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大阪文学フリマ奮闘記ー二度目の出店ー

 今月の10日にあった大阪文フリにポッカ二号館として出店してきました。今年の京都での開催ではじめて出店したのでコレで2回目になります。前回は大学のサークルとして出たのですが、今回は独立して初。メンバーも変わりました。かなりのドキドキとわくわく、スリル。

会場へまいろう

 僕は兵庫県に住んでいるので、大阪へは西から向かいました。三宮で阪急に乗り換えて大阪へ。京都にはよく遊びに行くのですが、大阪は乗り換えか居眠りくらいでしか降りないので緊張しました。。。
 阪急梅田駅に到着したら、地下やら地上やらを行ったり来たりして地下鉄谷町線の東梅田駅へ。思い出すだけで頭が痛くなりそうなほど、駅が複雑で混乱しました。梅田じゃなくて東梅田からの出発です、ややこし。。。
 地下鉄は二駅ほど、天満橋駅で降ります。ommビルと駅が繋がっていたので分かりやすかったです。スムーズに入場の列にならべました。でっかいキャリーバッグとか二輪キャリーをひいてる人がいっぱいいました。この人たちも出店するのかなと思うと心強かった。

設営のようす

 列に15分ほど並んで開場を待ちました。だいぶ早め早めでつくように家を出たけど、もうちょっと余裕をもって出てもいいかも。出店者は10時ぐらいから入場できるのですが、9時半ぐらいに到着しちゃいました。エアコンは効いてたけど人の熱気で結構暑かったです。
 入場したらすぐに自サークルのブースを確認して、新刊を詰め込んだビニールバッグをもそもそ。こんな感じで設営出来ました。↓

敷いているのはお気に入りのカンガ、東西アフリカで広く使われているテキスタイルです。
キテンゲとか言う姉妹分もあります。

 黄色が映えますね。いい味出してる。百均で買ったブックスタンドやらくらいしか使ってないんですけど何とかなりました。でもやっぱりのぼりとかマガジンラックみたいなのも欲しいかも。これは次回への反省ですね。

必死の営業活動

 やっぱり自作は読んでもらいたいし、そのためには買ってもらうのが一番じゃないですか。だからどんどん道行く人に声をかけました。何を思ったのかsnsでの宣伝をなにひとつしなかったので、既存のファンはあてにできません。すべて初めての人に向けて売らねばなりません。
 僕が各人に向けてどんな営業トークをしたかは秘密です。結果だけ言うと今回はけっこうというか普通に快挙でした。二人で43冊売れました。うれしい。前回の京都が椅子にぼーっと座って13冊だったことを思うとすごいですよこれは、大躍進。

文学フリマの熱と光

 もともと、僕が小説を書くのは自分のためです。書けばかくほど、物語を進めるにつれて心の中のしこりが取れて体が軽くなっていく。そんなだけのつもりだったのですが、自作を発表してみるとこれが中々評判が良くて、「読むと楽になる」とありがたい感想がありました。そうか楽になるんかと。作品を発表せず書いている自分だけが楽になるには、もったいない感情の代謝なんだなと思いました。ネットでちょくちょく自作を発表するようになりました、それから。でも何かが足りないんですよね、やっぱり作品は直接手に取ってもらいたい。
 そんな気持ちを叶えてくれるのが文学フリマでした。それにとにかく人の多さと熱気!それぞれの動機でこれだけの人が作品を持ち寄っているのかと思うと、胸が躍りました。手ぬぐいとか売ってる人もいて飛び上がるほど面白かった。本当にいい機会、作品作りは内向的になりがちだし、ネット上での発表も水を切るようなもんだし、創作活動に文学フリマみたいな場は欠かせないのかも。

 「次回(京都)の出店の下見に」ということで、会場に足を運ぶ人がたくさんいました。こういうイベントが気になるけど、場所代がかかるし売れないかもしれないしで、決心しきれない人もあるかもしれないですけど思いたったらやるのが吉ですよ。直接手に取ってもらうのは、独特の達成感があって創作の糧になりますから。

創作よもやま話

 自作を売っていると、自分の看板キャラができてきます。これは嬉しいことなんですけど、ちょっと口を曲げたくもなる。贅沢な悩みだけども、全く新しい物語をはじめたいときにためらうというか、どうせ同じ手間をかけるのだったら人気な方を優先するのが人のためなんじゃないかというか。。。
 自作に涼子さんって言う人がいて、この人を短く説明するとはロト7当てて実家から神戸に引っ越して諸々人生をやり直していく話です。涼子さんのこと大好きなのでこの人の愛しいエピソードなんか無限に思いつけるのだけど、違うお話もはじめたい。一応まったく新しいのは2つ考えていて、瀬戸芸のこえび隊のお話と高松屋島のお話があるんだけど、どうしようかどれから進めようか。地元が香川なので香川の魅力をたっぷり詰め込んだお話を至急完成させたい気持ちはやまやまなんだけど。
 もっというとみんこちゃんって言う面白い人もその人のことも書きたい。この人のことは涼子さんに繋がるのでちょっとお得かも。まあいいか、次まで時間はあるからぼちぼちやっていこう。

 ということでみんなも創作がんばってください。それと僕の自作も買ってください。さようなら。



↓既刊です。大学生の頃かきました。涼子さんがたっぷり

↓新刊です。こっちは涼子さんオンリー

↓これは日記


↓だいぶ前に書いた自作達。無料で読める



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