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採用の教科書

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ポテンシャライトで生まれたノウハウを公開しています!採用戦略立案、採用ブランディングからオンボーディング、組織課題まで、幅広いノウハウを掲載しています!
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記事一覧

1からデータ系エンジニア採用を始めるあなたへ|データ系エンジニア採用の教科書

こんにちは!ポテンシャライトの峯です! 近年、データエンジニアやデータサイエンティストなど「データ系人材」の採用がますます注目を集めています。私たちポテンシャライトも、スタートアップやベンチャー企業の採用支援を行っている中で、「データ系人材の採用に関する知見を貸してほしい」という相談が増えています。 実際に、わたしが担当させていただいている企業さまでも直近半年以内でのデータ系エンジニアの採用需要が高まり、現在、データ系エンジニアはまさにレッドオーシャンの市場へと変化しまし

スカウトカスタマイズ文章作成における解体新書

「山根さん、突き詰めるとスカウトメールのカスタマイズ文章の最適化って何ですか?」 当社が採用支援に入らさせていただく企業さまから、このようなご質問をいただくことは度々あります。昨今の採用市場において「スカウトメール」を避けて通ることはほぼ不可能です。リファラル採用のみでうまくいっている、エージェントのみでうまくいっているなどの企業さまもいらっしゃるかと思いますが、採用市場はどんどん厳しくなってきています。 「スカウトメール」という事象において、キーポイントになる1つの要素

採用面接における”評価基準”の大切さ:成功を引き寄せる評価フォーマットを紹介します

皆さんこんにちは 🙋🏻‍♀️ ポテンシャライトの阿部です。 ポテンシャライトでは、日頃からHRパートナーとして、採用企業さまさまそれぞれのニーズを伺いながら、多岐にわたるお仕事をご一緒させていただいております。 採用活動を実施している企業さまで「絶対に切り離せないもの」といえば「採用選考( = 面接)」ですよね。昨今は多くの採用企業さまが選考体験の向上のため、様々な取り組みをされていると思います。 本noteのタイトルにもあるように、ズバリ「採用面接における評価基準設定

ポテンシャライト流「バリュープロポジション」について

「会社の魅力のバリュープロポジションをどこにするべきなのかは考えていきたいですよね」 そのような言葉が自然と口から出てきたのが先日のことでした。 「バリュープロポジション」という言葉についても説明は後述するのですが、もしかしたら採用界隈にいらっしゃる方は聞き慣れない言葉なのかと思っています。僕は、Webやマーケティングの世界に入り込んでから聞くことが多くなりました。 本ブログについては、採用界隈におけるバリュープロポジションについての重要性と、その重要度が高い必然性を記載

人事制度をクイックに作った話

「大体2ヶ月程度でクイックに人事制度を作っていきたいですね」 そんなご依頼をいただいたのは2024年3月の事でした。まず、「2ヶ月」と言う期間の設定において、びっくりしたのが本音ではあったのですが、「まぁやってみようか」と思い実施してみることにしました。 結果、本当に2ヶ月程度で人事制度の構築をクイックに、精度が高い内容に仕上げることができたと思っています。 本ブログでは、クイックに人事制度を策定するフローや注意したことなどを記載します。 0. 人事制度とは人事制度に

後で後悔をしないように 採用活動をする "前" に取り組むべきこと

「すぐにでも採用活動を開始したいのですが、まだ取り組まなければならないことがたくさんあると思っており…」 そんな一言をつぶやいていた企業さまと出会ったのは数ヶ月前の事でした。その企業さまは、プロダクトが顧客に導入するペースが速くなってきており、カスタマーサクセスの重要が急増していました。それと同時に、機能開発のニーズも大きくなってきており、エンジニアの採用も急務になってきた、そんなタイミングでした。そんな中、こんな一言をおっしゃっておりました。 「実は、過去に小さな組織崩

面接見極めで非常に重要な「深掘り質問」の解体新書

「面接における見極め方がよくわからないのですよね」 こんなご質問・ご相談を毎日のように頂戴しています。まず結論としては、面接の見極め(選考の仕方)は非常に難しいです。おそらく体系的に学んだことがある人は少ないのではないでしょうか? 私も、これまで人材業界で約6年間仕事をしてきましたが、面接には「謎の自信」を持っています。根拠はない自信で、「自分は見極め能力がそこそこあるだろう」と思っている人間です。ただ、いざ「良い」と評価していた人材が入社したら、思ったように活躍しなかっ

1からデザイナー採用を始めるあなたへ|デザイナー採用の教科書

こんにちは、ポテンシャライトの寳田です👩‍💻! 「デザイナーの採用を進めているのですが、なかなかうまくいかなくて…」 「デザイナーの採用ってどのように行うのですか?」 と、あるデザイナー採用に関わる方からご質問をいただきました。 デジタル化の進展によりウェブサイトやモバイルアプリ、デジタルマーケティングのコンテンツなどさまざまなデジタルプロダクトのデザインの重要性が高まっているだけではなく、多くのデザイナーがフリーランスとして働くとを選ぶようになっていることが故なのかデザ

「安全性」と「成長/チャレンジ」の共存についてポテンシャライトとしての意見を書いてみる

「自分の能力を大きく超えたチャレンジをしてみろ、失敗をする可能性は高いけれども、失敗をしたら俺(マネージャー)が責任をとってやる」 これは僕が学生時代にサッカーをしてたときに先輩のメンバーから言っていただいた言葉です。自分よりもスキルがある先輩メンバーと試合をしていた時に、このような言葉をかけてもらいました。 団体スポーツ経験がある方はわかるかと思うのですが、団体スポーツにおいて、そのチームの中で自分のスキルが低いとわかった場合、とてつもなく不安になります。その場合、萎縮

IVS 2024 体験記 ~ 初めてリアルイベントに出展する企業さまへ ~ 対面イベント 設計・運営のいろは

皆さんこんにちは 🙋🏻‍♀️ ポテンシャライトの阿部です。 実は先日、ポテンシャライトもIVS 2024に参加させていただきました✨ ポテンシャライトにとって、イベントへの出展経験はあるものの、本格的なブースを設置して複数日参加するようないわゆる「大規模なリアルイベント」への出展は初めてでした。 また当社の特徴として、積極的な営業活動(アウトバウンドセールス)やマーケティング施策(広告など)による顧客(リード)獲得は一切行なっておらず、お問い合わせ(インバウンド)と顧客

「採用」とは全く別だと思ったほうが良い。「人事組織界隈」で起こりうるパラダイムシフト

「採用業務と人事組織系の業務は使う筋肉が圧倒的に違うよ」 と、社内外でお話しすることが多いのですが、この文章自体は、今でも意見は変わりません。ただ「使う筋肉」の正体が、自分の中で明瞭化してきました。本ブログのタイトルに「パラダイムシフト」と書いておりますが、僕の中での大きなパラダイムシフトがありました。「あ、これは本質的にうまくいかないわけだ」と言う大きな気づきがあったわけですが、本ブログでは細かく説明していきたいと思います。 0. 人事組織業務とは?本ブログで使う言葉の

対極の要素をあえてPRする「デュアルアトラクト戦略」

「魅力を照らす角度を2方向にしてみてはどうか?」 そんな気づきを得たのが最近のことでした。 「魅力を照らす角度を変える」この言葉は、ポテンシャライトが創業した直後から使っていました。ただ、この言葉の深い意味を、最近感じることができ、且つこの言葉が直近の支援企業さまの魅力設計における課題解決となりましたので、ブログにしてご紹介させていただければと思います。 0. 採用活動における「魅力」とは?採用活動を実施する際に、どの企業さまも感じることであると思うのですが、「自社の魅力

【はじめてのエージェント説明会】実施までの全プロセスをまとめてみた

皆さんこんにちは 🙋🏻‍♀️ ポテンシャライトの阿部です。 ポテンシャライトでは、日頃からHRパートナーとして、採用企業さまそれぞれのニーズを伺いながら、多岐にわたるお仕事をご一緒させていただいております。 人事 / 採用担当の皆様からは、最近特に「エージェント企業(人材紹介企業)さまとのお付き合い」についてご相談をいただくケースが多いです。 もちろん、人事 / 採用担当としてエージェント各社さま向けの説明会に慣れている(もしくはエージェントご出身の方)も多いかと思います

スタートアップ向け!予算を抑えた採用のベストプラクティス 〜セールス編〜

こんにちは!ポテンシャライトの得と申します。👍 当社ポテンシャライトでは日頃HRパートナーとして採用企業さまの採用課題に向き合う中で発見したノウハウをアウトプットしております。 なお本ブログは先月お出しした下記ブログの後編となっております! 本ブログの前半は前編とほぼ同様の内容になっているため、すでにお読みいただいた方は ぜひ3章からお読みください! さて前編のエンジニア採用に引き続き、今回は「できるだけコストを抑えたセールス採用の手法」をご紹介したいと思います。