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碾茶を急須で淹れてみる

これまで色々日本茶のはなしを伝えてきましたが、そもそも日本茶とは?緑茶とは?
私も日本茶を勉強する前、今から1年程前までは全く知りませんでした(❛□❛✿)

緑茶も烏龍茶も紅茶も同じチャの樹からできていますが、葉を摘んだ後、蒸すのか、萎れさせるのかでそれぞれのお茶に分かれます。
今回の碾茶(てんちゃ)はお茶の葉を摘んだ後、「蒸す」工程を行う「緑茶」の一種です。また、花粉症に効く甜茶(てんちゃ)とは別のものです。

碾茶は、2〜3週間被覆資材で覆い、日光を遮断して栽培されます。製造工程では、揉まずに乾燥させて作られます。

光の加減で枯葉の様に見えますが、もっと緑です。

揉む工程がないので、平たい青のりのような形をしています。揉まない理由は、その後石臼で挽き微粉末状にし、抹茶にするためです。

塩瀬総本家さん「ねじ梅」

今日は抹茶の状態になる前の碾茶を急須で淹れてみました。湯の温度60度、浸出時間2分で、少量を頂きます。玉露のような淹れ方で、旨味と甘味がぎゅっと詰まったエキスを楽しむ感じです。


茶殻の緑がキレイ

そしてお茶請けは、「あんこの勝ち」のシュークリーム(๑˃̵ᴗ˂̵)

あんこが美味しい〜

1煎目は旨味と甘味のバランスが良く、2煎目は80度位と高めの湯温で30秒待ったところ、苦味も少し出ましたが、バランスは良く私はこの位が好きでした。

1煎目は湯の温度低めで浸出時間を長く、2煎目は1煎目よりも湯の温度を高く浸出時間を半分にという方法で煎を重ねていくと、3煎目位までは美味しくお茶を淹れる事ができます。
また、湯の温度が高い程苦味と渋味が出て、低い温度程苦味と渋味が抑えられるという事を利用して、自分好みのお茶の淹れ方を楽しんでみてください。

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