Akira Koike

北海道で野生動物や風景を撮影しています。バイクで日本一周やキャンピングカーでアメリカ横…

Akira Koike

北海道で野生動物や風景を撮影しています。バイクで日本一周やキャンピングカーでアメリカ横断などをしてきました。

マガジン

  • 僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ

最近の記事

話題の田舎暮らしチャンネルへの私見

書くかどうか本当に悩んだのだけれど、自分の中でモヤモヤとした気持ちを溜め込んでおくのは嫌なのでイヤなので書く事にする。 もしかすると時系列がおかしかったりする可能性もあることを、あらかじめ記しておく。 あまり気持ちの良い話題ではないので、そういう文章が苦手な方は、ここでそっとブラウザを閉じてほしい。 数年前、登録者数20万人を超えるYoutubeチャンネルがあった。 事業に失敗し、家も貯金も何もかもを失った貧困女性が、北海道のとある村に1人で移住し、美しい自然と田舎暮らし

    • 日本の銭湯文化から地域コミュニティを考える

      今月末で閉店する銭湯へ行ってきた。通い慣れ、入り慣れた場所がなくなるのはとても寂しいものだ。私は明日3月13日より約1ヶ月ほど、北欧はノルウェーまでジャコウウシの撮影へ出かけるため、帰ってくるのは4月半ば、今日が最後の入浴チャンスというわけだ。そうして熱めの湯船に浸かっていて、ふと思いついたことがあり、こうして文章を綴っているわけだ。 海外撮影出発の前日に何をしているのかとも思うが、思いついてしまったものはどうしようもなく、書いていこうと思う。あくまでも私の思いつき、考えなの

      • 軽キャンをつくった話。後編。

        キャンピングカーを作っていくシリーズ。 さて、今回は後編です。 断熱性能をUPさせる真冬の知床で車中泊をしたときに限界を感じました。 流石に最低気温がマイナス15度を下回ると暖房無しでは寒いです。 でも寝てるときにガソリンを使うのは貧乏性な僕にはとても無理。 それならば断熱性能を上げるほかありません。 ホームセンターで断熱材を買ってきました。 商業車であるハイゼットの車内は鉄板剥き出しで窓も多く、スカスカ冷え冷え状態です。 せめて内張のあるスカスカ部分に断熱材

        • 軽キャンをつくった話。中編。

          今回は中編です。前編は下から。 計画性ほぼ皆無。基本的にフリーハンドで作り始めた軽キャンピングカー。 今回で軽キャンのプロトタイプが完成します。 簡易水道をつくる当初の計画にはありませんでしたが、木材が余ったので簡易シンクを作ることにしました。設計図はこんな感じ。 ポンプなどは使わず、水差しの水をシンクで受け、排水タンクに流す超シンプルな仕組みです。 サクッと完成。水差しは嵌め込んであるだけなので、取手を持って持ち上げれば外れます。 スイッチをつける 窓枠の上部

        話題の田舎暮らしチャンネルへの私見

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        • 僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ
          10本

        記事

          軽キャンをつくった話。前編。

          撮影旅行に最適な車が欲しい休日には道内の様々な場所へ撮影旅行を行っていた僕。 夜はしっかり寝たいけど、早朝には撮影に臨みたい。ということで、僕は軽キャンピングカー(略して軽キャン)を作ることにしました。 と言っても、作り始めたのは2019年の11月。 そのときYouTubeでも始めてれば、そこそこ再生回数稼げただろうな〜なんて。後悔先に立たずですが、振り返って書いてみようと思います。 写真残ってるかな。。。 車検前に前の車が逝く友人から安く譲って貰ったミラジーノが、車

          軽キャンをつくった話。前編。

          雑記「#わきまえない女」と「日本語の難しさ」

          東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を表明した。去る2月3日のJOC臨時評議委員会の中で、女性蔑視とも取れる自身の発言に対し、国内外に広がった反発や批判を受けて、その責任を取る形となった。 今朝の新聞を読んで、私は末恐ろしいような気持ち悪さを感じた。 会長を辞任するという結果は同じだったかもしれないが、今回の場合、そこへ至った理由が本質からズレているように思う。 まずは、問題となった発言を改めて確認する。 「・・・女性理事を4割というのは文科省がうるさ

          雑記「#わきまえない女」と「日本語の難しさ」

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ総括編

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験談です。 今回はその総括編と題して、第1回から第9回までの内容を振り返りながら、僕自身と自治体双方にどんな問題点があったのか、そして、どうすれば良かったのか。ということを書いていきたいと思います。 まだ記事を読んでいないよ!という方はぜひ一度、初めから目を通してみてください。 この記事が、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ総括編

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑨

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験談です。 この記事が、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、募集する自治体や地域の方にとって少しでも参考になれば幸いです。 前回は、地域おこし協力隊のお財布事情に関するお話でした。 さて今回でシリーズ最後となる予定だったのですが、書き始めたらまた延びちゃった笑 今回は、前回の続きから僕が仕事を辞める決断をするに至るまでの話を書

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑨

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑧

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験談です。 この記事が、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、募集する自治体や地域の方にとって少しでも参考になれば幸いです。 前回は、田舎あるあるな自治体ホームページの話と観光サイト作りのお仕事編でした。 さて今回は、みんな大好きお金の話に入ります。地域おこし協力隊の懐事情です。どうぞ! 本編に入る前に、自治体には僕自身に対す

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑧

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑦

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験談です。 この記事が、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、募集する自治体や地域の方にとって少しでも参考になれば幸いです。 前回は、やるも地獄、やらぬも地獄なSNS開設編でした。 このシリーズも終盤を迎え、7回目にしていよいよ始まるお仕事編。 今回はこれまでと違ってノーストレスなはずです!それではどうぞ! 本編に入る前に、

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑦

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑥

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験を書いていきます。 この記事を通して、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、募集する自治体や地域の方にとって少しでも参考になれば幸いです。 前回は閑話休題的な小話でした。 ↓前々回 役場の常識≠僕の常識 始まる前から手詰まり状態!?それでも何かをはじめねば!! 「SNS開設編」、スタートです! 本編に入る前に、自治体には

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑥

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑤

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験を書いていきます。 今回は休憩のためのちょっとした小話です。それではどうぞ。 赴任してから1ヶ月、灯油が入った水を飲み続けていた話あれ?? 自宅の水にハッキリとした違和感を覚えたのは、協力隊として働き始めて数週間が経過した頃でした。 普段は水出しの麦茶をサーモスに入れて持ち歩いていたのですが、その日は水道水をペットボトルに汲んで役場に持っ

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ⑤

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ④

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験を書いていきます。 この記事を通して、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、募集する自治体や地域の方にとって少しでも参考になれば幸いです。 前々回からは、実際に地域おこし協力隊として採用された僕の体験談に入りました。前回は勤務初日にして業務内容が改変されていた件と名刺に関するお話でした。 ↓前回 あれれー?業務内容が違うゾお〜

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ④

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ③

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験や考えたことを書いていきます。 この記事を通して、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、募集する自治体や地域の方にとって少しでも参考になれば幸いです。 前回からは、実際に地域おこし協力隊として採用された僕の体験談に入りました。前回は僕の確認不足による高額な田舎の家賃に翻弄されたお話でした。 ↓ えっ!私の家賃高すぎ!?な前回の

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ③

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ②

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕の体験や考えたことを書いていきます。 この記事を通して、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、募集する自治体や地域の方にとって少しでも参考になれば幸いです。 前回は、地域おこし協力隊の制度や任期後の本当の定住率について書きました。 ↓ うーん、総務省の言う定住率ってなんか違くない?な前回記事 年々隊員数が増加している協力隊ですが、

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ②

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ①

          はじめにこの記事は、北海道が好きすぎて移住し、道内のとある自治体で地域おこし協力隊として採用されたものの、たった半年で辞めた僕が考えた事を書いていきます。 あくまでも個人的な考えや意見にはなりますが、協力隊の制度や受入れ自治体、そして僕自身の過失についてきちんと文章化することで、自分の中の整理と応援してくださった方々への説明とし、現役協力隊の方やこれから応募を検討している方、また、募集する自治体や地域の方にとって少しでも参考になれば幸いです。 今回は、ざっくりと地域おこし

          僕が地域おこし協力隊を辞めたわけ①