カウンセラーになれなかった公認心理師・臨床心理士が後悔していること
私は、カウンセラーという仕事に向いていませんでした。
自分がカウンセラーに向いてないと、確信した時の絶望。
たくさんのお金と時間を無駄にしたのでは?という喪失感。
多くの後悔があります。
カウンセラーを目指した過去の自分に、今の自分から伝えたいことが山ほどあります。
私は大学は心理学科、その後に臨床心理士第1種指定大学院を卒業。臨床心理士と公認心理師の資格も持っています。
カウンセラー街道まっしぐら。資格を生かして支援の仕事をしていたこともあります。
ですが、現在はフリーランスでライターをやっています。
目指した道を目指した通りに走れていたはずなのに、カウンセラーにはなれませんでした。
この記事をどんな人に読んで欲しいか
この記事はこんな人向けです
・カウンセラーを目指しているけど迷っている人
・現在カウンセラーだけど、自分の生き方に疑問を感じ始めた人
・カウンセラーについてのお金やダークな話も聞いてみたい人
この記事を読んで、「やっぱりカウンセラーやーめた」となるのもアリ。いやいや頑張るぞ!となるのもアリ。
このnoteに書かれていることを踏み台にして、自分の覚悟を確かめてみてください。
どうして有料なの?
こちらは有料noteです。冒頭一部分のみを、無料公開しています。
有料部分では、誰もかれもが読める無料の部分では書けないようなダークな話や、お金の話をします。
とはいえ、これから心理職を目指す若い方でも手に取りやすいようワンコイン500円です。
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無料部分だけを読むのでも十分。
へー、面白そう、ダークなお金の話も教えて!という人は有料部分もみて、その上で自分が心理士に向いているのか、この先続けていけそうかを考えてみてください。
過去、私の有料記事はよくわからない理由で公開停止になりました。
警告メールが来て、対応をしたにもかかわらず公開停止。この記事も突然くなる可能性があるので、ご承知おきを。
それでは。カウンセラーになれなかった心理士が後悔していることを書いていきます。
人の役に立てる仕事はカウンセラーだけじゃなかった
カウンセラーを目指したのは、人の役に立ちたいと思ったからです。
中学生の頃だったと記憶しています。
両親と仲が悪く、「私は自分の親からすら、こんなにも理解されないのか」と当時かなりショックを受けていました。
「自分のように、人から理解されなくて苦しんでいる人の力になりたい」
そう思いました。
大学生になってからも、「人に理解されなくて苦しんでいる人は、たくさんいる。カウンセリングなどの心理支援のサービスはきっと需要があるはず。きっとそういう人の役に立てる。」
そう思っていました。でも、冷静に考えるべきでした。
どんな仕事でも、人の役に立つことはできます。
とても丁寧な接客をしてくれるラーメン屋の店員さん。どの商品を買おうか困っている時に、良い感じなおすすめを紹介してくれる販売員さん。
みんな人の役に立っています。
「人の役に立つ仕事がしたい」としても、それができるのはカウンセラーだけではありませんでした。
また、「人の役に立ちたいのか」それとも「人の役に立つ仕事がしたいのか」は分けて考えるべきだったと思います。
ただ人の役に立てればいいのなら、別にボランティアしたりすればいいわけです。献血に積極的に参加するとかでも、よかったはずです。
「人の役に立ちたい=カウンセラーで働く」という謎図式が自分の中で成立してしまい、私は自分で自分の将来の可能性を狭めていたような気がします。
臨床心理士になるには、大学院まで行かなければいけません。
何百万とお金がかかります。
それでいて、心理や福祉業界にありがちな低賃金。
そんないばらの道を選んでしまったことを後悔しています。
大学生くらいの時から、大変な道であることは分かっていました。
今にして思えば、「そういう大変な目標に向かって自分は頑張っているぞ」アピールをしたかっただけなのかなと思います。
周りからほめられたり、すごい奴だと思われたかっただけなのかなと。
ほめられたい、周りに認められたいという気持ちや、それを原動力に何かを頑張ること自体は別にいいと思います。
それで結果を出している人もいます。ただ、私には向いていない生き方だったみたいです。私はもっと、自分のやりたいことを追い求めるべきだったのではないかと、今更ながら思います。
夢をあきらめることは悪いことではない
カウンセラーに向いてないなら向いてないで、もっと早く違和感を感じた段階であきらめればよかったなと、後悔しています。
「あきらめる」というと、悪いことのような風潮があります。
私はそうは思いません。
あきらめることは、悪いことでも失敗することでもありません。
ただ、自分の限界を知ったのです。引き返すべきだと、気づけたのです。
特にやりたいことがあったわけでもなく、心理学科へ。ここまではまあよかったとして、そこから先。
心理学科まで来たんだから、大学院も。
大学院まで、来たんだから臨床心理士資格も。
資格取ったんだから、生かせる仕事を。
私は、自分の失敗を認めたくないだけでした。
向いていなかったのです。もっと早くに、あきらめるという選択肢を取ってもよかったのです。
お金めちゃくちゃかかった問題
臨床心理士と公認心理師の資格を取るまでに、お金めちゃくちゃかかりました。
ざっと並べるとこんな感じ
・大学の入学金と授業料
・大学院の入学金と授業料
・高い専門書をたくさん買うお金
・臨床心理士の受験料と登録料
・公認心理師の受験料と登録料
・勉強のために、学会や勉強会などのお金
年収みたいな額を使いました。
大学院生の時に、発達心理学の授業で1冊1万円するテキストが教科書に指定されていました。ボウルビィか誰か、発達心理学の有名な先生の原著の日本語訳の本でした。「いや、1冊1万は無理」となって、私はその授業をとりませんでした。
先ほどの「もっと早くあきらめればよかった」の話とも関連するのですが、もっと早くにあきらめていれば、大学院行くのに使ったお金とか、臨床心理士資格取るのにかかったお金とか、もっと別のことに使えたわけですよ。
臨床心理士資格って受験料だけで3万円、合格後の登録料に5万円かかります。
公認心理師試験も万単位のお金がかかります。
今にして思えば、そのお金でプログラミングスクールでも行ってた方が、よっぽど仕事や待遇や、お金の面で充実してたかもなと思います。
元々HTMLとかCSSとか、いじるの好きでしたし。
カウンセラーになるより、AIとかPython勉強してた方がよほど人の役に立てたんじゃないか…とすら思っています(白目w
もちろんプログラミングを勉強したとして、成功が保証されるわけではありません。
でも、「どんな人生があっただろう…」と考えずにはいられませんでした。
……と、こんな感じで話していきます。
ここから先、有料ゾーンとなります。
この先は実際の収入例といったお金の話、よりダークな話が出てきます。
とても無料公開できませんw
無料ゾーンの最後に書いておきたいことがあります。
それは、人生のリスタートはいつでも可能ということ。
私自身、心理の道に進んでたくさんの後悔があります。そして、「それでもよかった」とか、そんなことも特に思えてませんw
それでも、私のように別のキャリアを歩み始めることも可能です。
失敗や後悔は数多くあって、いまだに私の中で大きなモヤモヤを残しています。
それでも、今はフリーランスのライターという、自分にあった働き方を実現したことで、なんとか自分のキャリアに対して、多少の納得感を持てるようになりました。
私にもいつか「これでよかった」と思える日が、来るかもしれません。
これから心理の道を目指す人も、目指した結果「違ったな」と思ったら、キャリアチェンジしたって良いんです。
「頑張る」「我慢する」というのが評価されがちな風潮があります。
しかし、やりたくもないことをやったり、苦手なこと頑張るよりは、自分の好きなものや得意なもので勝負したほうが、人生はイージーモードです。
周りからどう見られるかではなく、あなたが生きやすい人生を選ぶのも、あなたにとって人生の選択肢として存在しています。
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普段、ツイッターやブログでも発信しています。
心理の話やフリーランス、ライターについての発信が多いです。
もし興味あれば覗いてみてください。
では、お金とダークな話の有料ゾーン行きましょう!
給料低すぎ問題
さあ、有料ゾーンです!
お金を払ってくれたあなたが満足するよう、コアな情報をバシバシ書いていきます。
まずは、給料低すぎ問題の話!
私が大学生の時のことです。
とある授業で現役の心理士さんにいろいろ質問できる授業があって、そこで
「臨床心理士は収入が低いと聞きますが、実際どのくらいなんでしょうか?」
と質問した学生がいました。
将来、カウンセラーを目指す学生たちはみんな気になってることです。
その心理士さんは女性の方でしたが、こう答えました。
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