トレーナーに"伝えるべきこと"とポイント。
こんにちは!
健康寿命100歳を作るパーソナルトレーナーの関本です。
私は高校を卒業して19歳の頃からフィットネス業界に携わり、パーソナルトレーナーとして活動すること8年目に突入する26歳会社員です。
ちなみにYouTubeもやってますので、ご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。【日本の健康寿命を100歳にする】という夢を実現していくまでの軌跡と過程を動画に残しております。
さて今回のテーマは、
トレーナーに"伝えるべきこと"とポイントをお伝えしようと思います。
こういう声をよく聞きます。
「トレーナーさんに何をどう伝えたら良いのかわからない」
「トレーナーさんにトレーニング中の違和感がある時、素直に伝えて良いのかわからない」
と言ったお声です。
たしかに実際「自分がお客様の立場なら、少し気を使って言えなかったりすることも多いかもしれない‥‥」と感じることが、よくよく考えると多かったりするように思えました。
そして今回は、
Instagramの私の投稿にて実際に「〇〇の場合はどう伝えたら良いですか?」と言う質問をいただきましたので、その回答としてもこの記事を書いていこうと思います。
こう言った様々なお声を踏まえて、トレーナーとしてお客様からぜひ聞いておきたいなと思うポイントをお伝えしていこうと思います。
①入会時
入会時についての聞いておきたいポイント、そしてトレーナーに伝えておくべきポイントを紹介します。
・既往歴
・お医者様からの指示
・目的や目標
まずはこの3つかなと思います。
[既往歴]
既往歴とはつまり病気や持病、怪我の有無、慢性的な痛みや過去の大怪我のこと。
基本的にちゃんとしているトレーナーやジムであれば開始前に【開始前質問表(PAR-Q)】と言うものを事前に書面やオンラインの申し込み等の時点で確認しておくはず。
既往歴の確認は、お客様のお身体と命をお預かりするトレーナーとしては必須かと思います。
ぜひ事前に伝えておきましょう。
[お医者様からの指示]
上記の疾患や怪我等を踏まえ、お医者様からの指示があったらぜひ伝えてほしい。
「〇〇は食べないように」
「〇〇は控えめに」
「〇〇の動きはしないように」
こうした指示や指導があればトレーナーに共有しておきましょう。
[目標や目的]
これはトレーニング指導の中で言えばとても大事で、二人三脚で進む旅で言うと【方向性】や【ゴール】といった部分になります。
これがないと、進んでいけません。
ぜひ「こうなりたい!」や「これをしたい!」をお伝えしてください。
②トレーニング実施中
・トレーニング中の違和感
・ふと浮かんだ質問や悩みや困ったこと
・生理のタイミング
・出張や旅行、外食の予定
ここら辺かなと思います。
[トレーニング中の違和感]
これは結構大事。
感じたらすぐに伝えてほしい。
もちろん「頑張りたい!」と言う気持ちもあると思いますが、もしかするとその違和感や軽い痛みが重大な怪我に繋がる前触れであったり、それ自体が悪化してしまうリスクもある。
より細かく言うと、
「どの場所がどんな感じで痛いのか」も伝えていただけると嬉しい。
これは必要に応じてトレーニングの継続有無の判断すると言う材料にもなる。
またもしかすると、それを軽減したり悪化を防ぐ必要なアプローチをお伝えできるかもしれない。
[ふと浮かんだ質問や悩みや困ったこと]
もしその場で浮かんだ質問はその場ですぐ聞いてみましょう。
「これはどうやるんですか?」と伝えていただけると、皆さんが思っている以上に意外とトレーナーは嬉しいものです。
その方が真剣に取り組んでいるんだなぁ〜と感じることもできてより嬉しくなりますし、やはりただやるよりも得られる情報や知識も格段と増えます。
ぜひその1時間をより有意義にしていただきたいです。
それに付随して悩みや困ったこともお伝えすると良いと思います!というのもトレーニングに関してのこと、栄養に関してのことも、先述したように聞いてもらえると意外とトレーナーは嬉しい。
プライベートなことはトレーナーとの関係性にもよるので人によるかなとは思いますが、【悩みごと】が過度なストレスになると意外とダイエットの場合は上手くいかなくなったりする。
なのでその場合、ある程度の信頼関係があるトレーナーであれば相談しても良いかもしれません。
[生理のタイミング]
これは少しデリケートな部分ではあるので、女性のお客様ですと少し「男性トレーナーだと言いにくい‥‥」と思う方も多いはず。
ですが実はこれはかなり重要。
というのも、
例えば目的がダイエットであれば生理周期によって抑えるべきポイントが変わってくるからです。
そのポイントポイントでお伝えすべきことや「考え方」やアプローチがあるので、事前にタイミングはお伝えしておくと格段にパーソナルトレーニングの質を高める一助になるはずです。
「もうそろそろ生理前の時期になってきて、〇〇日ころには生理が来る予定です。」
もしくはダイエットが進んでいくと
「ちょっと生理周期が乱れて来ました」
という方もいます。
こう言った形で細かくお伝えくださるとトレーナーもそのタイミングに必要なアプローチ等をくれるかなと思います。
[出張や旅行、外食の予定]
これに関しても言いにくいと言う方が多いはず。
ですがこれも生理同様に【事前にすべきこと】や【当日や期間中の意識すべきこと】、【ご予定翌日以降の意識すべきこと】などをトレーナーが伝えてくれるはずなので、ぜひトレーナーには伝えていただきたいなと思います。
③自分でもトレーニングを自宅で復習したい時
もしパーソナルだけでなく「自宅でも自分でトレーニングをしたい!」とか、「自分でできるようになりたい!」と言う方がトレーナーにコツややるべきことを聞くときに、合わせて聞いていただきたいポイントがあります。
・家にある器具の種類
・実施できるスペース
・別途でジムに契約しているかなど
この3つです。順に説明します!
[家にある器具の種類]
まずはお家にどれくらいの環境が揃っているかを確認したいです。
例えばヨガマットがあったり、ダンベルがあったりしますか?こう言ったものがもしお家にあればそのツールがあることを伝えておきましょう。
それをもとにトレーナーができるトレーニングを考えて伝えてくれたり、場合によっては買って揃えてほしい道具もお伝えしてくれると思います。
[実施できるスペース]
これも重要ですね。
お家にどれくらいのスペースがあるのかでかなり変わって来ます。例えば極端な例ですが「畳一畳分しかスペースが無い」と言われればできる種目もだいぶ限られて来ます。
逆にもっと広いお部屋があるなら、もしかすると「エアロバイクを導入して、〇〇のトレーニングをした後にバイクを漕いでいただけませんか?」というより密度の濃い提案ができたりする余地もある。なのでどれくらいのスペースがあるかも合わせてお伝えしてみてください。
[別途でジムを契約しているかなど]
中には通っているパーソナルジムだけでなく、別途で24時間ジムなどにも合わせて通っている人がいるかも?しれません。
その場合は必ず伝えましょう。
合わせて、どんなマシンがあるかも分かれば伝えられればベスト。
そうすることで「この種目とこの種目とこの種目をやってみましょう!」というトレーニングメニューを組んでくれると思います!
④その他
・他のジムのトレーナーに教わった指導内容
これは少し特殊な例ですが、そのトレーナーさん以外のトレーナーさんのところにも通って指導してもらっている方がたまにいらっしゃいます。
そんな方に向けての項目です。
[他のジムのトレーナーに教わった指導内容]
この場合トレーナーにはぜひ、その方に教わったトレーニング指導の内容を可能な範囲でお伝えいただきたいなと思います。
というのもその目的は、
[目的に応じて整合性を取ったり、役割を明確に棲み分けする為]です。
先方のトレーナーと強みが異なっている可能性もあるし、少し重複する部分もあるかもしれません。そう言った場合、処方する内容にバラツキや乖離が大きく出過ぎてしまったり、はたまた内容が重複しすぎても良くありません。
お客様の目的に応じてその足りないところを補完し合うというバランスを取る為に、トレーニング種目や目的、考え方など教わったことを可能な限りお伝えいただけると非常に助かります。
終わりに
いかがでしょうか?
トレーナーとのコミュニケーションの中で「聞いて良いのかな?」とか、「聞きにくいなぁ」と思うことは割と多かったりするかもしれませんし、逆に「どう聞いたら良いかわからない」という方もいるはずです。
そんな皆様の一助になればいいなと思い、本日はこの記事を書かせていただきました。
どうぞ皆様、トレーナーと素敵なフィットネスライフをお過ごしくださいね♪
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