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もうひとりの自分は泣いていた~マジキャリ面談1回目~


12月末、転職したいと思ったぽてまろは1月から転職活動を開始させました。

そして、

いくつかの転職サイト、転職エージェントさんで情報収集をする中で


"マジキャリ"

と出会いました。


1.マジキャリ初回面談と訪れた変化

そもそも"マジキャリ"って?

マジキャリは転職を前提としないキャリアコーチングです
現職に残る選択・転職する選択のどちらが自分に合っているかも踏まえて、あなたに最適なキャリアを判断することもできます
キャリアに関する専属トレーナーが本気でサポートする有料キャリアコーチング!「徹底した自己分析」「キャリアデザイン」「転職相談」などを表面的ではなく、あなたの過去や現在の棚卸しから探していきます。


"  "その人だけ"の人生設計を一緒に考え

"どのようなキャリアプランを歩んでいくのがいいのか"

プロのキャリアアドバイザーさんと一緒に見つけていく "

「本気で自分を変えたい、自己実現をしたい」と思う人を支える、そんなサービスです。


ぽてまろは、1月25日に無料相談を受けたのですが

初回の面談だけで

"なぜ自分が今の会社で働きたいと思ったのか"

"なぜ自分が今の会社を辞め、転職をしたいと思っているか"

一見正反対のこの2つの理由が、


空っぽな自分を埋められる"何か"があると思ったから


という見えない"イコール"で繋がっていることが分かりました。


これだけで\えー!/という驚きと感動が止まらず

本格的にキャリアコーチングを受けようと思ったのですが、

ちょうど次の日26日に現在勤めている会社の社長と面談する機会があり、

・システムの事に興味が湧いているのでエンジニア転職をしようと悩んでいたこと

・しかし、空っぽな自分を埋めるために退職&転職したいという真実が判明してしまったからどうすればいいか分からないこと

・そもそもこんな情緒不安定で色んな人に迷惑をかけてしまう自分は、社会人に向いていないから正社員をあきらめるべきではないかと思っていること


全てをお話ししたところ、クビを言い渡されるどころか

「せっかくシステムの事勉強してるなら、新しいところでやるんじゃなくてうちで実践すればいいじゃん」

と、会社の中でシステムの事をやらせて頂けることになりました。

"無料面談の1日だけでこんなにも変化が起こるなんて…

本格受けたときの私どうなっちゃうんだろう?!?!?!”

こう思った私は、マジキャリ【1ヶ月の自己分析+キャリア設計コース】を受けることを決意しました。


2.そして始まったマジキャリ1回目(2021年2月8日15時)

まず初回の事前課題として

①自分の人生を8項目に分けたときの各点数と理由

②年齢ごとのポジティブ&ネガティブな思い出(と理由)

の書き出しがありました。

書いてみたのですが…我ながら中々に影を感じる記述の数々(゜_゜)

(自分でこいつ大丈夫か…と不安になったよね('ω')ガクブル)

\隠してもしゃーない!(*‘∀‘)/とそのまま提出し、当日を迎えました。

(担当の佐藤さんごめんなさい)


2-1.仕事とキャリア

上記に書いた出来事もあり、8点を付けていました。

あと2点付けられなかったのは、

①今は楽しいけど、数年後のビジョンや能力があるわけではないからこれから先どうなるか分からなくて不安

②"私が"役に立っている実感がない(労働力にはなっていると思うけど、一人の人としてお役に立てている実感がない)

という理由があると深堀をして頂いたことで見えてきました。

2-2.お金と経済

付けた点数は7点!

あと3点は、"自分で稼いでいる実感がないから"

稼いでいるというよりも会社から頂いているという感覚があるから、今の会社で働けなくなったら私どうなるんだろう…と不安なんですよね。

2-3.健康

思い切り突っ込みが入った"健康"の項目。

10点満点中5点を付けたのですが、たぶん見逃せなかったのは理由の部分。

"健康診断で引っかかっているけど中々病院に行けていないので…"

現実的に数値として悪いところが出ている、そして病院で検査してとも言われている。

自覚したうえで私は無視していたんです。

放っておけばどうなるかも分かっているんです。

「行くのがめんどくさいんですよね~ハハハ」と始めは説明しましたが、

佐藤さんに突っ込まれて出てきた心の声は

"だって、お金かかるじゃん…?"

でした。

また続けて

「放っておいて倒れたとき周りの人は心配するよ?」

と言われたとき、

私は「心配する?意味が分からない…なんで私が病気になったところで心配なんてするの?迷惑なだけでしょ」

と"はてな"が止まりませんでした。

佐藤さん「お母さんは心配しない?お姉ちゃんもそう思うと思うの?」

こう言われても私はどうしても"心配"という言葉を当てはめることが出来ませんでした。

だって、私って迷惑じゃん?

迷惑だから役に立ってないといけないじゃん?

心配される?あり得ないよ…心配されたことなくない?え、分かんない…

自分から返ってくる言葉は

「分からない」

でもこの時からずっと涙が止まりませんでした。

何でわたしこんなに泣いているんだろう?


「ねえぽてまろさん、自分のこと好き?」


3.スキもキライも分からない。けど、みじめで哀れだと思う

(好き…?好き?…好きって?え、分かんない?え、好きって何?どうしたら好きって言っていいの?別に絶対嫌いでもないし、というか好きって何よ?え?)

佐藤さんの質問にうまく答えることが出来ず、

「え、、、と、、うーん、、、」とうなることしか出来ませんでした。


「、、、あっでも、

「みじめで哀れな奴だなぁと思いますハハハ」

佐「ぽてまろさんは、自分の事みじめで哀れだとおもってるんだね」

自分で言ったことなのに、何故だかすごく悲しくなりました。


ワタシ、何でこんなに、、、なんで、、、

私、頑張って生きてきたのに何で、、、


「もう、自分をイジメるのやめなよ。ぽてまろさんずっともう傷ついてる。傷だらけでボロボロで血だらけ。もうやめてあげて」

「無理して笑わなくていいんだよ」

ぽてまろには癖があります

よく笑うんです。ハハハって。無意識で笑っちゃうんです。

自分を落として笑うんですよ。

だって、自分を落とさないと調子に乗ってると思われる。

私が普通でいると人を馬鹿にしてしまう、生意気なやつになってしまう。

ぶりっこ、媚を売っていることになってしまう。

自分を守るために思いっきり落とすんです。

だって自分を落とせば人を上げられるでしょ?

でも、ただ落とすだけじゃだめ。笑わないと。

みんな真顔になるから。"え?"って顔するから。

真顔は苦手。怖い。ねえ、笑って。


ぽてまろ実は何回か人間関係で屈折をしているんですよ。

だからかな。いつからか、気づいたときには自分をイジメて、否定して、自虐して笑って繕うことでしか生きていけなくなっていました。

じゃないと、自分を保っていけなかった。笑っていられなかった。

笑わなきゃいけない。元気でいなくちゃ。へこたれちゃいけない。苦しいなんて言っちゃいけない。だって、全部私が悪いんだから


佐「ぽてまろさん、わたしね、人って永遠に"ふたりぼっち"だと思うんだ」

「…?"ふたりぼっち"ですか?」

佐「そう、目の前にいる自分と"その自分を支えるもうひとりの自分"のふたりぼっち。

でも、ぽてまろさん、自分をずっと攻撃し続けてるからもうひとりのぽてまろさんずっと泣いてるの。

ぽてまろさんは自分を優しくすることが絶望的に下手。どこかで自分を愛することを落っことしてきちゃったんだろうね」

こう言ってもらっても

むしろ私は我儘で甘えん坊、自己中なやつなんじゃないか…だからもっと厳しくしなきゃいけないんじゃないかと反射的に思ってしまいました。


佐「トラウマだね」

トラウマなんてもう無い!!!と言いたかった。けど言えませんでした。

だって図星だったから。

摂食障害になったから人一倍心のことを勉強して行動してきた。

トラウマを克服して元気になったつもりだった。

それなのに、トラウマが根深く残っている自分をわたしは許せなかったんです。見たくなかった。

もう振り回されてたまるもんか、と。

でも、現実は?

トラウマに振り回されまいと自分をイジメることでトラウマに振り回されながらも振り回されていないように装っているだけでした。

あはは、なんて不器用なワタシ。本当に手がかかるなあ。


4.自分と仲良くなるための習慣リスト

キャリア設計のためのキャリアコーチング。

でもぽてまろはその前の段階のコーチングからスタートしていくことになりました。

「ぽてまろさんはまず自分と仲良くなることから!大丈夫!自分と仲良くなったら自然とキャリアも人生設計も見えてくるから。すべては繋がっているんだよ」

初回の面談だけであんなにも変えてくださった佐藤さんの力強いお言葉だから信じることが出来ました。

まさに"急がば回れ"ですね。

↓↓佐藤さんと一緒に作ったリストがこちらです↓↓

☆自分と仲良くなるための習慣リスト☆
1)病院
 └今日、明日電話してみる
2)風呂に入らずこたつで寝てしまうこと
 └毎日:布団で寝る→佐藤さんに報告する
 └休みの前日:必ずお風呂に入って布団に入って寝る。朝幸せを享受する。→佐藤さんに報告する
3)お菓子作り
 └週一で作りたい。
 └明日早速、作る。

「私の報告なんて迷惑じゃないですか?!」

と不安に思って聞いたのですが、

佐「何で?!見るだけじゃん?!逆にぽてまろさんがその立場だったらどう思う?」

「え?嬉しいから全然送りなよ!!!逆に何で遠慮するの?!見るだけじゃんって思いますかね」

佐「そういうことだよ!(笑)」

というギャグコントになりました。(笑)

反射的に、

自分のことに関して時間を割いてもらうこと(特にプライベートの内容や相手にとって何の有益性も担保されていないもの)=迷惑になる

という考えに陥ってしまっているみたいです(´_ゝ`)アラー

だから社会人の常識の報連相(特に相談)が苦手なのか…なるほど。

また、週1のお菓子作りを実行リストに上げる際に

*自分の好きなことをやること=贅沢、我儘だ

*仕事しなくていいの?大丈夫?と思っている

*お菓子作り=媚びている、ぶりっ子だと思われる

*作ったお菓子を職場の人に配る=怖い、絶対無理と思ってしまっている

➡男性のいる女の集団が怖い(トラウマ)

というぽてまろの方程式が見えてきました。

他にも、

過去パティシエになりたいと思ったことがあるが、「ケーキ屋さんって太るらしいよ」という言葉を聞いて断念&その言葉から、

お菓子=太る➡お菓子を作って振る舞う=人を太らせる➡私がやりたいことをする、好意を与えると人を不健康にさせる

➡お菓子作りは"悪"、頼まれていないのに人に与えることは"悪(迷惑)"

私の好意は"悪"

だからお菓子を作るなら私が全部食べなきゃいけない(与えてはいけない)

とまで思っていたことにも気づきました。

(歌うことも好きでよく友達とカラオケに行っていたのですが、"歌い方が気持ち悪い""歌う時にクセがある"と言われてしまってから人前で歌うことが怖くなったことも思い出しました。だからヒトカラは好きだけど、人とのカラオケが今は苦手です)

5.1回目を経て分かったことと小さな決意

過去の自分を振り返ること、過去の自分と今の自分と比べたときに変わった行動を見ると、
自分が何を考え、何を恐れ、制限をしているか、反対に自分に課しているかが見えてくるものですね。

きっと多くの人はここから

自分の好きなモノややりたいこと、なりたい姿が見えてくるのですが

ぽてまろは"贅沢だ!!!"と自分を否定することしかしていなかったので

まだ見せてくれないみたいです。ぴえん。

でも、分かったことがたくさんありました。

・人は自分を心配するはずがないと思っていること
・無意識に自分を下げて笑ってしまうこと(反射)
・男の人がいる女性集団が怖いこと
・人は裏切るものだと思っていること。そしてそれに対してしょうがないと諦めてしまったこと。
・自分の為に人に時間を割いてもらうこと=迷惑だと思われると思っていること。だから報連相が苦手
・自分が好きなことをやる(人にとって有益ではない)=害であり、やってはいけないと思っている。だから好きなことややりたいことが思いつかない状態であるということ。
・人に与えること=媚を売っている、ぶりっ子だと思われるからしたくない
・人に頼まれること=有益なことだからやることに対して厭わないということ
・役に立たないと生きてはいけないと思っていること
・自分が役に立っていないとお金を貰ってはいけないと思っていること
・自分は空っぽだと思っていること
・人から好かれたい、可愛がられたいけど、好かれると陰口言われる、イジメられると思っているから人に好かれる、可愛がられる行動をしたくないと思っている
・普通に(ありのままで)生きることで人に媚びている、ぶりっ子だと言われることが怖い。だからできない。
・体型もそのまま(細い体型)でいたときに人に"あいつ自慢してくる"と言われた過去、ストレスで太った時に姉に太ももやあごやお腹の写真を撮られバカにされた過去を思い出し未だにどちらの体型の自分も許せないでいる

きっと膿のようにこれからもいっぱい出てくるんだろうなあ…

そしてそのたびティッシュの山とぱんぱんに腫れた翌日のワタシに出会うのでしょう。(笑)


こうして過去の自分を思い出して、

涙を流して

辛いことも苦しいこともワタシが受け入れることができたら、

わたしを幸せにすることができたら、

きっと

最高で最強のふたりぼっちになれるかな。


トラウマをトラウマと認めること

トラウマをまだ離せないでいる自分がいることを認めること。

そして、

"過去の自分が好きだったであろうこと"

"幸せだと思えていた、自分のことが好きだった頃の自分の行動"

をやってみるところから頑張ります。


ゆるゆるすぎて大丈夫か…?と不安になるくらいぽてまろにとって

幸せ&最高でしかないリスト、習慣にしちゃうぞ!



佐藤さんの優しさと愛が溢れたこのギフト。きっとまた、ぽてまろ変化しちゃうんだろうなあ。

この1か月間で絶対わたしを幸せにするぞ☺




ー番外編ー

何故病院に行きたくない?その裏側は?どんな意味付けをしている?

病院に行きたくない➡病気だと診断されたくない➡"治療"をしたくない

➡治療=食事制限が嫌➡食事のメニューが限定されるから

➡母の用意してくれる料理が食べられなくなる、母が買ってきてくれる食べ物を食べられなくなる➡母の好意を断らなければいけなくなる=あなたのせいで私は不健康になったと言ってるみたいになってしまう

➡面倒、我儘だと思われることも嫌だけど何よりも母のせいじゃないのに母のせいにしてるみたいになってしまう…

放っておいて、悪化したら"放っておいた自分のせい"にできるし、わたしはあまり長生きしたいと思ってないしそっちの方がいいや

"不健康を自分のせいにしたい"という思いもあるのかも…


(いいから、病院に行け☺)


ぽてまろ




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