私がアニメに命を懸けた話
アニメに対して、マジになったことがあるだろうか。
世の中にはアニメに対してガチになっている人がいる。
私はある日、アニメを見ていた。
多くのファンがいるアニメだったので、
音源が人気であり、アレンジ作品が多くあった。
その中でも人気だったのは「オーエン」
という音源だ。
この言葉を聞いただけで、ファンならわかるだろう
だがこのアニメでは2次創作であり、
元元はゲーム作品であり、ファンの中には過激派もいます。
Twitterなどでアニメ作品とみると
「これは2次創作で元ネタはゲームです」
と言う連中がいる。
だが彼らは、人生をかけていない。
私はこのアニメに人生をかけている。
2次創作という物は個人で作成しており、
作成料金も個人100%で運営している。
期待されていればいる程、自分の生活を棒に振って作成料金に充てる。
私はそんな生活をしてほしくはない、
健康なままで、制作に取り組んで欲しい。
そこで私は寄付をすることに決めた。
他のライターとして活動している際の儲けを
アニメ制作者さんに提供している、
全額寄付してもよかったのだが、私にも生活という物がある。
全額の二分の一を寄付することにした私は、
毎月の寄付を続けていた。
リアルが大変になってきた頃、
私は寄付を忘れていた。その頃、Twitterでは
「活動が難しくなってきました。」
というツイートが投稿されました。
そんなことにも気づかず、私はリアルの記事に没頭していました。
そんなことが1年半も続き、アニメ作成の方が
Twitter活動を終了したと同時に制作活動を終了した。
その後、リアルが安定してきた私は、Twitterを久々に更新した。
フォローしていた活動者がその人しかいなかったので
ずぐに違和感に気づいた。その後、制作者と、
コラボというか、交流が深かった活動者に私は連絡した。
話を聞くと、匿名の方から寄付があったのだが、
寄付が無くなってしまい、その時制作していたアニメの制作が
とても難しくなったそうだ。
その頃から制作人Sは引退を考えていたらしい。
だが寄付してくれていた匿名さんに対しての感謝を伝えるべく、
最終回だけは作ることを決めたらしい。
そこで出てきたのがアニメ13話だ。
私の寄付と、Sさんの努力の結晶が最終回の奇跡を生んだ。
匿名の寄付というのは勿論、私のことだ。
制作者のSさんとは話せる機会があったが
お話はしなかった。
推しとの幻想が覆りそうだったからだ。
そして、匿名の寄付がこんな人間からと悟られたくなかったからだ。
ここまでが私の人生で最も好きになったモノに対する愛情と、
どのようなことがあったかでした。
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