フォレスト・ガンプ/一期一会 (監督 ロバート・ゼメキス )【1994年  アメリカ】

よお、この時期はどうやら洋画に憑りつかれていたらしい。最近はめっきり見なくなってしまったな。
※この記事はタイトルの作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。


あらすじ

発達障害というハンデを抱えて生まれた主人公のフォレスト・ガンプが持ち前の誠実さと優しさで、様々な人の心を掴み偉業を成し遂げていく様をアメリカの歴史とともに描いた物語である。


総括

語り部が昔を懐古?回顧?する中で現実のアメリカ史実と関連づけられており勉強になった。コンセプトなんだろうが、あまりにも上手く行き過ぎているのと情報を盛り込み過ぎていて、起伏にかけていたのがなんとも。走るシーンが一番よおわからん。


推しの登場人物

ダン中尉かっこいいね。男の子なら誰しも成し遂げたいことの第16位ぐらいに「戦場で殉死する」ってあるんじゃないかな、馬はないけど。器用に生きることの邪魔をしていたプライドが虚栄心だったと気付かされたんだろう。神と仲直りしたって表現ほんとエモい。馬も使ってこ。


内容について

自分に正直に、実直に生きることは難儀だねぇといった感じだ。ガンプは実直に我が道を進んだが、ジェニーは理想のために迎合し身を滅ぼす展開となっていてコントラストだったんだろう。まあ発達障害や無能が何かに注力して上手くいくケースって一握りなんじゃないかな。馬も中学生のときクラスに明らかなそういった子が居て、社会的にもクラスメイトからの待遇も不遇であり、親も非情なことをするなって考えてたけど今ならわからなくはない。だが社会体制として画一的な教育や知能水準を求めることは、コストがかからないし当然の帰結だと思う。しかして、仕切りに出てきた運命ではないけれども、自分がなるべくして成る存在となるために実直に生きることができるのは羨ましいと思う。ルターやらカルヴァンやらが言ってた予定説が運命の本質だとすると味気ないからな。





それでは、現実に戻ります。では、

(なお、上記の文章は以前ツイッターにて投稿したものを泥棒してきたものである。誤字脱字等の推敲は施すが、当時の感性の味を存分に味わえるよう加工はほどほどにしてある。)


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