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困窮するほどに正論の溢れる世の中で


あらためて述べるでもないことでもないかもしれません。

僕にはやや不精な性向があって、人は好きだが、会ったり話したりするのが億劫に感じられてしまうことが、時折あります。

いまにはじまったことではなくって、子どもの頃からずっとそう。

友人と遊ぶ約束をしたはよいものの(約束したときはこころの底からの遊びたいと思っている)、いざ当日になると、家から出るのが億劫で仕方なくなってしまうのです。

玄関の扉を開け、踏み出す一歩が重い。

行けばそれなりに愉しむのはいつものことなのに、二十歳を超えてもその性向はなかなか消え去らない。むしろひどくなっているような気さえする。

日常的に文章を書いていると、どうしたって内向的になるものです。



けれども会って話すとやっぱり活力が湧く。とくにぺぺぺの会の人たちと会うと。

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