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この世の中が繊細さのない代わりに

ここ2、3年のわたしは、人生の中でいちばん作品に触れている。

映画、アニメ、音楽、絵、書籍、などなど、、、、、


その中で見つけた好きな言葉。

この世の中は繊細さのないところだよ。
でも、ごくたまに君をわかってくれる人はいる。
わかってくれるような気がするものを見ることもある。
ハケンアニメ

これは、最近見たハケンアニメという映画のセリフ。
アニメ制作の裏側のバトルを通して、それぞれの熱意やプライドや葛藤を覗き見ることができる内容である。
(アニメが好きなら一回見てほしいし、そうじゃなくても何かに感銘を受けた経験がある人にはきっと共感するはずだから見てほしい…)

ほんとにこの世の中って思った以上に、荒い場所だと思う。

いつのまにかいじめの標的になることもあるし
一生懸命頑張ってるのに、理不尽に怒られて何もかも嫌になるし
人に優しくしても、冷たく返されることはあるし
生きているだけで、お金の心配はついて回るし
好きだったのに、いつの間にか裏切られる結果になることもあるし
隣を見たら自分より格上だと感じて、自分が情けなくなってくるし

繊細で、ふんわりとした絵本のような世界に行けたらどんなにいいことか…

でも、どんなに願っても、ドラえもんのもしもボックスがない限り、悲しいけれどこの世界は変わらない。


だからこそ、味方の存在ってすごい大事だと思う。

それは実際に身近に会える人とは限らない。
むしろ、今近くにいるなら、すごい奇跡だからこれかも大事にしなければならない。

流動的な人間関係の中で生きる私たちは、味方=人間なんて逆に私はそっちのほうが少数派な気がしてる。

自分の味方は、世界中のどこかにいる"何か"だと思う。

たとえば私を何度も救ってくれるのは、SUPER  BEAVERというバンド。
彼らの作る楽曲は、どの楽曲も歌詞の真っ直ぐさと純度が高くて、心に響く。
日本語の美しさも、とっても尊敬している。
難しい言葉は何も使わずに、ただストレートに心に届いてきて、悩みも後悔も全て一緒に向き合ってくれる。
彼らがいなかったら、私の暗闇はずっと続いてたと言っても過言ではない。
私も彼らのように、人に届くような言葉と誠実な姿勢で生きていきたい。


“何か"は、他人に貶されても自分にだけ味方であれば十分。
世界中のどこかに味方がいるって思ったら、味方探しの毎日はたのしいよなぁ。
それが原動力になるだろうし。


コロナ禍で文化というものが一時的に停止した瞬間があった。
ライブも開演できないし、映画も上映が見送りになったりした時。
あの時の心細さは、結構じわじわと迫ってくるものがあった。

だからこそ、今気になるものは、すぐに会いに行ったり、触れてみたい。
人にオススメされたものは、まずは一回調べて近づいてみる。
そうするとやっぱり世界が広がって楽しいんだよね〜!!!
今年もたくさん味方探しするぞ〜〜〜!!! 

いつかはわたしも誰かの栄養になれるようなものを作りたいなぁ。



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