見出し画像

無駄なことって?

先日お客様との会話で、昔の自分がいるから今の自分があって、どんな嫌な過去でもそれがなければ現在の自分は成立しないというお話しがありました。
パーソナルトレーニング終わりの会話はいろいろな話題がでます。

長年時をともにしてきた人と離れ、新しいパートナーとの道を選んだ方のお話です。
その方は今がとても幸せで、以前の20数年間が無駄だったとおっしゃられたそうです。

無駄だったと考えるのか、
昔があるからこそ今の幸せに出会えたのか、
経験があるからこそより幸せを感じられるのか。


世の中には、想像もつかないほどの理不尽な現実もあると思います。
そんな経験がなければその方も、その周りの方々も違う道があったことと思います。

ただ、過去の自分を否定することは現在の自分の欠片をも否定することになるように感じます。


なんの苦労もなく楽しく生きられたなら、それは幸せなことでしょう。
…幸せかな?

そうではないと感じたときにどう考え、どう行動するのかで未来は違った見え方になると願います。

Many of life's failures are people who did not realize how close they were to success when they gave up.

 Thomas Edison

人生における多くの失敗。それは、あきらめたときに自分が成功にどれくらい近づいていたかを気づかなかったことである。

 トーマス・エジソン

歩んできた道を地図から消し去るのではなく、そこから歩く道に描き足せばいい。
歩んできた道に「せっかくここまで歩いたのだから。」と囚われることなく、新しく紙をつけ足してもいい。作風を変えてもいい。
ただ、新しいことも変えることも過去がなければ、新しいとも変えようとも思わない。

私はそんな風に考えます。

100回叩くと壊れる壁があったとする。
でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。
君が次に叩く1回で、壁は打ち破れるかもしれないんだ!

松岡修造さんの言葉は、とてもシンプルに、ストレートに、飛んできますね。


できないことばかりを数えるのではなく、できるようになったことも数えましょ。

モノクロ歩夢小


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?