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ひとりコナン映画祭りスペシャル

日記93日目。

先週末にひとりコナン映画祭りを開催した。
Amazonプライムで今ならコナン映画が無料で見られるので、これを機に懐かしいものも見てなかったものもまとめて見てしまおうと思い立ったのである。
とは言え、先週末に見たのは24作品中たったの4本。
3日間10GB制限のポケットWi-Fiではせいぜいこれが限界である。(他の動画コンテンツで3割占有)

今回見たのはこちらの4本。
①第6作目:「ベイカー街(ストリート)の亡霊」
②第9作目:「水平線上の陰謀(ストラテジー)」
③第10作目:「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」
④第21作目:「から紅の恋歌(ラブレター)」

その時見たいと思ったものを素直に見たので何の関連性もない。偶然、時系列には並んでいるが。

ちなみに私は、
①=鑑賞済み
②=鑑賞済み
③=未鑑賞
④=未鑑賞  

第9作目までは、毎年映画館に観に行っていたが、年齢とともに興味が薄れていったのかちょうど10作目から見なくなった。しかも、10作目に関しては10年以上経って今やっと見た。それ以降の作品は見たものと見たことないものと半々くらいだろうか。久しぶりに見るとやっぱり面白い。

1つ目の「ベイカー街の亡霊」は、かなり久しぶりに見た。人気の高い作品で、私自身も面白い印象を持っていたけど、その一方で少しトラウマもあった。子供たちがバーチャル世界に閉じ込められてゲームをクリアできなければ現実世界でも死ぬという設定はありがちではあるけど、小学生低学年にとってはかなり恐怖だった。霧がかった夜のロンドンのシーンが長く続くため、暗い印象もある。切り裂きジャックやモリアーティ教授のビジュアルもこわい。コナン映画の中ではホラーな印象が強い。
しかし、最新の人気ランキングではかなり上位を占めているようで、1位になっているものもいくつかあった。当時は、コナン映画と言えば、「天国へのカウントダウン」か「迷宮の十字路」という印象だったけどランキングも変わってきているよう。そういえば、AIに支配されるかもしれないという恐怖は、当時より現代の方が身近で少しだけリアルに感じたような気がする。当時は本当に遠い遠い世界の話を見ているようだったけど、VRなんかもかなり身近になった今だからより自然に受け入られたかもしれない。

2つ目の「水平線上の陰謀」も久しぶりの鑑賞。なんとなく好きだったような印象があって、特にZARDの「夏を待つセイルのように」という主題歌がとても良く、車で何度も聞いていた記憶があった。あとは、私が海の景色が好きというのもあると思う。コナン作品はやはり背景がとても印象的なので。そして、この作品で一番忘れてはならないのが、小五郎のおっちゃんの活躍。目を覚ましたままトリックを暴くかっこいいおっちゃんが見られる珍しい作品だ。今までは、「天国へのカウントダウン」か「瞳の中の暗殺者」が個人的ベスト作品だったけど、もしかしたらこの作品が一番好きかも。



3つ目の「探偵たちの鎮魂歌」は初鑑賞だった。デスゲーム的要素のあるいつも以上に狂気な内容だった。私が大人になってしまったからか、割と先が読めてしまったけど。そして、やっぱりいつも良いところを持っていくのはキッド様なんだよなあ。


4つ目の「から紅の恋歌」も初鑑賞。当時、「迷宮の十字路」以来の京都が舞台の作品でかなり話題になっていて、気にはなっていた。今回見た作品の中で一番新しいが、近年の作品の注目ポイントと言えば、ファンタジー領域に入ったスバ抜けたアクションシーン。冒頭からコナン君のテレビ局脱出劇が凄かった。屋上のアンテナの突起部分と自分をベルトで繋げて、そのままスケボー乗ってアンテナの周りグルグル回り出して、その遠心力使って道を挟んだところにある川まで吹っ飛んだときは思わず吹き出してしまった。
鑑賞4作品目にして、コナン作品の共通点を見つけた。女性キャラの強気な台詞が目立つ。この作品で命が狙われている紅葉は、大事な百人一首大会の前に一人になるなと平次に言われるのだが、言うことを聞かない。そんな紅葉が平次に言った台詞。
「守ってくれますんやろ?うちのこと」

これとよく似た台詞を「ベイカー街の亡霊」に登場するロンドンの女優アイリーン・アドラー(見た目は新一の母)が言っていた。コナンたちは舞台が爆破されるため公演を中止するよう告げると、彼女は断り、こう返す。
「皆さんが守ってくれるんでしょ?」

コナンに出てくる女性ってこれくらい肝据わってる女性が多い。蘭の母もおそらくこんな感じだ。作者の好みだろうか。偏見か…。


今週末もコナン祭りを絶賛開催中なので、また続きを書こう。果たして全て見ることはできるのか…乞うご期待。




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