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カウンセリングの日②

※性虐待被害、性犯罪被害によるトラウマ症状やフラッシュバックの不安のある方はお控えください。







今日は、再開してから4回目
前回からは3週間ぶりのカウンセリングでした。

まずは軽く、この3週間の出来事を報告しました。
前回はフラバが辛かったり発作を起こしたり混乱していましたが、今はトラウマの症状や発作よりも、ADHDの症状が強く出ていて、日常生活や仕事に支障がかなり出てきている為、通院や発達系の再検査やADHDのお薬を処方してもらいたい希望があることを伝えました。

その上で、今日のカウンセリング内容の確認をして、下記の順に進んでいきました。


①初めて会って治療していた当時、神経科の先生からの紹介状に、発達障害のことやトラウマの事など、わたしの事がどのような診断名や説明が書いてあったのか知りたい
↓↓↓

→不眠症診断(ADHD傾向強)
     ・当時はアルコール依存傾向があり、幻覚幻聴もあり、1週間ほど眠れず受診していたので、何処からの由来で不眠状態なのか判断できなかったらしい

→過覚醒(ADHDから、トラウマから、どちらからなのかは不明)
     ・常にぐるぐると思考が動き続けている状態。脳が熱くて溶けると訴えていたらしい。なので、とにかく寝るようにとベルソムラを飲んで眠った。副作用の悪夢との戦いだった。

→知能検査、認知の検査(得意・不得意にかなりの差がある結果になっている)
  ◎苦手なこと
     ・他人とは違う箇所に着目する傾向強。
     ・語彙力、言葉を使うこと、思いや気持ちを表現することが苦手
     ・一般的な常識や、しきたりがあまり分からない。理由を知っても納得や共感や理解があまり出来ない。
     ・物事のインプット・アウトプットが苦手。
     ・耳で聞いただけの手順や、相手の言葉の意味を考え理解し記憶しながら、返答したり、同時に作業をしていくことが苦手。
     ・他の人と同じことをしようとすると、出来るが非常に疲れる。
     ・手がかりが無かったり、イメージが漠然としていたり、相手やその場が望む着目点や空気、状況を読むことが苦手な為、協調してゴールへ向かうことが困難。
      ・1から想像していくこと、クリエイティブなことが苦手。

     ◎得意なこと
     ・耳からの刺激に敏感。絶対音感。単発的・短期的な記憶能力が非常に高い。図形や空間にも強い。
     ・目の前にあるマニュアルや、完成品の見本を見ながら、明確な手がかりを探し出し、視覚聴覚嗅覚など五感を駆使し完成度の高い作業をし再現することが得意。

     
当時の判断や紹介はこのような感じだったそうです。ADHD!とかASD!とかPTSD!とか、診断名がはっきりと無くても、やっぱりか〜、そうですよね治療期間も1年弱と短かったしわからないですよね…なるほど〜と納得。そして安心できました。トラウマからなのか発達障害からなのかわかりませんが、主にADHD傾向が強いことについて納得できました。
ですが、自覚があるASDについては、当時はASD傾向は強く出てはいなかったそうで、判断には繋がらなかったそうです。


     

②現状や今後のことを、夫にどう伝え相談するのが良いのか
↓↓↓

     ◎これまで生きてきて、トラウマ由来や発達障害の方面からの不調を感じる度に、メンタルも体もしんどくなって、仕事を辞めたり、引っ越したりして、環境を変えたり、静かに療養しては再スタートをしてを何度か経験した。原因も分からずだし、通院とかもした事がなく、繰り返した期間。このスパンは大きい波でいうと3~4年おきくらいにやって来る。そして数ヶ月~数年かかって落ち着いてくる。
そのリズムを把握出来てからは、またそろそろ、ズドンと落ちる時が来るかもと備えることができるようにはなった。
なので、夫には、その波が来るときは、トラウマや発達のケアや治療をして過ごしたいということを伝えたい。
家族生活や仕事、日常を送っていくために、苦しさやつまづきや困り事を緩和するためには、カウンセリングや通院をしたいんだということを。
調子が良い時期は、それらを離れることもあるということ。(もちろん、先生達の許可の元ですが)
そしてまた、今回のように、再開することがあるということ。伝えたいことは、先生と一緒に考えることができたので少し安心出来ました。

◎地域の発達支援センターに医療相談を勧めてもらいました。
発達障害の関連で受診を希望しているけれど、まずは支援センターに行って、そのための準備をしていきましょうとのことでした。
こんな田舎にあるのかな、と思いましたが、ありました。ですがそこは子供専用でした。
もう少し調べてみます。



次回までの宿題は
◎ADHDやASDのことが伝わりやすそうな漫画や記事を自分なりにセレクトしておくこと。
◎オススメしてくれた本を読んでみること。
(子育ての中での性教育の必要性について書いてある本)


  • 今回のまとめ    トラウマの症状も、発達関連の症状も、良くなったり対処したり出来ることはあっても、完全に無くなることは無いということ。それらは日常にたくさんの影響力があって、カウンセリングや治療で助けてもらいながら向き合い進んでいかなければならないこと。それを再確認しました。トラウマが治らないことに絶望した時期もありましたが、やっぱり今日、そう認識しました。あくまで先生と同じ認識という事で、それはわたし自身にとっての寄り添いの言葉です。いつか夫に、自分の気持ちを、自分の言葉で、伝えられますように。