PONY@

感想文のあれです。

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最近の記事

抑圧

よお、思うところがあったので埋葬させてください。 ここ最近、SNSの利用者が増えたせいか現実世界との境界が曖昧になっている気がします。例えば、某俳優や某プロレスラーの自殺がセンセーションとなり、原因とされる誹謗中傷に対して批判的な声が多く挙げられています。 もちろん、特定の個に対しての誹謗中傷や罵詈雑言等、刑罰として規定されている通り認められる行為ではありません。 しかしながら、そういった要素を全て統制することは不可能であり、否、統制すべきではないとも考えてしまいます。

    • 友人

      よお、唐突だが馬(一人称)には友人がいない。 ありていに言う(それなりに話す友人はいるが特段昵懇な間柄の)友人がいないとはわけが違う。己のパーソナルスペースに人間がいないのだ。 勘違いして欲しくないのが、極端に一人を志向しているとか、捨てられ憎んでいるとか、友人が欲しくないわけではない。人並みにとりとめもない会話ができるような、行動を共にできるような友人が欲しくてたまらない。 正直、自分が連帯への飢餓を発症するとは露にも思わなかった。今になって思うのは小中高は会話や遊び

      • メエシカちゃんねる

        よお、ご機嫌麗しゅう。 突然だが、不要不急の中で皆様が嗜んだ娯楽を当てて見せよう。 、、、、、動画配信サービスに違いない。 昨今の動画配信サービスの興隆はとどまるところを知らない。馬(一人称)もといこの私もyoutube、amazon prime videoには大変お世話になっている。(いざ列挙してみたら少なかったのは内緒だ。) さて、ここで本題に入る。 YouTubeにあるコンテンツ一つとして新進気鋭の存在であるVirtual youtuberについてご存じだろう

        • 何者 (監督  三浦大輔)【2016年  日本】

          よお、ついにストックが最後になってしまった。この記事を誰かが見ているなら馬は、、、就活の話です。不穏です。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじ典型的な5人の大学生が、協力しながら就職活動するなかで、本音や自意識、恋愛感情が交錯し互いの関係性を複雑にしていく話である。 総括批判的なレビューが多かったが、割と面白かったと思う。就職活動特有の焦りと自意識の肥大化がリアルさは見ものだった。オチも込みで時系列が曖昧な感じも納得できる。しか

          原発のウソ (小出裕章)

          よお、今日も変な時間に寝てしまって、不摂生ここに極まっているPONY@です。今日も夜の電力消費の一翼を担っています。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 概要原発の場所や被害の歴史、発電量などといった社会科学的な側面だけでなく、放射性物質の具体的な危険性や原発の稼働システムなど自然科学的な側面なども含めた原発について仔細まで書かれた本である。 総括数的データや事例ベースで話が説明されており、危険性についても基準がわかり理解を容易くしていた

          原発のウソ (小出裕章)

          ペンギンハイウェイ (監督  石田裕康) 【2018年  日本】

          よお、ペンギンと言えば、漢字で人鳥と書くことで有名だが、人馬と書いてなんて読むか知ってるか、、、、、? ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 途中考察 ペンギンハイウェイ備忘録 ・なぜペンギンか ・なぜ故郷のモデルがギリシャ?(多分) ・「私人類じゃないらしいの」という発言はどこから出たものか、調査の結果から? ・主人公がお姉さんと会わなかった時は何をしていたのか?単純に海の調査に夢中? ・海もとい裂け目がエネルギー源の理由は? ・ジャバウォ

          ペンギンハイウェイ (監督  石田裕康) 【2018年  日本】

          打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (監督  岩井俊二 )【2017年日本】

          よお、8日目に差し掛かる。俺が馬で良かったな、セミだったら、、、 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじ花火の知識が薄い主人公は、想いを寄せる女の子が不本意な転校を強いられているのを知り助けられなかったことを後悔する。しかし、時間を巻き戻すことができる不思議な力を手にし何度も1日を繰り返すことができるようになる…救うために葛藤し奔走する中、ついでに花火も見る物語だ。 総括時かけ的な青春譚を期待したんだが、なんだろうなシュルレアリスム

          打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (監督  岩井俊二 )【2017年日本】

          朗読者 (ベルンハルト・シュリンク)

          よお、本を読んでも映画を見ても教養が身につかないので困っています。アウトプットした何とかなるわけでもないらしい。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじ病弱な15歳の少年はある日、母親ほどの年齢の女性に恋に落ち、情事を重ねる。しかし女性は突然失踪してしまう。そこには戦争中の過去が原因していた… 総括ドイツ文学の翻訳ということで、全体的に取っ付き難い印象を受けた。叙情的な表現が多く抽象的な感覚や答えのない命題が問われ感受性が死んでる馬

          朗読者 (ベルンハルト・シュリンク)

          隣人は静かに笑う (監督  マーク・ペリントン) 【1999年  アメリカ】

          よお、1週間記事転生をし続けて気が付いたが、結構書いてたんだな。感想文。既製の記事がなくなったときのスピードについていけるだろうか。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじテロリズムの歴史を専門に大学で教鞭をとる主人公はある日、怪我をした少年を助ける。その少年は最近引っ越してきた隣人夫妻の息子で、それを機に両家は交流するようになるが、夫妻の夫に不審な点が垣間見える… 総括後味悪いエンドすこすこなのだ。派手さのない展開の真綿で首を絞め

          隣人は静かに笑う (監督  マーク・ペリントン) 【1999年  アメリカ】

          In Time (監督  アンドリュー・ニコル )【2011年  アメリカ】

          よお、好きな方向は左、好きな数字は99ことご存知PONY@です。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじテクノロジーの発達によって余命を通貨とすることで25歳以降の身体的老化が無くなった社会の中で、スラムで暮らす青年がなんやかんやする物語である。 総括設定は面白く、王道の下克上的なストーリーも良かったが、映像としての映えは無かった。山場の盛り上がりが欠け、御都合主義的な展開や設定の杜撰さを感じ残念。すぐチューするな。よりスラムの退廃

          In Time (監督  アンドリュー・ニコル )【2011年  アメリカ】

          よくわかる日本経済入門 (塚崎公義)

          よお、箸休めの教養本の読書感想文だ。洋画にも飽食してきた頃だろう。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 概要2015年時点において、日本の経済についてGDP、財政、政策、金利、雇用、失業、恐慌等々、身近で経済っぽい分野をつまみ食いして説明した本である。 総括平易な理論をもとに分析、説明されているため非常にためになったし持論も展開されていて面白かった。しかし経済入門と謳っているが、初心者にはかなり難解な内容で専門的に勉強してからの方が楽しめ

          よくわかる日本経済入門 (塚崎公義)

          フォレスト・ガンプ/一期一会 (監督 ロバート・ゼメキス )【1994年  アメリカ】

          よお、この時期はどうやら洋画に憑りつかれていたらしい。最近はめっきり見なくなってしまったな。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじ発達障害というハンデを抱えて生まれた主人公のフォレスト・ガンプが持ち前の誠実さと優しさで、様々な人の心を掴み偉業を成し遂げていく様をアメリカの歴史とともに描いた物語である。 総括語り部が昔を懐古?回顧?する中で現実のアメリカ史実と関連づけられており勉強になった。コンセプトなんだろうが、あまりにも上手く行

          フォレスト・ガンプ/一期一会 (監督 ロバート・ゼメキス )【1994年  アメリカ】

          トゥルーマン・ショー (監督 ピーター・ウィアー) 【1998年  アメリカ】

          よお、投稿6日目にして挨拶のレパートリーもなくなってきた、誰かなにを話したらいいか教えてくれ。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじ離島の保険会社に勤める明朗な男トゥルーマンは、ある日生き別れの父親と再会するが何者かに連れ去られてしまう。これをきっかけに街に不自然さを感じるようになる。実は、彼は誕生の瞬間からTVで放映されており「トゥルーマン・ショー」というフィクションの人生だったのだ… 総括現実世界の視聴者にほぼネタバラシをして

          トゥルーマン・ショー (監督 ピーター・ウィアー) 【1998年  アメリカ】

          ショーシャンクの空に (監督 フランク・ダラボン) 【1994年 アメリカ】

          よお、映画いいよね、非現実感というか、現世はクソだな。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじある日、若く優秀な銀行員のデュフレーンは冤罪によって終身刑を求刑される。刑務所の中で孤立し凄惨な扱いを受ける中でも、持ち前の真面目さで調達屋のレッドを筆頭に仲間を得ていく。銀行員としての経験や知識を買われ、刑務所の職員にも取り入っていく中で、ある日冤罪の証拠を掴むが… 総括主要な登場人物へのフォーカスが損なわれず、しこりがなくスッキリと観賞

          ショーシャンクの空に (監督 フランク・ダラボン) 【1994年 アメリカ】

          時計じかけのオレンジ( 監督 スタンリー・キューブリック) 【1971年 アメリカ】

          よお、そろそろストックも尽きてきたころですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。しばらく映画鑑賞文のターンです。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじ金!暴力!SEX!などの欲望に忠実に生きる青年アレックスは、ある日仲間に裏切られ刑務所に投獄される。刑期がすぎる中、ルドヴィコ療法と呼ばれる治療を受けアレックスは出所する。しかしそれは、反社会的行動を身体が拒絶してしまうもので、それをいい事にシャバで今までの報復を受ける… 総括初めての毛

          時計じかけのオレンジ( 監督 スタンリー・キューブリック) 【1971年 アメリカ】

          アメージンググレース (監督 マイケル・アプテッド)【2006年 イギリス】

          よお、今日はいつもと趣向を変更して、映画鑑賞文でございますことよ。 ※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。 あらすじ18世紀のイギリスにおいて、若き議員であるウィルバーが奴隷貿易が廃止された世の中に変えるため奮闘する物語である。また、名曲「アメージンググレース」の誕生秘話でもある。 総評歴史に疎い私が見ても経緯が明瞭で内容的な理解は安易であった。しかし、洋画というコンテンツに不慣れなのかもしれないが、登場人物の顔と名前が一致し難く(特にその他

          アメージンググレース (監督 マイケル・アプテッド)【2006年 イギリス】