見出し画像

助産学生の就職活動、就職試験について


この時期になると、助産学生や看護学生は大体就職試験は結果が出始めている人が多いのではないでしょうか。みなさんは就職活動にどの程度時間を割きましたか?
私が看護学生の頃は、実習先の病院でいいや。と適当に決めて入職したものです。実習先の病院に就職することは、クラスメイトの半分くらいが同じ病院に就職する状態だったので、入職後は心強かったのを覚えています。
1年目研修で集まる時も、「やっほー、元気?」みたいな感じで緊張することなく参加できました。社会人経験のない真っ新な新卒で就職するには良い環境だったと思います。

さて、早速就職活動、就職試験についてですが、
まずわたしのデーターから簡単に。
⚪︎現在助産学生
⚪︎2年数ヶ月臨床経験あり(3年目途中までなので)
⚪︎現在住んでいる県から出る予定
⚪︎助産師として採用される病院を選択

こんな感じです。
就活して分かったとこは、やはり臨床経験の有無は大きく関わってくる事です。採用試験の受験枠も若干違ってくることも実際にありましたので、私のように臨床経験ありの方はその応募枠を間違わないように注意する必要があります。このことについても後ほど詳しく述べていますのでそちらを参考にしてください。

今回は就職活動する際に、
「こういうの誰かに聞きたいけど聞ける人がいない」
「こういう情報知りたいけどどこにその情報転がってるの?」
と、思うのではないかという項目を私なりにピックアップしました。

①就職活動はいつから始めると良いのか

②病院を選ぶ際、どのように絞っていけば良いのか

③よくある就職試験の内容はなにか(筆記と面接)

④働いてみないと分からないと言われる職場の人間関係や雰囲気を少しでも探る方法

⑤臨床経験がある人の助産師採用ってどんな感じなのか


これらについて、まとめていこうと思います。
これは助産学生だけでなく、看護学生にも活用できる内容かと思います。
色々とネットには載っていない情報も記載しているため、割とボリューミーになってしまい、文字数もかなり多くなっておりますが、気になる方はぜひ読んで下さい。
あなたの就活に少しはお役に立てると思います!


①就職活動はいつから始めるといいのか

単刀直入に言うと、早い方がいいです。
夏休みのこの時期は、病院側もインターンシップを開催しているところが多いです。対象は再来年入職予定者。来年最終学年になる方に向けて実施されています。だからと言って、1年生が参加してはいけないわけではありません。
ただ、見学したい部署は再来年入職予定の方を優先されることが多いため、希望部署を見学できない可能性はあるかもしれませんが、実際に行って話を聞くこと、病院内部の様子を見ること、人間関係を覗くことは良い経験になるはずです!

病院見学やインターンシップはたくさん行けば行くほど選択肢は広がります。行ける時に行きましょう!そして最新の情報は就活の時期にまたホームページを確認すれば良いと思います。

⚠️クラスメイトにホームページには助産師も募集しているような事が書いていたにも関わらず、いざ就職試験を受けると「今年は助産師採用はありませんが…」と言われた病院があったと聞きました。募集枠に助産師があるかは最新の情報から確認するように気を付けてください!
どうしても気になる場合はインターンシップの際に直接確認したり、問い合わせた方が確実です。
採用人数は、退職予定者の人数から大体の人数を出していますので、若干の変動はあるかもしれません。

ここからは私の就職活動の実際についてです。

私は昨年の11月から始めていました。多分早すぎました。ですがその分たくさんの病院を見ることが出来ましたし、実際にその時期から病院見学をされてる学生はいました。
私は助産学校の受験が11月頭にありました。私自身色々ありまして、受験の手応えのなさから「私はオペ看に戻ることになるな。今のうちからオペ看としてまた採用してくれる場所を探そう。これを機に県を出よう」そう考えていました。
そして燃え尽き症候群だったのでしょう。笑
受験が終わった途端、助産学校に入学したい意欲も消え去ってしまい、いわゆる「現実逃避がしたい」欲が強くあり、一旦気分転換に1人旅行でもしようと考えてすぐに旅行の準備をしました。笑
次の職場を探す➕1人旅行。
病院巡りをしながら、行きたいところへ旅行しよう!となり、11月中旬から病院見学をスタートさせました。面白い事に病院1箇所目の見学を終えた後に助産学校から合格通知を頂きました。その結果を踏まえてオペ看として働く場所という視点から助産師として働く場を探す視点に切り替えて探しました。

元々オペ看に戻るとしても「周産期センターに認定されている病院で、必ず帝王切開に携われる病院が良い!」と考えて病院を選んでいたので、視点を変えたとしても、必ず産科がある病院、または周産期に力を入れている病院だったので問題なく見学も進められました。
実際にこの時期に病院見学をしている人は少なく、大学生か中途採用の方が一緒になることが多かったです。人数が少ない分、私1人に時間を割いて色々説明してくださったり、見学も複数の部署を見せて頂けました。
病院の様子は、ホームページやパンフレットだけでは全くわかりません。
私自身、病院の中に入って看護部の方と関わった時に「うわ、、こんな雰囲気なんだ、、。私には到底合わない。まだ説明聞いてないけどここは無し」なんて病院もいくつかありました。本当です。これは実際に行かないと分からないです。
ひつこく繰り返しますが、インターンシップや病院見学には必ず行くことをオススメします。

就職活動は早く始めるに越した事ありません。実際助産学校に入学してからはそんな暇もなく、あの時に詰め詰めで見学まわって正解だったと強く思います。特に県外に出たいとなると、コロナ関係もありますので(コロナが多い場所に行っただけで数日間自宅待機➕オンラインで授業を受けるなど)私のように完全にフリー状態にある人は、気になった病院があればその都度見学しておくと良いと思います!
看護学生からストレートで助産に進む方からすると参考にならないかもしれません。すみません、、、。でも繰り返し言えることは、早くから探すに越したことないと言うことです。妥協してここで良いやと就職するより、しっかり選んで悩んでここが良い!と思えた場所でなければ面接の時も熱意が生まれません、、。


②どうやって病院を絞っていったのか

ここから先は

5,378字 / 3画像

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

#就活体験記

11,827件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?