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6.直感力を磨き続ける

「直感力」に似た言葉としては、

より運に寄った言い方だと「カン」、

より神々しい言い方だと「インスピレーション」となります。


私の中では、機動戦士ガンダムの用語であるニュータイプという概念の、謎のオーラが出たりといった超常現象まではいかない、現実的で常識的な範囲での「ひらめき能力」だという解釈をしています。

スター・ウォーズのフォースという概念は、ちょっと超常現象すぎて行き過ぎだと思います。

これから数千年後の、「進化した人類」なら可能かもしれませんが。


この直感力ですが、「アテにならない運みたいなもの」ではありません。

明らかに「正確に物事を見分ける力」が宿っています。


具体的に言うと、直感力とは次の3つの要素によって構成されています。

1.人間という種としての本能
2.その人の遺伝子的な能力・個性
3.その人の人生経験によって刻まれた深層判断力


1と2については、自分でどうにかしようと思ってもどうにもなりません。

どういう方向に、どのぐらい強く影響を与えるのかは、もう生まれた時から決まっているので、ある程度諦めが肝心です。


3については、生まれてから今に至るまでの「数々の選択」「成功体験」「受けた傷」が、多ければ多いほど成長します。

色々な経験を数多く積んだ人ほど有利でしょうし、お歳を召された方ほど有利だと思います。


また、直感力は右脳が強く作用するという説もあるので、右脳を鍛えるのも効果があるかもしれません。

これについては既にたくさんの文献があると思いますので、ご自身で調べてみてください。


ということで、「直感力」は、成長させて、強化することが可能です。


例えばですが、私はとても頭が悪いので、早口で細かいことをすらすら言われると、全然理解できずに???状態になるのですが、

その人の言っていることが「怪しいこと」なのか、「信用できそうなこと」なのかは、脳の深層部分が感じ取る違和感で、なんとなく把握できます。

それが怪しいことだと、とにかく脳に「気持ち悪い」という感触が生まれてくるんです。

そんな時は、一旦話を中断したり、そういう人や場所から離れるようにしています。


まあ、その話は一旦おいておいて、、、


論理的な考え方では決して答えが出せない壁にブチ当たった時や、人生における一番大事な選択を強いられる時には、この「直感力」でしか答えは出せないと、私は考えています。


何を信じていいかわからなくなった時は、自分の直感に頼ってみてください。

その結果が良いものであれ、悪いものであれ、次の直感を強化する経験となりますし、

その選択こそが、あなたが一番信じるべき、「あなたの個性」そのものだと思います。


ただし、すべてを直感だけで決めるのは危険です。

「論理的な思考」と「直感」を、時と場合によって上手く使い分けて、現実的に可能なラインを、綱渡りするような感覚でうまくバランスを取りながら進んでいく。

これが、自分の個性を最大限に生かした、「幸せな生き方」というものにつながっていくのではないでしょうか。


※いつも論理的な思考しかできず、直感が上手く働かない人には、「マインドフルネス」や「明鏡止水」といった状態がありますので、それについてはまた別途お話しします。

次回の予定は未定です。気長にお待ちください。↓

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