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「20代は死ぬほど働け!圧倒的成長!」という風潮について

こんにちは。
令和の働き方コーチ ぷーやんです。

今回は
「『20代は死ぬほど働け!圧倒的成長!』という風潮について」
というテーマでお話したいと思います。

つい先日、SNSにて
ある投稿を目にしました。

「20代はワークライフバランスなんて取るな!
死ぬほど働いて圧倒的に成長しろ!
20代でできた差は一生かけても取り返せないぞ!」

※誰が投稿していたのか、ということは伏せておきますが
おそらく普段僕のnoteをご覧になっている方は大体お察しがつくと思います。

僕は今年28歳になる年で
世間からすれば「働き盛り」に当たりますが、

僕は正直この
「20代は死ぬほど働け!圧倒的成長!」という考え方については
少し疑問を持っています。

そこで今回のnoteでは、
僕が上記の考え方について疑問を持った理由と
20代のうちはどう働けばいいのか、ということについてお話していきます。

「20代は死ぬほど働け!」という風潮が広まっている理由


まず「20代は死ぬほど働け!」という風潮が広まっている理由から
僕なりに言及していきたいと思います。

たぶんですが、この風潮が広まった大きな要因としては
以下の動画が大きいと思います。

僕もこの動画を見ましたし、
働き盛りだった2,3年前の僕は大きく影響されました。

それで、
「20代は死ぬほど働いて圧倒的に成長して、周りの人を見返すぞ!」
という考えになり、寝る暇も惜しんで働きました。

その結果、働きすぎて
2023年の8月に適応障害を発症。

※僕が適応障害になった経緯については
以下のnoteに詳しく書いています。

という感じで、僕のように
「20代で死ぬほど働いて周りの人と差をつけるぞ!」
と働きまくり、メンタルを壊す人も増えてきていると思います。

・・・何なんでしょうね?

おそらくこの背景にあるのは、

  • 終身雇用の崩壊によって会社が一生面倒を見てくれなくなる

  • 転職市場の活発化により転職が当たり前になる

  • 起業・フリーランスなど働き方に多様性が生まれてくる

  • SNSの発展により「キャリアはこうあるべき」の主張が増えてきている

というような「働き方」に対する考え方が
ここ数年で大きく変化したことにあると思われます。

特に上記4つ目の
「SNSの発展により『キャリアはこうあるべき』の主張が増えてきている」
ことの影響が凄まじく強いでしょう。

ベンチャー企業の役員や社長、起業家の方が
普段の働き方やワークスタイル、仕事観について
続々と発信を始め、

「僕もこの人達のように頑張らなきゃ」
と思う方がとても増えてきていると思います。

簡潔に言うと、
そういった発信者の方々の影響で
キャリア迷子になっている人がとてつもなく増えているんですよね。

だから、自分がどうしたいかも考えず
「20代は死ぬほど働け!」という風潮に踊らされて
体や心を壊すまで働いてしまう、というパターンができてしまっているのです。

もちろん死ぬほど働くことは決して悪いことではありませんし、
人それぞれのキャリアなので否定する気はございません。

ただ、そうした発信者の影響で
盲目的に「20代は死ぬほど働け!」と信じ込んでしまっている
という現状があるのです。

20代のうちはどう働けばいいのか?


では、ここからは
「20代のうちはどう働けばいいのか?」
ということについて僕なりの意見を述べたいと思います。

結論からお話しますと、
20代のうちからワークライフバランスを取ってもいい
と僕は思います。

要するに、
「20代は死ぬほど働け!圧倒的成長!」
と意気込む必要なんてない、ということですね。

なぜそう思うのか?
僕が働きすぎて適応障害になったということから
そう考えるようになったのももちろんあります。

でも一番は、
「一度きりの人生だし仕事ばかりしなくたっていい」
と思うからですね。

仕事ってあくまでも人生の一部だし、
仕事以外にも人生で楽しいことはたくさんあります。

もちろん仕事を人生最大の生きがいにする、という生き方もありです。
人それぞれなので否定はしません。

ですが、僕はこう考えました。

「死ぬときに仕事ばっかりしなければよかったと後悔するなら
今のうちから後悔しないように楽しめばよくないか?」

人間、死ぬときに一番後悔することが
「あんなに仕事を頑張りすぎなければよかった」
らしいんですよ。

(どこかのネット記事にそんな事が書いていたので
興味のある方は調べてみてください)

しかも仕事ってあくまでも「他人軸」での評価なので
仕事をくれる人、自分の働きっぷりを評価してくれる人が
いることで初めて

「仕事って楽しい!」
と感じるようになると思うんですね。

この「他人軸」の生き方ばかりしているのが
僕は危険だと思っていて、

自分を評価してくれる「他人」がいなくなった瞬間に
自分の人生を楽しめなくなってしまう、という落とし穴があります。

そうではなくて、
「自分のご機嫌は自分自身で取る」
という「自分軸」の生き方を僕はこれからしていきたいと思ったのです。

  • 食べたいものを食べる

  • 行きたい場所に行く

  • 会いたい人に会う

  • 趣味に没頭する

  • 仲間と喜びを分かち合う

そうした自分の中から湧き出てくる「ワクワク」を大切にして
今後は生きていく。

そんな生き方で十分だと僕は思っています。

まとめると、仕事だけを人生の生きがいにするのではなく
仕事を含めた人生トータルで充実させていく
という考え方が僕にはピッタリだと思いました。

最後に


さて、いかがだったでしょうか?

繰り返しになりますが、
人のキャリアは人それぞれ違ってくるものです。

仕事に全振りして大きな目標を達成したい人もいれば、
仕事とプライベートを両立させて楽しみたい人もいます。

仕事に全振りすることは悪いことではありません。

僕にも仕事に全振りしていた期間があったからこそ、
今回お話した考え方にたどり着きました。

なので迷っている方は、
一度今の仕事(もしくはやりたい仕事)を無我夢中でやってみる
というのもいいかと思います。

無我夢中で頑張った先に、自分の行きたい場所が見えてきます。

あなたが納得のいく人生・キャリアを歩めることを
心より応援しています。

最後になりますが、もしあなたが

「今の仕事がつらくてしんどい」
「仕事を休むかどうか悩んでいる」
のようなお悩みを抱えているのであれば、

僕にその悩みを全てぶつけてください。

TwitterのDM公式LINEへひとこといただければ
いつでも60分無料でご相談に乗ります。

他愛のない話でも構いません。
一人で抱えずに、僕にお話してください。

それでは皆さん、ベストな働き方を!


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