外資日本支社🇯🇵から海外支社へ🇸🇬


エンジニアやマーケティング職だと行きやすい部分はありますが、
基本現地人が強い営業では僕が初めての海外支社移動しました。
その経験を書いていこうと思います!

目次
1.外資日本支社の実情
2.どのように海外支社へ移動したのか
3.移動後どのように自分の立ち位置を作ったのか

1.外資日本支社の実情

様々な外資企業がありますが、日本支社ということは、日本の市場がターゲットなので、大部分のクライアント、社員は日本人です。
エンジニアやデザイナーは海外の方が多い部分もありますが、
営業として外資に採用されたら、日系の仕事とほとんど変わらないです。
変わる部分は、社内の資料が英語、上司の上司が日本人じゃない、1年に1回全社で集まる時に感じるグローバルな感じくらいですかね。

もちろん人によって、外資に入る理由は様々ですし、グローバルな環境で働きたい!のグローバルの定義も人それぞれだと思います。
僕の場合のグローバルな環境は【日本人がマイノリティで日中英で仕事する】でした。
もちろん外資の日本支社ではこのような環境はスタートアップや部門の代表以外では難しいので、海外の支社へ移動する決意をしました。

2.どのように海外支社へ移動したのか

外資系で働いてる会社の人は聴き慣れてると思いますが、社内のオープンポジションを使いました。
外資はポジション採用が多いので、日本の企業みたいに、この部署いって!来週から移動ね!みたいなのは基本的にありません。
国に縛られず、全ての空いてるポジションを確認でき、自分で応募します。
海外の場合は会社にもよりますが、1年の経験で申し込めたので、1年働いてすぐに海外支社へ移動しました。

移動が決まってから、社内そして社外から色々な友達にどのように移動したの?と聞かれました。 外資で働いてる人は、オープンポジションがあるのは知ってるけども、それで実際に営業部門として行くのはほとんど周りにいないと思うので、興味があるのかなと思いました。
下記が実際に僕が今振り返ってうまくいった理由かなと思います。

自分が行くことによって、行き先に貢献できるのか本気で考える

本当に当たり前のことなのですが、相談に乗ってると、
『海外生活をしてみたい!語学を学びたい!グローバルで働きたい!』が大半です。つまりは自分がそうしたい!の相談が大部分でした。
シンプルに考えて、現地語がネイティブレベルでなく、そこで育ってない人が現地のクライアントと話すのは本当に大変ですし、非効率です。
なので、向こうからすれば採用する必要がないのです。

ですので、自分の意思だけでなく、視野をもう3つ増やします。
1.会社として日本のマーケットの立ち位置はどうなのか?
2.移動先にとって日本のマーケットは大事なのか?
3.今の日本のチームにとって自分が海外支社に行くことはメリットなのか?

ここの前提は人によって違いますが、
僕自身帰国子女でも海外育ちでもないです。ただ勉強と留学はしてたので、英語当時Businessちょい下レベル、中国語は日常会話レベルまでは話しました。
①の会社の状況としては、日本のマーケットが会社にとってかなり大事です。 日本支社の売り上げ比率も、従業員数も他の支社より圧倒的に多いです。=会社にとって日本のマーケットは大事

②に関しては、移動先も日本とコミュニケーションすることが多い、お客様も日本のことを知りたい。でも日本語、英語、中国語が話せる日本人が欲しい状況でした。
ここに関してもその実際の働いてる現場の悩みなどを知るために、そのチームとはコミュニケーションをとっておりました。
実はこーゆう人が欲しいけど、コミュニケーションしてないから、お互い気づいてないパターンも多いと思います。

③に関して、会社をやめるならそこまで考える必要はないですが、
支社は変わりますが、同じ会社の社員なので考えることが大事です。
理由はまず移動には上司の承認が必要ですし、今後も一緒に仕事するからです。嫌な移動の方法をして、今後仕事に支障が出るのはなんとしても避けなければいけません。
なのでチームや上司に話す時に、『自分がこうしたい!』だけでなく、
自分が行くことによって、このチームにももっと貢献できるし、一緒に仕事できます!の理由を見つけることが大事です。
違う支社に一緒に働いて信頼、絆がある同僚がいることは海外支社で働く時に一番の力になります。

3.移動後どのように自分の立ち位置を作ったのか

僕の環境は日本人は僕一人で、僕だけが非ネイティブです。
かつ帰国子女でもないので、本当に会議も50%程度しか理解できません。
当たり前ですが、学校ではないので、言語は教えてもらえないですし、会議で話すスピードもゆっくりにはなりません。 自分で慣れていくしかないです。 なので友人から『言語を学ぶために海外で働きたい!』と言われるとこの辛さ経験してみろ笑と心の中で毎回思いますw

なので考えることは言語以外です。チームメイトは仲間ですが、僕も生き残ることに必死なので、下記のことを本気でしました。

1.言葉がわからなくても話せるキャラを作る
2.チームメイト全員のできること、できないことを把握する

①に関しては、言語の習得とチームとして認められるためにですが、僕の性格は人見知りですし、人とワイワイするのは好きではないです。むしろ苦手です。
でも逆の立場になって、もし日本語が拙い人が日本のチームにきたら?と考えると、
一緒に頑張りたいんだ!言葉苦手だけど一生懸命話したり、ご飯に誘ったり、自虐をしたりする人は嫌いになれません。なので自分もそのキャラを演じました。

②に関しては言葉より早く行動しました。言葉最低でも半年はかかるかなと思ったからです。
言語がわからなくても仕事ができれば、仲間からは信頼されます。
言語で圧倒的に不利なので、仲間ができないかつ、自分が得意な場所に全集中の呼吸をしました。
なんとなくではなく、チームの名前、それぞれの得意不得意を全てまとめました。
そうすると、日本語、日本関連は当たり前として、僕はエクセル、Python、数字が得意だったので、できる限り言語が必要な場所で、上記関連の仕事を全力でやり、自分の仕事以外も仲間を助けました。
そうするとこいつは〇〇ができる。これはこいつに任せようという立場できます。
その後は言語のレベルがよくなるように頑張れば、より多くの仕事もできるようになります!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?