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易経の本質とは、変化の原理原則を解き明かす書物だ

易経の著者は、伏犧とされています。

易経を学ぶ前に、

その漢字の成り立ちを調べてみました。


説明をするホームページを見ると、以下のようです。

数千年前の文字である甲骨文字から易という漢字が出来ているとあります。

元になった図象をみると、トカゲの絵らしきものが描かれています。

トカゲは一日に12回も体の色が変化するので、
「易」という文字には、「変化」という意味があるのです。


(ネット見ると、易経とは、儒学の経典とあります。)


易ではなく、易経というとき、「経」の字の意味を考えてみる必要があるかと思います。


僕は、「経」と聞くと、お経なのかと思ってしまい、拒絶反応があるのですが、


儒教というのは、儒家という学派の経典として取り込まれたものですから、

お経を催眠術のように唱えて、自他を感化するものではないと思うのです。

日本では、哲学として人々の心に浸透していて、無意識にでもそれに倣い、日本の秩序や行儀のよさとなっているはずです。

例えば、儒教の目上の人を尊敬すべきという教えについてですが、

人間の上下関係を大事にすることは、封建制度による支配を円滑に行うことを助長したと言われることもあるけど、

これは、なんでも、頭から盲信するから起こる事であって、これでは、ネガティヴは抜けていきません。

生きてゆけは、誰でもわかることですが、

何にしても人間というのは一人では、楽しく生きてゆけない。

人との関わりが、自分自身の幸せに繋がっている以上、目上の人を大切にするという事柄は、

思想を超えて、時代を縦に貫いて伝わる不変の道理といえるでしょう。

また、「経」という文字は、

地球の緯度・経度という言葉からわかりますように、縦糸のことです。

布を織るときには、
まっすぐに通った織物のたて糸を指しています。

縦糸がなければ、バラバラになってしまいますでしょ。

この、縦糸がなければ作りたいものが完成しませんよ。

そこから、物事の筋道(道理)を表しているととれます。


つまり、易経の本質とは、変化の原理原則を解き明かす書物だということです。


ト占用の甲骨文字というのがあるようなので、

ト占というのは、甲骨文字をつかうものだったと考えられますが、

数千年前の文字である甲骨文字による
易という漢字を見ると、

トカゲの絵らしきものが描かれています。

(甲骨文字というのは検索すると図象やコンピューターカルチャーの分野では、文字フォントとして出てきますので、専門家でなくとも、確認出来ます。)