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メエシカちゃんねる


よお、ご機嫌麗しゅう。

突然だが、不要不急の中で皆様が嗜んだ娯楽を当てて見せよう。

、、、、、動画配信サービスに違いない。

昨今の動画配信サービスの興隆はとどまるところを知らない。馬(一人称)もといこの私もyoutube、amazon prime videoには大変お世話になっている。(いざ列挙してみたら少なかったのは内緒だ。)

さて、ここで本題に入る。

YouTubeにあるコンテンツ一つとして新進気鋭の存在であるVirtual youtuberについてご存じだろうか。(以下Vtuberと略す。)

簡単に言えば、二次元の皮をかぶった配信者である。(言葉にトゲがある気がするが、中傷の意図はない。)見て呉れがいい奴らだ。

当記事はそんなVtuberの中でも一押しのメエシカちゃんねるについて紹介していこう。

なぜ、このタイミングで紹介するのか。

それは現在メエシカちゃんねるが配信者として、否、クリエイターとして表現の馬首をめぐらしたため(方向転換したみたいな意味です)、初期の頃から応援していた馬が(突然の古参面)メエシカの歴史を振り返り、魅力の滋味を再確認したいと考えたためである。

微力ながら更なるバズりの一助となれれば幸いである。

(前振りが長すぎないか?)

メエシカちゃんねるとは

『メエシカちゃんねる』は当初『メエの宇宙遭難日記』という名称で2018年04月10日に開設され、活動3年目の現在のチャンネル登録者数は約1.1万人となっている。

配信スタイルは一言でいえば夫婦漫才である。メエちゃんのボケにシカちゃんがツッコミをいれるといったNL(ノーマルカップリング)厨にはたまらない逸品である。

当記事を読み進めていただく上で、それぞれの特徴や魅力について確認しておこう。


メエちゃん
正式名称はMAE-44。宇宙探査用ヒューマノイドとして宇宙や地球の探査を目的としている。

特徴的な話し方と独特の感性が最大の魅力。ほんぴらー(=メエシカちゃんねるのリスナーの総称)やシカちゃんすらついていけないことも多々。”ぽんぴる~”といった挨拶や”壊れ犬”といったキャラクターの生みの親。(*´◒`*)の顔文字を愛用。

趣味は映画やドラマ、漫画の鑑賞と飲酒(?)。海外ドラマ等から学んだとされる語学力も魅力の一つ

同じVtuberのウェザーロイドTypeA Airi、富士葵の大ファン。

(ぽんぴる~爆誕。癖になる語尾ぽんぴるまる~。)

(壊れ犬の誕生秘話である涙なしには語れない。)


シカちゃん
正式名称はS‐714。メエちゃんのサポートロボット。

落ち着いたいい声をしている豆腐(AV男優みたいな声と揶揄されることもあるが馬はイケボだと思っています)。サポートロボットでありながら、本人は出たがりな性格で3つの人格を持つ多重人格者(実は第4の人格もTwitter上にあるとかないとか)。

趣味はお絵かき。画風はシンプルでありながら、特徴の表現に長け精練されている。目が特徴的。ほかにも音楽や映像といったマルチな才能を持つ

(豆腐の歌。自己紹介乙。)

(ス〇ブラのパロディ。映像編集技術が伺える。)

馬はメエシカちゃんねるの歴史は大きく4つの時代に区分されると考えている。時系列的に順を追って紹介していこう。

第一期

デビューして初めの5ヵ月の時期(2018.4~2018.9)である。

当初の配信スタイルは主にストーリーと壊れ犬劇場とラジオの3本仕立て。(まるでトロイの木馬である。)

ストーリーとはVtuberの設定に沿ったもので、宇宙探査用ヒューマノイドとしての宇宙探査の模様がショートアニメ調に繰り広げられる。コミカルな話からエモい話までストーリーの完成度が高い。(N〇K教育テレビで放送できるレベルである。)

(初回から自虐をぶち込んでくるの度胸たるや。)

壊れ犬劇場とは、先述の壊れ犬の日常を描いたショートアニメである。メエちゃんの感性が爆発しており、狂気とカオスのイデア。天才の所業。人生の上級者でないと到底ついていけない。(これがシュールレアリスムってやつか?)

(舌が輪郭と二次元的に交差しているところが良い。)

ラジオは「ぽんぴるラジオ」という名称で動画や生放送を投稿。一般的なそれよろしくリスナーからの意見を募集して、二人がイチャイチャする様を聞かせ付けられるという内容。しかし、カップル特有の甘ったるさもなく、和やかな会話とお洒落なBGMが相まって、さながら隠れ家的カフェを思わせる雰囲気を醸し出している。精神をすり減らした現代人や宇宙人は、ぜひぽんぴるラジオで英気を養ってほしい。

(馬もリスナーとしてマシュマロを投稿しているので探してくれたまえ。)

ラジオ形式は馬のニーズを絶妙に満たした。動画や配信に30分~1時間費やすのはもったいない気がするものの、作業用にするとしたら映像が気になってしまうというアンビバレントな感情を同時に解消してくれたのである。

また、生放送でなくともリスナーとの交流を図りつつ自然な2人の対話を楽しめる上に準備期間を設けられる点でメエシカの技術力を遺憾なく発揮することができ、さらに2人とも声が良いためシナジーが恐ろしい。(メエシカ欲張りセットである。)

ここまでご覧いただければ気が付くだろうが、そう、メエシカは当初から凄い。個性偏重主義、生き馬の目を抜くVtuberの世界で、十分すぎる傑出した個性と表現する技術力を持ち合わせている。にもかかわらずいまいちバズれない。

それはなぜか、認知されていないからである。どんなにいい商品も埋もれてしまえば、何の価値も発揮されない。

人類はインターネット千里眼持ち合わせていない。Vtuberには参入障壁がなくこの時すでに飽和していた。そこはプロデューサーやパトロンもいない個人勢にとって難儀な世界である。
※Vtuberには企業に所属している者と個人で運営している者がおり、上記の個人勢とは後者を指す。


しかし転機が訪れる。

第二期

デビューしてから6~9か月の時期(2018.10~2019.1)である。

メエシカはぽんぽこ24リターンズに出演を果たす。

ここでぽんぽこ24について簡単に説明しておこう。
ぽんぽこ24とは、同じくVtuberである甲賀流忍者ぽんぽことオシャレになりたい!ピーナッツくんの2人が企画する24時間の生放送である。
生放送ではCMや番組内の企画を通じてバズり悩むVtuberの紹介が行われる。(メエシカちゃんねる以外のチャンネルの動画になるので気になる方は各自でご覧ください。)

多くの消費者がメエシカの存在を目の当たりにする

この放送を機にメエシカちゃんねるのチャンネル登録者数は数倍に跳ね上がったのである。(この後に出演の感想を動画で語っている。)

さらにこの時期にはゲーム実況やバーチャルスターツアーズブラックホールラジオを始め、メエシカはリスナーを改めて引き出しの多さによって感服させたのである。

(某テーマパークのアトラクションを彷彿とさせるほどの卓越した技術力の暴力である。)

(普段とのギャップで風邪を引いてしまう。)

特に上記のブラックホールラジオは世界観を守りつつ表現のレパートリーを増やす妙手である。設定を逆手に取った手法は見事という他ない。弱み(=裏話)を見せることで、リスナーはより身近に感じ共感を求めやすくなる。

しかしこの時、馬はこれが後の二次元皮全脱ぎの兆候だったとは知る由もなかった。


「……おや!?メエの ようすが……!」

第三期

デビューしてから10~22か月の時期(2019.2~2020.2)である。

ついに始動したのである。かのV計画が、その全容とは、、、、

百聞は一見に如かずである。

(馬は前のビジュアルも好きだったけどね。媚びてない感じが。)

ディスリアンの発したセリフ「そもそも顔がブス」の複線回収である。(「やめてくれディスリアン、その術はメエシカに効く」)

確かにインターネットという市場の主要な消費者はきっと美少女至上主義であるので、群雄割拠のyoutuberの市場では必要なテコ入れだったのかもしれない。しかし逆張りキモータである馬としては世に迎合する姿を見たくなかった。

それはさておき、他のVtuberとのコラボが活発になった。メエシカのみの対話に食傷気味だったリスナーにとっても、またコラボ相手のリスナーにとっても新たな一面が見られ、双方にwin‐winなカンフル剤となったと言える。

メエちゃんシカちゃんにVtuberのお友達ができて馬は嬉しいです(突然の親面)。


しかしながら、この時期の主役はこの動画である。

(この動画の再生数がメエシカちゃんねるで頭一つ抜けている。)

Youtubeコメ欄曰くめっちゃわかりやすいらしい。馬にもわかる。馬はスターウォーズ作品一度も見たことないのに。ぽんぴらーでない方も褒めていらっしゃることから、色眼鏡なしに高評価なのだろう。なぜだか馬も鼻高々である。

イラスト、ストーリー、映像編集といったシカちゃんの技術の粋がこの短い10分に集約されている。この時はまだちょっとお絵かきができるただの豆腐だと思っていたので、「シカちゃん何者?」という疑念を抱かざるを得なかった。(本当にロボなのでは、、、、とまで)

これもそう、スターウォーズのような共通項があれば、技術は十分にバスり得る。

(この頃ひっそりと金暮まねえという宝くじを生業としたバ美肉おじさんがデビューする。シカちゃんの画風に酷似しているが一体中身は誰なんだ、、、、)

(マジで10万当てている幸運の女神なので触媒に最適である。)

初期のころに配信スタイルとかみ合わなかったシカちゃんの真価がようやく発揮され始め、このまま安定的な配信を行っていれば、伸び始めるのは時間の問題であると思っていたその矢先、、、


平穏に暮らすぽんぴらーのもとに爆弾が投下される


【重大発表】結婚しました。

第四期

デビューしてから23か月~現在(2020.3~)である。

(「応援してくださっている皆さまに大切なお話があります。」みたいな思わせクソタイトルじゃないのが流石である。)

!!?!?!?!?!!???!!!!?!!?

エイプリルフールが3月8日に改定されたわけではないらしい。やんちゃなドッキリを仕掛けるような幼い二人ではない(この危なげなさも魅力の一つである。)

回顧すれば思い当たる節の数々で、逆に今まで夫婦でなかったことに驚かされる。(プロポーズの言葉は「貴女の胸の四角に一生ドッキングさせてください。」とかなのかな、、、、)

これを皮切りにメエシカが神秘のベールを脱ぐ。暴露に次ぐ暴露。さながら週刊〇春。

メエちゃんシカちゃんは夫婦で、シカちゃん金暮まねえちゃんではなくマエムキ・スズ太郎さんで、シバキ倒す子さんと夫婦で、、、、、

人格が交差する。ここで公式の表明をご覧いただこう。

(つまり、犬は飼っていない。真実はいつも一つ。)

この公表は、V界隈では最終兵器とされている。

「『中身を公表する。』『メエシカも守る。』『両方』やらなくっちゃあならないってのが、『豆腐』のつらいところだな。」

「覚悟はいいか?俺はできてる」

そんな誰かが言ったセリフが聞こえてくるほどの覚悟を受け取った。

シカちゃんの第3の人格の日記がこれである。

(漫画家と言われれば、今までのハイスペックにも辻褄があう。)

夫婦の日常だけでなく、シュールな話もインスタントに楽しめるモブキャラっぽい画風が癖になる。もちろんいい意味で、だ。

この時期、馬にとって至高のラジオが配信される。メエシカと六道冥のコラボである。

(  善  の  イ  デ  ア  )

数多のVtuberの中で、馬は唯二メエシカと冥やんを推していたので受注生産なのかと思いましたね。(結婚より泡を食ったのは内緒である。)

その中で冥やんこと六道冥は次のように語っている。

「なんかすごい表現は漫画チックなのに、エフェクトとかがすごい綺麗で。え~~、これなんか、漫画と動画両方なんかやって、、得意な人なのかなって思ってて」
「なんかすごい、あの動画の間の空け、間のなんていうんですか、テンポがすごい良くて、エフェクトとかが出るテンポとか、なんか集中線が出るテンポとかが、すごいなんか洗練されてたので。あーこれはなんかタダモノじゃない、ただの宇宙探査用ヒューマノイドじゃないなってのを思ってましたね。すごいあの、なんでしy、あの、どんな人、方々なんだろうってのをすごい思ってました」
ーゲスト 六道冥さん!【六道冥の理想の結婚相手・リスナーからのお褒めコメントにタジタジ…!?など】第21回【ぽんぴるラジオ】の六道冥の発言より抜粋

冥やんもタダモノではないクリエイターであるからして、流石の慧眼である。馬の思うところを余すことなく代弁してくれた。

タダモノではないこと、メエシカの魅力が我々リスナーにしか知られていないことは、特別感がある反面、もどかしさもある。

しかし、メエシカはリスナーの予想を飛び越えながら、持てる武器全てを使って進化する選択をとったのである。

最後に

活動3年目にして、今なお進化し続けているメエシカだが、結婚発表をした時は馬は悪手だと思った。

というのも、メエシカの魅力の一つとして宇宙探査用ヒューマノイドという浮世離れしたSFの世界観がある。結婚という卑近なテーマとの親和性はなく、築き上げてきたものが水泡に帰してしまうと、、、ましてやブラックホールラジオではない。本編なのだから。

しかしメエシカの歴史はそんな馬の考えを粉砕し、杞憂でしかないことをありありと証明する。

メエシカちゃんねるのVとしての路線はアイドルではなくコンビでありカップルなのだから。高位の偶像というよりかはむしろ日常といったストーリー性で共感を求める戦略が合理的であるのだ。より身近卑近で、穏やかであれ。

それに改めて歴史を振り返って気が付いたことがある。

メエシカちゃんねるは一貫している。

お前が4つの時代の区分されるって言ったんだろ。つまり、3回ぶれているじゃないかとそう思う人もいるかもしれない。

そうじゃない、あれは進化なのである。

メエシカのキャラクター楽しみ方はいつも変わらない。常に進取の気質を忘れない。過去を踏襲し枝を広げているのだ。メエシカには屹立している個性と技術がある。それがどんな挑戦をも支える堅牢な土台となっていると馬は強く強く主張したい。

メエシカの姿勢は薫陶を与える。

こんな馬でも「何かしら頑張ってみよう」そう思わせてくれる存在なのだ。


最後に僭越ながらこの馬が

メエちゃんシカちゃん

シバキ倒す子さんマエムキ・スズ太郎さんの末永いお幸せと、

壊れ犬お父さんぽん吉(ついでに金暮まねえちゃん)に幸運があることを願って、

そして本記事の読者の皆様のご健勝をご祈念申し上げ、

三本締めを執り行わせていただきます。

「いよーお」
パパパン、パパパン、パパパン、パン

「よっ」「いよーっ」
パパパン、パパパン、パパパン、パン

「もう一丁」「もう一本」
パパパン、パパパン、パパパン、パン

誠にありがとうございました。


Twitter

メエちゃん

シカちゃん(第一人格)

金暮まねえ(第二人格)

マエムキ・スズ太郎(第三人格)


YouTube

メエシカちゃんねる







それでは、現実に戻ります。では、




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