最強のヴェリコタルノヴォ
2024年6月26日
・朝焼けで徐々にプロヴディフの旧市街が明るくなっていくタイミングでバスセンターに移動して次の町、ヴェリコ・タルノヴォ行きの車に乗り込んだ。朝の早い時間に行動するの嫌いじゃない。
・中央アジアとうって違い、基本みんな話しかけてこないスタンス。こちらから英語で話しかけるても単語ベースでの会話になる。
・日本を出立して3週間ぐらいになりそう!早いな〜!!!もう3週間!!??!早いって!!!!!!日本の皆さんーー!!!!!梅雨入りですかーーー?!!?!?梅雨ーー!!!!楽しんでますか〜〜!!!?!!?
・梅雨で嬉しかったこととかある?部活潰れて嬉しいぐらいじゃない?いや室内練になってたなそういや。ハンドボールを中高やってたんだけど、高校の時の室内練習、何やってたか思い出せない……。中学校の時は校内走ってたな。梅雨の時期、放課後の校内に吹奏楽部の練習音が響いていたの、いい思い出だよなあ。エモい。そういうエモさ、拙者好きでござるよ。薫殿。
・ひたすらにブルガリアの田園風景(?)を横にバスは4時間走り続ける。BGMに「Flowers on the battlefield」という昔やってたゲームの音楽を聴きながらボーっとする。最高の時間やん。
・あー!!!!ヴェルコ・タルノヴォ、めちゃくちゃいい街だここ!!!!!素晴らしい!!!!!!チェコの、チェスキークルムロフに似ている!
・久しぶりにいい街にであった。これだからやめられないんだ。こういう最高の街とまったりしている雰囲気、最高じゃないか。ヴェリコ・タルノヴォ。1度は口に出して呼んで頂きたい。
・ホテルもくっそ古い建物。オーナーがそもそも不在。勝手に入れシステム。3階のベランダでさっき商店で買ったヒエヒエペプシコーラ飲みながら、ホテルのスピーカーから誰かが勝手に流しているボサノバみたいなBGM聴き、さっき知り合ったセルビア人のイケメン兄さんが作ってくれた手巻き紙タバコ吸いながら夕涼み。最高じゃないか。この明るさで19時。風は程よく涼しい。最高だ。あ〜〜〜!!いい!みんなまったりしている。ヴェリコ・タルノヴォ、オススメです。こんな所オススメして本当に行くやついねえだろうが。おすすめなんだよ。来てみろ。あ?やんのか?
・世の中の宿やゲストハウスにはお節介なジジイというものがいる。必ずいる。出会ってしまうとまあ面倒だ。聞いてもないのにアドバイスをしてくる。老舗と言われる世界に点在している日本人ゲストハウスと呼ばれる所には高確率で存在する。
「〇〇を買うなら〇〇で買った方がいいよ」
「〇〇へいくなら〇〇から出ているバスが安い」
「〇〇は危ないから気をつけた方がいい」
こんなもん、序の口で酷い時には
「君は観光客に見間違えられるから財布を隠して行動した方がいい」
「〇〇へ行くのに〇〇で行くのは高い。有り得ない。」
「僕が若い頃は〇〇へ行って〇〇して〜」
クソである。
・さて何でこんなことをツラツラ述べているかと言うと、今泊まっている宿にアイルランド人のおっさんがいる。ま〜〜このじいさんがよく喋るし政治や自分の意見をツラツラ語ってくる。
「日本はAIに仕事を取って代わられたらどうするんだ?俺の意見だと〜〜〜」
「アメリカ政府は国民の事が大事だけど他国はどうでもいいと思ってやがるんだ、俺はそういうのが嫌いでね〜〜〜〜〜」
「〇〇という映画を見た方がいい。あれは共産主義と資本主義の考え方が〜〜〜」
うるせえ〜〜〜〜!!!!!!
何だこのジジイ!!!!!アイリッシュ訛りのわっかりずれぇ英語とダラダラながーい自分語り!役満かよ!!!!!!!!余りにもクソ面倒くさすぎて、「なるほどねえ〜」って流して携帯ポチポチしてた。
まあそれはそれとして雰囲気は最高のホテルなんでいいかな。適当にあしらってたらスンッとなって部屋に帰っていった。なんかやたらアルバイトの新人にやたら近づいてくる先輩いたよな。俺は優しいですよアピールというか。大体そういう先輩って、先輩たちのグループの中で弱めの立ち位置だったりしたよな……。なんかそんな感じを思い出した。
・夜に宿のセルビア人が夜にBBQするから来なよってことで、みんなでワイワイ楽しくお肉食べながらビールを飲みまくった。ビックリしたというか、お酒強くて良かったな〜とこの時心底思った。なぜなら1人4リットル程飲んだからだ。ブルガリアはビールだけは特別安いので2リットルのプラスチックに入ったご当地ビールが200円とかなのだ。あいつら10本は用意してきた。ええ……。浴びるほど飲んだ。この時ほど、お酒強くて良かったな……と思ったことは無い。正確にはビール強くて、だな。ワインや日本酒はすぐに酔う。何故だろう?。ビールはある程度飲んでも正気は保てる。
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