鹿よけ風車の作り方。

 月一更新程度でのんびりとやっているこちらのnoteですが、今回は鹿がすぐ近くに住んでいるような山間部地域の田舎暮らしをありのままにお話していきます。

 まず、なぜわざわざ上の文章で「鹿がすぐ近くに住んでいる」と書いたか、というところです。大抵の場合、鹿は山道で見るか動物園で見るか、という動物でしょう。もしくは奈良県の鹿公園で見るか。ちなみに後で分かると思いますが、奈良の鹿公園の鹿はかなり賢いです。人でいう京大レベル。(奈良の鹿なので関西の大学で表してみました。特に深い意味はありません。)
 話を戻します。わたくしが住んでいる田舎は山の麓にあります。山麓なんていうと、とっても聞こえが良いですが、ただの不便な田舎です。そして動物、虫王国です。つまり、夜になると鹿やイノシシ、ハクビシンやキツネが村を徘徊するのです。それだけならいいのですが、作物を荒らし、糞をして大声で鳴くところまでがセット。これでは動物達が『かわいい🩷』なんて感情、全くもてませんね。作物や植物を片っ端から荒らされてはこちらも困りますし、2回目くらいからは腹が立ってきます。繰り返すと、鹿が道路で轢かれていてもかわいそうなどとは思えなくなってきます。

 さてどうしたものか。鹿避けの対策なんて全部試した。超音波は効かない、柵は倒す、網は破る、音も効かない、追っかけても無駄、、、、、となると、もう猟友会にでも、、、なんて思いますが、なかなか現実的ではありません。まず山に登る体力がありません。
 そうしてネットサーフィンをしていると、見つけました!害獣避け風車です。モグラやイノシシ、鳥などを避けるものだそうで、鹿も何日かは音や感触に驚くことでしょう。
 今回、わたくしはオリジナルに改変してしまいましたが、参考にさせていただいたのはこちらのJAのサイトです。↓↓↓
https://ja-kouka.shinobi.or.jp/food/challenge/detail.php?id=237

では、前置きが長くなりましたが、ここからがわたくしぷーこオリジナル風車の作り方です。

途中まではJAのサイトを見て製作、設置したのですが、これでは鹿は怖がらないと思い手を加えました。

ここからは写真と共に。

まず缶の上下に穴を開けます。ドライバーセットのドリルで開けました。力が必要なので、手袋をして作業を。
下は2箇所。
1cmずつぐらいで点を書いて、、、
点を打つのも大変。
真ん中にも点を打って、、、
端の2点と一つずれたところの真ん中の点を繋げると綺麗な曲線になる(はず)
切るのはカッターで。手に気をつけてください。
全部出来ました。手袋必須です。
真ん中辺りを外向きに折り曲げて、、、
穴に針金を通して落ちないように。
ちょっとうまくいかなかったので上下に一直線に針金を通してみました。
こんな感じで落ちないようにしてみました。

ということで、これが一応正式な方法?です。この時点で既にオリジナリティを加えてしまっていますが、、、

この後、さらなるオリジナルが登場します。

今まで食べられなかったこの木も被害にあったので取り付けました。あれ、さっきの缶なのに、、、
端を切ったり、真ん中で切ったりと風車なのか分かりませんがトゲトゲを。
下に3箇所(一つは真ん中に)穴を開けて、、、
上の穴も開けて
一つ飛ばしで片方の端を切る
曲げやすいように半分切れ目を入れて、、、
斜めに開いたりして、、、
トゲトゲの完成。

出来ましたね。

危険です。分かっています。

 鹿意外の小動物(誰かのペットの猫とか)には当たらないように場所を考えてくださいね。鹿やイノシシなどの野生の動物は、金属入りの網を噛みちぎるので(またやられた)むしろ何の問題もないかと。キラキラ光るのとカシャカシャという音が動物を避けるので、そもそも食べようとは思わないかもしれません。
 実際、これらを設置してからも鹿は植物を食べていたし、なんなら一緒に噛んで曲げていました。夜中に鳴き声も聞こえなかったので、鹿にとってはそんなに危険ではなかったのではないかと推測します。ただ、キラキラとカシャカシャ音をより強めるために、風の当たりやすいところや体を当てているであろうところに設置すると鹿は来なくなりました。
 全く傷つける意図はありませんが、見た目的に危ないんじゃないかと思われるかと思いまして、、、人間は動物に比べると毛がなく皮膚が柔らかいので、自身が怪我をしないように気をつけてください。また、近所の方や子どもに配慮した場所に取り付けると良いと思います。

 ということで、鹿よけ風車の作り方でした。より踏み込んだ対応をしなければ、鹿はすぐに作物を食べようとします。山に放置された筍や山菜などがたくさんあるはずなのに。音と反射を利用して、鹿にここは危ない場所だと覚えさせることを目的に設置してみてはいかがでしょう。

 ではこの記事はここまでです。お読みくださりありがとうございました!また次の記事を待っててね〜👋

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