苦手を補う工夫
発達障害がテーマのドラマを見て、ふと思いました。
その場面は、発達障害の主人公が「私はこんなことが苦手です」と周囲の方に伝えていました。
でも、苦手なことだけ伝えても、どうしたらいいのかを伝えないと、発達障害のことをよく知らない人にはわからないんじゃないのかな、と。
凸凹さんゆっくりさんのことを相手に伝える時に、まず特性や得意や苦手をわかってもらうことは必要ですが、その特性からどのようなサポートが必要か、どう対応をしたらいいのかを具体的に伝えることが必要だと思います。
本人が、特性を無理に変えたり、がんばってできるようにしたりするのではなく、特性はそのままで、苦手なことを補う工夫を見つけることが大切です。
例えば、
仕事の手順を紙に書いたりカードにしたりして視覚的に見えるようにする
言われたことややらなければいけないことはメモに書く
用件はメモに書いて渡してもらう
どこに何を片付けるのか表示する
時間や期限などは明確に伝えてもらう
など。
そこの環境、活動や業務などによって、必要な工夫は変わりますが、主に視覚的に見える形で表現することです。
そういう工夫は、当事者本人が考えつくことは難しいかもしれません。かと言って、周りの凸凹のことを知らない人はよりわからないでしょう。
だからこそ、支援をしていて、サポートの工夫を知っている支援者の力が必要だと思います。
私は特性から、その人に合わせた具体的なサポートを考えて伝えていきたいです。
具体的なサポートも盛り込んだサポートブックがあればなぁと思い、だったら作ればいいんだ!とその作成のお手伝いをしたいと思っています。
もしそんなサポートブックに興味のある方はプロフィールからご連絡ください。