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ミスをなくすにはDX

人の手で行う計算と、機械が行う計算。どちらがミスがないか?というとそれは後者になる。
しかし、機械つまりはITツールになるのだけれど、計算パターンを洗い出し、例外が起きないような計算フローを組めれば、ミスは激減する。
そのためには、業務をルーチン化する必要はあるのだが、ミスは減る。
そして属人化も減る。

人が計算するとミスは起きる。Excelで計算していたら、計算対象のセルの指定を間違ったり、使用する関数を間違えたり。
例えば、毎月計算しないと行けない業務があった場合、先月とは違う関数を利用していたり(よくあるのは割り算した後の四捨五入を切り捨てにしていたり)、先月とはデータ量が違うから別のセルで計算していてセルの指定を間違えたり。
そして毎月、対象業務が終わったら整理してブラッシュアップしようと思えど、そんなことはせずに他の業務へ。
気がついたら今月も同じ業務を、毎月同じようなことしてるなーと思いながらひたすらExcelで手動で計算している。
データがたまりすぎて別シートにしてしまい、シート間でリンクなんてしてようものなら、元のデータはどこから発生しているの?となり、それが溜まりに溜まって、もはやフォルダを変更することも怖くなるくらい、なにかをいじると動かなくなるExcelたちになっている。
これを整理しようものなら、ミスは必ずおきる。いや、もしかしたら毎月何かしらミスをしている可能性があるが、それにすら気付けない。
なぜなら、もう過去の計算をおっていくことは不可能なくらい複雑に溜まったデータになってしまったからである。

こんな状態でミスなく業務を行うなんて不可能に等しい。そして、ミスしないように何度も確認しながら行うので、効率だってわるい。

だったらば、小さい範囲でいいので、ルーチンワークをつくり、DX化して毎回同じ計算方法になるようにする。データ量が変わっても計算方法は同じで出力方法も同じ。
こうやって小さい範囲でやっていくと、この業務の計算は間違ってないという自身がつく。そうすると何かミスが発生したときも、この範囲は間違いないから他の部分へ原因の範囲が絞られる。
そのため、検索箇所が狭くなるので問題箇所を特定するスピードが早くなるのだ。
こうやって小さい範囲のルーチンワークをDX化してミスも減り、業務効率も上がり、早く帰れるようになる。
できる範囲で小さくDX化を始めることは、メリットもイメージしやすいのでできる範囲で小さく始めてみてはいかがでしょうか?

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