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先物買いアイテムで、新品&古着妄想コーディネート② ベルベットのジャケット

さて!
本日も前回に引き続き、先物買いしたお洋服の妄想を続けます。
今回はちゃんと(?)古着です。

先物買い②niedieckのベルベットの、テーラードジャケット

先物買いその2はコチラ。
niedieckのベルベットの、めちゃくちゃシンプルでスタンダードなテーラードジャケットです。

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まず、niedieckとは何ぞえ。という話なのですが、ドイツで100年以上の歴史を持つ、そして特にベルベットが有名なテキスタイルメーカーなのだとか。
このジャケットと出会ったReveille(リヴァリー)のオーナーさんも、「買い付けの時でも、ニーディックのベルベットが出てきたら、他と違うのですぐにわかりますよ。」と仰っていて。
「ほぇ~~そんなに違うもんなんですね~~~」なんて言いながら生地に触れ、

なっ  めらか~~~~~♡♡ とろ~ん。

となったのは私です。
いや、そもそも触らずとも美しかったのですが。

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タグにも「niedieck brilliant velvet」と書いてあるほど、本当にブリリアント。
(ホコリは見なかったことにしてください。ひぃ。)

そんなブリリアントなベルベットを使ったこのジャケットですが、やっぱり「テーラードジャケット!」と言えばメンズが主流で、ウィメンズの、しかも日本人ウィメンに丁度良いサイズのものは「年に1本出会えるかどうか」くらいなのだそう。

そんな「年に1本」を羽織ってみてジャストのマイサイズだったら・・・

ビビーーーーッと、来た~~!(娘がハマっております、キラパワ。)

ってなっても仕方ない。

しかも、LEEの方に書いたので詳しくは割愛しますが(雑!)、ずっとスタンダードでエターナルな形のテーラードジャケットが欲しい、という想いを燻らせていたので、まだ気温30度を軽く超える9月初旬でしたが・・・ええいままよ!先物買いしてしまいました。

今尚、まだ暑くて全く着られませんが /(^o^)\

でも、妄想コーデを組んでいるだけでもう失敗していない!と思えたので、オーケイです。

絶対日常的にやっちゃうのは、オーバーオールとのコンビ。

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LEEでは白オーバーオール × ボーダーの爽やかバージョンを載せましたが、こっちではボロオーバーオールを。
つやつやベルベットとボロデニムのコントラストがとても楽しいので、敢えてネイビーワントーンで着たい気持ち。

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でもやっぱりひとクセは欲しいので、シルバーうさぎのブローチもつけとこ。

実はこれがめっちゃ好き!
相反するもの=SZ Blockprintsのドレスと合わせて。

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昨秋、私が「色のある服」に目覚めるきっかけとなったSZのドレス。
(実は昨年の夏まで、モノトーンとネイビー・カーキ・たまにベージュしか着ない人でした。)

昨年はカジュアルアウターやふわふわファーと合わせることが多かったのですが、意外や意外!こんなつやつやベルベットとも合う~!

そうそう、古着屋さんで接客を受けると、”古着プロ”達が口を揃えて仰るのが

「相反するものを合わせるのが、楽しいよね。」

ということ。

ホント、古着屋さんってコーディネートの発想がすごくすごく自由で。
時代もテイストも素材も元々の用途(作業着だとか下着だとか)も、全てを自由にMIXして───例えば「大昔の貴婦人の寝巻きのレースガウン × 屈強な兵士が戦場で着てたパンツ」だったり「スポーツの試合で使うメッシュのゲームシャツ × レトロ鮮やかな花柄のボリュームスカート」だったり───そんな”何もかも相反するもの”同士を組み合わせて、とても素敵なコーディネートをされるんです。

一方、長年”新品派”でやってきた私は───
雑誌育ち(?)なこともあって「着こなしのルール」みたいなものを一生懸命脳みそに叩き込んできたので、無意識のうちに「ルールの範疇」に収めがち。
それはそれで悪いことではないし、そんな”新品派”のバランス感覚で古着を選ぶ自分のスタイルを気に入ってはいるんですが、とは言え古着屋さんのそんな自由な発想にはすごく刺激を貰えるし勉強になるし、常に目からウロコで本当に楽しくて。

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ボロデニムとベルベットもそうですが、素材もテイストも相反するように見えるふたつ。でも何故かしっくり来ちゃう。

これが、古着と古着屋さんから学んだ一番の極意「ファッションは自由に楽しく!」の醍醐味かもしれません。

「相反する」通り越して「チグハグ」ですが、なんかそれも嫌いじゃない。

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またこのパンツかい。笑
とにかくこれが穿きたいので、とりあえず何でもこのパンツに合わせてみる私。

なんかもう、スポーツ選手が大会前の記者会見出るのにうっかりズボン穿き替え忘れた?みたいな雰囲気な上、もうなんかわけわかんなくなってハートのペンダントまでしちゃって、もう〜なに~~~これ~~~~(涙)な感じなんですが、意外と着ると、成り立ってる・・・?ような気もする・・・・?なんですよ。(どっちや)

結論:「自由」と「混沌」は紙一重。←こんな人にパーソナルショッパーさせて大丈夫なのか問題。


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混沌の現場から、上半身だけ抜粋。
ここだけなら、かっちりめコーディネートとして成立。少しきちんと感が必要な席なら、この合わせで十分いけちゃう。


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下半身もこれはこれで、ジャケットにスウェットパンツって好き。あ、じゃあやっぱりこれで成立してるのか。んんんん?

あっそうそう、でもね、いやぁ、実はこれも・・・靴、何履いたら良いか全くわからないんですよ。(倒


となんだか「この人にお買い物やコーディネート任せて大丈夫?」みたいな雲行きになってきましたが、とりあえずこのジャケットは先物買いして正解だったという話。←超絶無理矢理本題に戻す。

古着って基本1点モノなので「ナンボ紹介されても、同じのが手に入らないんじゃ意味ないんだよ~!」と私もよく思っていたのですが、これは、私の身長・体重・顔面・服の趣味・ライフスタイル・性格を持ってしての「正解」。
万人にベルベットのテーラードジャケットをお勧めしたいわけではなくて、こんな感じで、お一人お一人の”「正解だった~!」な古着選び”のお手伝いが出来たらな───と。
そんな気持ちで、古着パーソナルショッパーなるものを始めてみた次第であります。←超絶無理矢理まとまった!

では!(逃


エミッコ

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