発達障害の長男、面倒くさい!やる気が出ない!にポイント制度を活用してやる気を後押ししてみようとした話

こんにちは、予定管理の下手くそな発達障害母です。
先ほど、学校の用事をひとつ忘れたことに気が付いて凹んでいます。

母子生活を始めてから月日がだいぶ経ちました。

子供達も私も、環境激変の嵐のような緊張とストレスから、少しずつ今の環境での生活を楽しむ余裕が出て来たのではないか?と、最近感じています。

まだまだ母の疲れはピークを超えたままですが。

母子生活ゆえ、なにかと子供達には協力してもらわねばならないことが多く、母がダウンしてしまえばネグレクト状態になりかねないので…家にあるもので自分の食事をなんとかする!は早めの課題となったわけなのですが。

その他、色々と家のことから、自分のことをスムーズに出来るようになる、など、私が都度気にかけてお膳立てしなくても良いように、それぞれが自立してくれることで、

私の仕事時間が増えて家に入ってくるお金が増えたり、一緒に遊べる時間が増えたり、お休みに旅行に行けたり、ご褒美に買ってもらえる物がレベルアップするなんてこともある、という様々なメリットがあるよ!ということを伝えています。

ただ、まだまだ学校生活や放課後の宿題、友達と遊ぶ時間、家でだらだらぼーっとする時間、ゲームは永遠にやっていたい…など、子供には子供なりの大切な時間が山ほどあります。

不登校中はダラダラしていたりしますが、自己肯定感はだだ下がりなので、その辺のことも考えつつ。

一方的に協力要請を出したところで、タイミングやお願いする量を見誤ると、ひたすらブチ切れられるということも…

母だけ寝ずにずっと動いてて、子供だからなんもしないでブチ切れってのもずるくないか?

なんて、子供っぽいことを言ってみたりもしますが、子供には子供の『疲れた』があり、まだまだ甘えたい、やってほしい、という気持ちをいつもいつもコントロールするには無理があるのかな。。

強烈なイライラの塊をぶん投げられ、欲しかった労りとは真逆の、その場でひっくり返るくらい疲労感を追加されることも。笑

お小遣いを都度出しての協力要請も簡単でありですが、対人面はひきぎみの長男次男、自力で買い物に行きたいと思うほどでは無いらしく、小銭の両替にも手数料が発生する今の時代、10円20円をチャリンチャリンと貯めていく方式のお手伝いでは、後々面倒かも?なんて思ったので、

小さいうちから経済観念を身に付けるという流行りに乗っかることも考えましたが、我が家ではリアルなお金とは距離を置き、『ポイント制度』を導入することにしました。


『できた!』をポイントに。

発達障害の長男だけでなく、発達障害母の私にも言えることとして、
必要のない情報まで取り込んでしまったり、感覚過敏や触覚過敏、味覚過敏、臭覚過敏など、とにかく人より刺激を受けやすく、気候の変化でも体調が大きく左右されることもあったりと、特性の良し悪しで、とにかく疲れやすい。

かといって、ゾーンに入ってしまうような過集中に陥ると、寝ることも惜しんでやり続けることを望むことがあるものの、結果的にはとてつもない疲労感に襲われること間違いなし。

そんなわけで、『ありえない…』と言われてしまうかもしれないが、お風呂に入ることも億劫、それどころかトイレに行くことさえギリギリまで動かぬことを選択してしまうほど、戦闘能力ゼロ、となることが多々あるのだと、大人になってから自覚した発達障害母なわけですが。

子も然り、一日の中で『やりたいこと』『やるべきこと』『余力』の配分をバランスよく保てず、『やりたいこと』『やるべきこと』で一日終了となることが多々あるのです。

かかりつけの病院の先生が、生活習慣を身に付けさせておくことは最優先事項!と言っていたことがあります。

清潔を保つこと、これは生きていく上で、必ず人と係る必要のある人間にとって、とても大事であるということは、当たり前なことなのですが、うっかりそれすら出来なくなる可能性を秘めていると言えば良いのか…

情けないと言われれば、反論する余地もなく、情けないことなのですが。

最低限の身だしなみを保つための『余力』すらどっかへすっとんでしまうほど、疲れてしまう日々なのです。

その辺、理解できてしまうだけに、我が家では、協力要請以前にまず、生活習慣についてもポイント制度を導入することにしました。

ポイント表

まだまだ改善の余地ありではありますが、小学生なんだから、ポイントつかなくてもやろうよ…と突っ込まれそうな内容のオンパレードとなっています。

それでも、これがあることで、日々の苛々が大きく減ることになろうとは、思っていなかったというのが、正直なところ。

発達障害の子供には、報酬制度を取り入れると良いとは言われていたものの、日々の忙しさでスルーし続けてしまったことを、今さらながら、深く反省しています。

このあたりの生活習慣は、幼少期に確実に身に着けておくのがベスト!と後悔しまくっています。

後悔先にたたず。

ポイント制導入後の生活習慣についてですが、毎日でなくとも、必ず現状よりは改善はします!一緒にポジティブに頑張りましょう!いつまで続くかわかりませんが!まず片足突っ込んでやってみることが大事!涙

ちなみに、我が家のポイント表は【せいかつ】についての表と、【お手伝い】についての表があります。

今後は、よくある『結果ではなく、頑張った過程を褒めましょう』と言われることの多い、テストの点数や、持久走の順位やタイム、〇〇が出来るようになった、などの、頑張り部分の表を作ろうか、子供達と話し合いながら、検討中です。

1ポイント=1円換算という鬼集計なのですが、
5000ポイント貯めると、好きな時に学校を一日休める、というスペシャルな権利と交換できることにしています。

そのまま貯め続けて、10数万の物を買うと意気込んでいる長男…

今年の誕生日プレゼントを我慢して、ポイントに替えて貯めることを思いついたようで、OKしてしまった為、ポイントが一気に万を超えてしまい、少々焦り気味の母ではありますが。

賛否あるとは思うものの、そもそも遅刻、欠席、果ては不登校。
自傷行為や自殺願望などなど…

色々とフルコース経験してきたこともあって、一つくらいは楽しければそれでよし!があっても良いかなという気持ちを込めてのスペシャルにしたつもりではありますが。

始めてから数ヶ月、最初から途切れずにやり続けてくれていることといえば、母がダウンした時のゴミ捨てのみ。

それ以外は出来たり出来なかったり…ポイント上乗せ要求されて断ったり。

後々の子の人生にどう影響するかなどの検証はしておりませんので、
ご自身の判断でご活用ください。

未就学の末の娘についてですが、こちらはまだポイント制を導入しておりませんが、

『お箸をテーブルに持ってくから1ポイントね〜』

といいながら、スタスタとあれこれやってくれています。

まだ、アイデアは無いものの、いつか、発達障害でしんどい思いをしている人や、発達障害の子供を育てながら頑張る人の支えになれるような起業をしたいので、その資金にしたいと思います! まずは、沢山の人に助けられ、支えられた分、恩返しできるような人間になるために、コツコツと。