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GWに読みたい!珠玉のファンタジー「車のいろは空のいろ」~【期間限定】1話全文公開~

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「車のいろは空のいろ」シリーズは、1968年に第1作目を刊行して以来、世代をこえて多くの読者に愛されてきたファンタジー作品。
短編集として構成され、各話で空いろのタクシーにのった松井さんと不思議なお客さんとの出会いが、やさしくあたたかく描かれています。
教科書にも長年掲載されてきた『白いぼうし』のタイトルで覚えているという方も多いのではないでしょうか。

このシリーズの作者はあまんきみこさん。『ちいちゃんのかげおくり』『おにたのぼうし』などでも知られる児童文学作家です。

1982年に2巻目となる『続 車のいろは空のいろ』(2000年に『車のいろは空のいろ 春のお客さん』として改訂)が、2000年には『車のいろは空のいろ 星のタクシー』が発表され、北田卓史さんの挿絵と共に、長らく全3巻で愛されてきました。

そんな本シリーズですが、実は現在、4巻目となる新作を発表すべく、準備が進んでおります! 「車のいろは空のいろ」記念イヤーとなる今年度、ぜひこの機会により多くの方々に、この作品を味わっていただきたい……。
そんな思いをこめて、新作刊行までのカウントダウンとして、春・夏・秋・冬の季節ごとに全4回、期間限定にて1話全文公開をすることにいたしました。(第1回は4/30~5/7終了予定)

第1回目は、『春のお客さん』
松井さんのタクシーに、とってもかわいい、でもどこか変わったお客さんが……。松井さんといっしょに、不思議な体験をぜひお楽しみください。

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(第1回の公開は終了いたしました)

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2回目の無料公開は、夏を予定しております! どうぞお楽しみに!

あまんきみこ
1931年、旧満州に生まれる。デビュー作『車のいろは空のいろ』で日本児童文学者協会新人賞と野間児童文芸推奨作品賞、『こがねの舟』で旺文社児童文学賞、『ちいちゃんのかげおくり』で小学館文学賞、『おっこちゃんとタンタンうさぎ』で野間児童文芸賞、『きつねのかみさま』で日本絵本賞など受賞多数。世代をこえて読み継がれている多数の作品がある。

北田卓史(きただ たくし)
1921年、東京に生まれる。昭和20年代から平成の始めにかけて児童書・絵本等に数々の作品を描いた画家。代表作に『チョコレート戦争』、『車のいろは空のいろ』、『さとるのじてんしゃ』等がある。

★現在、北田卓史さんの作品がこちらのnoteアカウントにて公開されています。色鮮やかで美しい原画作品が多数紹介されています。ぜひ、合わせてご覧くださいませ。