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約10年ほどの社会人生活で学んだ事。

社会で生きていく術は、学校では教えてくれない。自分で会得していくしかない。約10年ほどの社会人生活で学んだ事を書いていく。気づくのに何年もかかった。

1.他人にはあまり期待しない方がいい

職場の同僚に「これぐらいはやってくれるであろう」と前は期待していた。その結果、同僚が自分の思い通りに動いてくれなかった時、ものすごいイラつきと怒りで精神的に疲れた。イライラすると、その分余計なパワーを使ってしまう。精神的にも、身体的にも悪影響なのは自分が身をもって感じた。他人を自分の思うようにコントロールしようとするのが、そもそもの間違い。

他人は自分の思い通りになんて動かないし(その時はそこまで達観できなかった)他人を変えるよりも、自分を変える方が万倍楽だわ、と感じた。

2.「置かれた場所で咲きなさい」は当てはまらない事もある

置かれた場所(会社、部署、役割etc…)などで頑張って成果を出している方ももちろんいると思うし、仕事を覚えるのに一定の期間や忍耐が必要な事もあるが…ブラック企業の様な過酷な環境にいる時までは当てはまらないと思う。心身に支障をきたす場合は無理は禁物。


3.逃げることも大切

内容は2とかぶるが、時には大事。精神と身体が壊れたら、回復するのに時間がかかる。健康でありさえすれば、何とか生きていけるしやり直す事も出来ると自分は思っている。心身を壊してしまうと長期的に見て、フルに働けなくなる可能性もあるし、回復に時間がかかってしまう事も。健康は、お金よりも地位よりも大事。しなくてもいい我慢はしない事。

4.仕事だけの毎日にしない

ストレス解消・気分転換の為にも、趣味や熱中できるもの(仕事以外の居場所)があった方がいい。仕事だけの人生より、たくさん好きなことが会った方が人生充実すると思う。自分だったら、仕事だけの人生なんてツマラナイと思う。仕事だけの人生だと、自分なら死ぬ前に「仕事ばかりで他の事を犠牲にしてしまった…」と後悔する事になるだろうな。

5.上司・先輩だからと言って、能力・人格が自分より優れているとは限らない

会社に勤めていると、働く上司や同僚は選べない。そして、上司・先輩だからといって全てが優れているというのは間違いである(怒鳴り散らしたり、整理整頓が出来なかったり…様々です。)仕事とできるだけ割り切って対応しよう、と思った。偶々、その会社で自分より早く入社して役職に就いているだけの事。いったん会社を離れたら、タダの人だ。

6.自分一人では変えられない事もある

会社や周りをもっとよくなる様に変えよう、と思った事がある。自分の上司だった人も思っていた様だった。しかし、社員の大部分や経営者が変えようとしなければ、結局の所難しい。周りや会社を変えるよりも、自分自身の考え・行動・いる場所を変えた方が近道だ。善くしようと何年もその場所で踏ん張るよりも、理想に近い環境に身を置いた方が人生の時間を無駄にしなくて済む、と思っている。

7.休みが少ない会社は、給料も少ない。

これは、実際に経験した事だ。前にいた会社は正に休みが少なく給料も少なかった。個人的には休みが少ない会社にいるのはやめた方がよいと思う。よほどその会社でやりたい事がない限りは。人生において仕事に重きを置いていないのなら、なおさらだ。

8.会社に染まらず、離れたところから俯瞰することも大事。

手に交われば赤くなる。どうしても、周りにいる人に影響を受けやすくなる。知らず知らずのうちに、視野が狭くなっていることがある。一歩下がった所から、見てみる事も必要なのではないだろうか。周りの人に流されず、自分の人生にとって何が必要かを考えたいと思う。自分の望むものは、他人とは必ずしも同じではないのだから。

9.周りの人達に色々言われても、全て受け止めない。

上司・同僚な度、色々な方がアドバイス・小言・要求など好きな事をそれぞれ言ってくる。全部真面目に受け止めていたら、身が持たない。真面目すぎると、考え込んでしまう。そんなに深い考えで言ってない時もある。テキトーに受け流す事も大事。スルースキルがある人は、羨ましい。あんまり他人のいう事ばかり気にしていると、卑屈になってしまって、自己肯定感が低くなってしまう。言いたい人には、言わせておけばいい。一生付き合う人でもないし。

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