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1万円あったら何を選ぶ?健康・体調管理の為のサプリメンテーション

こんにちは!
健康寿命100歳を作るパーソナルトレーナーの関本です。

私は高校を卒業して19歳の頃からフィットネス業界に携わり、パーソナルトレーナーとして活動すること8年目に突入する26歳会社員です。

ちなみにYouTubeもやってますので、ご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。【日本の健康寿命を100歳にする】という夢を実現していくまでの軌跡と過程を動画に残しております。

さて、

「1万円あったら、どのサプリメントを選ぶか」というシリーズ企画。

もちろんメーカーによってもその栄養素のサプリメントの価格は異なってきますが、一般的に出回っている相場を想定してまとめていこうと思います。

今回考えるテーマは[健康・体調管理]です。

健康といってもやや抽象的ですので、今回は”日々の体調管理”といった部分の要素を付け加えてお話ししていきます。

【初めに】サプリメントの存在意義


大前提、
もちろん食事から必要な栄養素は摂取した方が良いとは考えております。

とは言え例えばダイエットをしている場合であれば、
1日1500kcal以下に抑えなければいけないが、ビタミンB6の必要な量を十分に摂る為にはマグロを200gほど摂る必要がありますが、その場合の摂取カロリーは約220kcalほどとなります。
マグロ以外で1日に摂れるカロリーは残り1280kcal。
これを少ないと捉えるか、どう考えるか。
逆にサプリメントでこれが補えるのであれば、そのカロリー分の余剰も生まれたりするという側面がある。
そしてもう1つ意外と盲点なのが、ビタミンB6はそれで十分に摂れますが、それ以外のビタミンは必要量が十分に摂れていない可能性だってある。
それでこそ栄養素性の偏りとも言える状態ができているような気がする。

はたまた、例としてコエンザイムQ10という栄養素を1日に必要な量を摂取するのに1日にサバを26匹、牛肉であれば3kg食べる必要がある。
いや‥‥絶対に摂れない。
というか、サバを1日に26匹って水族館の生き物たちと同じレベル。
しかも間違いなくカロリー超過でその方が不健康だろう。

そこで1日の摂取量の不足分を少ないカロリーで、そして手軽に補えるサプリメントの存在意義が出てくるということになります。

とは言え、何を大切にするかが一番重要。
あくまでサプリメントは補助であるということを忘れないようにしましょう。



①マルチビタミン&ミネラル


まず健康と体調管理をしっかり押さえるのであればこれは欠かせない。
先述したビタミンを網羅的に補うことができる。
食事で補えなかった部分が満遍なく補助できるというのは魅力的。
そして一番重要なことはビタミンとミネラルの相互作用です。

例に挙げると

カルシウム×ビタミンD
鉄(非ヘム鉄)×ビタミンC

などといった相互に作用し、結果的に吸収を良くしたりするという働きがある。
そう考えると、満遍なくどちらも含有されているマルチビタミン&ミネラルは非常に理にかなっているなと思います。




②ビタミンB群(ビタミンBコンプレックス)


ビタミンB群は意外と縁の下の力持ちである側面があります。

主なメリットはこちら
・エネルギーを生み出すのを円滑にする(疲れにくい)
・皮脂のコントロール(吹き出物などの予防)
・筋肉の合成を助ける

実はビタミンB群と言われる由来は、兄弟が多いこと。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB 12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン。
これら兄弟はそれぞれ得意なものと強みが違います。

体の中には無数の【代謝】と言われる製造ラインが存在します。
例えば体脂肪を分解する作業ライン、食べたものをエネルギーに変える作業ライン、筋肉をつける作業ライン。イメージはこんな感じ。
体の中にはこんな工場が無数に存在して相互にバランスを取り合っていると考えてください。

ビタミンBの兄弟達が、これらの多くの作業ラインが円滑に回るように作用してくれます。

特に今回取り上げた理由としては、年齢と共にエネルギーがうまく作れなくなってくることで疲れやすさを感じてしまうこと
これをしっかりカバーする為に、ビタミンB群をとって欲しいという理由です。




③ビタミンC


ビタミンCはとても有名だと思いますし、美容液等にも配合されている身近な栄養素。

これの良いところは
・抗酸化作用
・美肌の維持
ここにあります。

体の中ではストレスを受けると、活性酸素と呼ばれるものが発生します。

例えば喫煙、過度な飲酒、過度な精神ストレス、紫外線、過度な運動(長距離のマラソンなど)そういったもので体の中には活性酸素が生まれます。
これらが体内に過剰に発生することで、疲労感や肌のくすみ・しわ・しみなどの現象を引き起こしたり、最悪の場合は癌などの原因になりうるとも言われています。

そんな活性酸素を除去する力があるのがビタミンC。
その働きのことを抗酸化と呼びます。

また、紫外線によって肌が黒くなったりシミなどの原因になるメラニン色素の沈着を抑えてくれるのもビタミンCの良いところです。




④コエンザイムQ10


コエンザイムQ10は聞き慣れない人も多いはずです。
女性にとっては美容液などで聞いたこともある方がいるかもしれません。

コエンザイムQ10の働きは以下の通り
・抗酸化作用
・エネルギー産生を助ける(疲れにくいし、朝もスッキリ)

まずビタミンC同様にコエンザイムQ10にもそれなりの抗酸化力がある。
なので美容液などに含まれているのもその理由。

とは言えコエンザイムQ10の特出すべきは元々体内にあるものなのですが、これが年齢を重ねると共に減少していってしまうということです。

これが疲れやすさの原因でもあります。

コエンザイムQ10は先述したビタミンBのお話の例えで表現すると「エネルギーを生み出す作業ライン」において重要な働きをする従業員の一人。
この人数が年々減っていってしまうのですから、それはもう大変です。
それが疲れやすさにつながってしますわけです。

これを摂取することで、その作業ラインが円滑になることで「朝起きたときのスッキリ感が違う!」と体感できる人も多いようです。




番外編


ここまで紹介したサプリメントがあれば個人的には十分かなとも思いつつ、「ここにもしアクセントでプラスαをしていくなら」といった観点でお話ししていきます。


①ビタミンD

ビタミンDはマルチビタミンでも摂取は可能ですが、ここで紹介したい働きがあります。

・カルシウムの吸収を助ける(骨密度の観点で良い)
・男性機能の向上(男性ホルモンの向上)

この2つです。

まず女性は閉経と共に骨密度が落ちやすく、骨粗鬆症のリスクがグンと上がります。
これを防ぐにあたってビタミンDの摂取は一助になると思います。
カルシウムは本来、吸収率がさほど高くありませんので、それを助ける為に別途で摂取してみるのも良いかなと考えております。

そして男性にとってもメリットがあり、男性機能の向上に欠かせないテストステロン(男性ホルモン)の向上にも助けになる栄養素である為、ずっと活力溢れる状態であり続けたい男性にもおすすめです。


②亜鉛


最後は亜鉛です。

亜鉛の働きは以下の通り
・睡眠の改善(睡眠時間)
・抗酸化作用
・男性機能の向上

ビタミンCやコエンザイムQ10同様に抗酸化作用を持ちます。
とは言え主要の4項目で抗酸化作用を持つ栄養素が出てきてしまったので、この時点で特出すべき強みではなくなっている状態ではありますね。

残りの睡眠改善については、前提条件があます。魚(サケが多い)やカニ、エビなどに含まれる「アスタキサンチン」と亜鉛の同時摂取が睡眠時間の改善につながったという研究もあったりすしす。日常的に鮭を食べます!と言った方には併せて摂ることも良いのかもしれません。

そして亜鉛の最大のメリットは男性機能の向上。
どちらかというとこれが最も言われている部分なのかと思います。
テストステロン(男性ホルモン)値が上昇することで、男性にも起こるとされる更年期を緩和したり予防する一助にもなると思いますので、ぜひ摂取してみても良いのではないでしょうか。


最後に


今回は1万円あったら何を買うか?というシリーズの初回をお届けいたしました。

皆様が健やかな毎日を送るための一助になれば幸いです!

今後も健康に関することや、体に関することを発信していきますので、ぜひよろしくお願いいたします!

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