングセンターにて事前合宿を行ない世界選手権大会に向けて調整をしました。

7月14日(金)成田から韓国釜山空港に入り、昌原(チャンウォン)国際射撃場に到着しました。

7月15日(土)は公開練習日で、初めて国際会場で練習をしました。世界各国から出場選手も集まってきていて、緊張感のある中で集中した練習ができました。

エアピストル60発競技に出場


7月16日(日)にエアピストル60発競技が行なわれ、鎌田くんは出場しました。

エアピストル競技は10発の射撃が1シリーズと数えられ、第1シリーズ〜第6シリーズの60発の600点満点で行なわれます。

常に10m先にある肉眼では見えない小さな10点の的に当て続けなければなりません。

数字がない中央の黒い◎が10点、その外の◯が9点

国際大会では競技結果がライブでネットに公開されていきます。
鎌田くんは、第1シリーズ91点、第2シリーズ95点、第3シリーズ93点、第4シリーズ96点、第5シリーズ91点、第3シリーズ93点、合計559点と自己最高得点に迫る得点で65名中50位と健闘しました。

今回の第1位は中国の選手で585点。たった26点の中に50人がいます。
7点や8点を少しでも出してしまうと大きく順位が後退する繊細な競技ということが分かります。


日本人トップとなる最高点をマーク


銃刀法の関係があり、エアピストル日本国内で500丁に限られています。
そしてそのほとんどが自衛隊員と警察官が所持しています。
エアピストルは公安委員会の規定により射場より持ち出すことはできません。

一般の高校生でエアピストルの所持を許可されている選手は少なく、その中で国際大会に出場するのは快挙です!
今回のISSFジュニア世界選手権大会には、日本から鎌田くんを含め2名の選手が出場しました。その中で日本人トップの成績をマークすることができました。

国際大会にもかかわらず落ち着いて競技に集中でき、普段通りの成績が出せたことは、これからの競技人生のおいても大きな自信につながったと思います。


男女混合ミックスにも出場


7月17日(月)には、高知県土佐女子高校の女子選手と共に男女混合ミックスに出場しました。結果は561点で34チーム中23位でした。

今回、鎌田くん立正大淞南から世界に向けての扉を開いてくれました。
これからも世界大会を目指す選手が次々と出てきてほしいと思います。

そして将来、立正大淞南射撃部の生徒や卒業生の中から、世界選手権でファイナル(8位以内)に残り、メダルを獲得する日を願っています。

顧問の木原一也先生は、今回の鎌田くんの世界大会出場について、次のようにコメントしています。

本校初の日本代表選手として世界の舞台でよくがんばったと思います。平常心で楽しんでいる姿が良かったです。鎌田くんは卒業後も射撃を続けることを決意しています。世界一を目指してこれからも応援していきたいと思います。

皆さまへ
応援ありがとうございました。皆さまのご支援ご声援により無事に初の国際大会出場を終えることができました。
この貴重な経験を活かし、また次の大会に向けて新たな挑戦をしてトレーニングに励んでいきたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします。

ライフル射撃部顧問 木原一也先生のことば


ライフル射撃部を応援しよう!


射撃部は7月26日(水)
から広島つつがライフル射撃場で開催される第1回全日本高校生ピストル射撃競技選手権大会、第61回全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会に鎌田くんはじめ8人の選手が出場します。
また8月には国体出場をかけて中国ブロック大会5人の選手が出場します。

先輩から受け継がれてきた射撃部の伝統を大切にし、日々集中力を養って、日本一、世界一を目指してがんばっていきます!
応援よろしくお願いします!

<ライフル射撃部公式Facebookはこちら⏬>

<立正大淞南公式ホームページはこちら⏬>

<立正大淞南公式Facebookはこちら⏬>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?