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続:Youtubeを始めてみて分かった事とは。


またまたご無沙汰してしまいましたが、前回の続きです。

ある、友人だと私が思っていた一人に会って話をした時に、彼女ののある態度に気が付きました。私は気がつかないフリをしましたが。。
するとその翌日に、彼女から私への批判のメッセージが送られてきました。私の動画は演出し過ぎだからあなたの同僚の人達は、みんなあなたの動画が嫌いだったのでは?とか、○○さん(私の憧れる Youtuberさん)はいいけど、あなたにはああいう動画を撮る資格がない、だとか。ここではそれ以上の詳しいことは書きませんが。。友人だと思ってた人、の態度がそれでした。


そしてその後、私のことを分かっていてくれると信じていた、日本に住んだことがあるフランス人の友人と会って話した時、彼女との会話が噛み合わず、何かが変わった気がして。。。。

でもフランス人である彼女は、隠すことなく自分の率直な思いを言葉にしてくれて、おかげで、今のこの状況になってしまったわけがうっすらと見えてきたのです。


彼女のその言葉は、、

1、「私は、とても話が合う日本女性を見つけてメールのやり取りをしているの。一人いれば十分。なんでも率直に意見交換できてるわ。なのに、なぜあなたはブログに自分のことを書いて、大勢の人とつながりたいの?一人いれば十分と思えないの?ブログを書いても本当に自分に合う人なんか見つけられないわよ。」

2、「私の好きなYoutuberは、その人が本当に好きなことをやってそれを動画にしてる。あなたは甘いものがそんなに好きじゃないのに、なぜお菓子を紹介したり、作ったりするの?私は甘いものが大嫌いだから、あなたの動画を見て吐きそうになった。」

3、「ある有名になったYoutuberがいるんだけど、彼が言ってたわ。“有名になんかなって何もいいことがなかった“って。」

4、「私は今あなたが撮っている内容に全く興味がないから、全然観てないわ。」


まず1、ですが、なぜ彼女はこれを言ったのか、私にはすぐにはピンときませんでした。少し考えて気がついたのですが、要するに彼女は、私がブログを書く理由は、ブログを通して人と繋がりたい、実際の友人がいないからネットでの人との繋がりを探すため、と思っていたのですね。

そう私が考えてると思うのは間違いだ、と彼女に説明しました。

私、「フランスに来て夫のモラハラが始まったけど、私は夫以外誰も知り合いがフランスにいなかったの。自分の精神を正常に保つために何かに思いを吐き出すことが必要だった。たまたま私は昔から、文章を書くことと絵を描くことが大好きだったから、ブログは楽しみつつストレスを発散させることが出来る良い手段だったの。ブログは友人を見つける目的で始めたんじゃないのよ。書くこと自体が目的だったし、とても楽しいのよ。」

2、ですが、これが一番、私が理解してもらえてないことがよくわかったセリフでした。ですので、

「私はレシピ動画から始めたけれど、それは私が料理が得意だからそれを動画で披露したかったからじゃあないのよ。それは全然逆なのよ。私は、動画を作りたい、のよ。動画をすることが目的で、料理はそのための手段だったの。お菓子のお店を紹介したりしているのは、私が甘いものを好き過ぎてそれを披露したかったからじゃなく、動画を見ている人達にとってそれは楽しめて見れるコンテンツじゃないかと思ったからよ。全く逆なのよ。」

と。
最後の、「私の動画を見て吐きそうになった」は無視しました。その言葉には私はかなり傷ついたから、それに触れたくもありませんでした。


そうなんです。私は昔から何かを書いたり描いたりして、表現をすることが大好きでした。子供の頃は詩が得意で、小説家になりたいと本気で思っていたし、女優を目指して劇団を探していたこともありました。
子供の頃は給食が食べられない生徒だったので、食べることに執着はありませんでしたが、素材を料理という形に変えていく過程に興味がありました。小学校の時に、友人と「料理クラブ」を作ったこともあります。中学校の時は、休み時間の度に、図書館で料理の本のレシピを手書きでノートに書き写していました。手書きのイラストを添えながら。
製菓学校への進学は、家庭の経済状況から断念しましたが、30台半ばに婚約者と別れて呆然としていた時に、私は一体何がしたかったんだったろう、と、思い立って製菓学校に通ってみたりしました。

つまり、動画を作って、物語を作り上げるように自分の動画の世界を作ることがしたいと思ったのも、そのための手段として料理をまず選んだのも、私とってはとても自然なことだったんです。


そして、彼女の言葉の3、ですが、彼女の口からこのセリフが出た時、何を言いたいのかさっぱりわからず、しばらくポカーンとしてしまいました。あ!っと気がついて早速説明。。

「私は、もう残り少ない人生を、したいことをしてお金を稼いで生きていくことにしたいと思ったの。人生を生きるにはお金は残念ながら必要なの。私の年齢でこれから一生レストランのキッチンで体力仕事を続けることはできない。だから老後の稼ぎ方を考えなきゃいけないでしょ。私は今まで、本当に好きなことでお金を稼いだことがなかった。いつも断念していた。だから人生の最後は自分の好きなことでお金を稼いでみたいと思っただけ。それが例えわずかな金額でもね。断念するのはもう十分し過ぎてきたから。つまり、有名になれるかどうか、なんてこと、今まで一度だって考えたこともないし、そんなのどうでもいいってこと。」


そして最後の4、ですが、
これはその人の価値観の問題。私なら、興味がない動画でも、それが友人が一生懸命作ったものと知っていれば、“どうせたった10分間だし見てあげようか“、と思うだろうってことです。

でも、彼女が率直に言葉に出してくれて本当によかった。
私のことを説明する機会ができたから。この機会がなければ、彼女のあの言葉が示す通り、私の真意が誤解されたまま友人関係は消滅してしまっていたことでしょう。他の日本人の“友人“達と同様に。

最後には私を理解してくれたそのフランス人友人は、「応援するわ」と言ってくれて、その日別れることが出来ました。
私の動画を見てくれているかどうか、それはどうでもいいです。その価値観までも相手に期待しようとは思いません。私への誤解を解いてくれればそれでいい。

もうあまり他人に期待しなくなった私。それはそれで肩の荷を降ろしたような気楽さがあります。一抹の淋しさと共に、ですけどね。

少し長くなりましたが、それが、「私がYoutubeを始めてみて分かったこと」というわけでした。


と、いうわけで!
最新版の私の動画です。どうぞ観てやってくださいませね!😉💕





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