![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30730988/rectangle_large_type_2_3032dbd7f8f247a4442f67872c1678b1.png?width=1200)
Twitterのみの情報で1年以上粘着ストーカーされた話
※※実話です※※
これは、わたしがTwitterを通して、顔を名前も住んでる場所も何も知らない全くの赤の他人から、およそ1年間ほど粘着されまくった話です。マジです。
最近「SNS疲れ」だのなんだのって言葉がすごく飛び交っているけど、こういうガチの犯罪者(並びに犯罪者予備軍)みたいな連中も、とにかくウジャウジャいるのがネットというものだということを、改めて知って欲しいな、と思い、こうして筆を取ってみました。
本題に入る前に……
みなさんはどういった目的でSNSを利用していますか?
情報を得るため、あるいは発信するため、気の合う人と交流をするため、はたまた自己顕示欲……きっと多種多様なんじゃないかなと思います。
今回のわたしの場合は「同じ趣味を持つ者同士、深い話をしたい」という目的がありました。
いわゆる『趣味アカウント』です。
わたしには好きなアーティストさんがいて、その人の情報をファンの間で共有したり、遠征とかもしていたので、ライブ前後のワクワク感や感想などをリアルタイムで更新出来る「Twitter」という選択をしていました。
キッカケもある日のライブでした。
その日のライブは全国ツアーということもあって、わたしもかなり気合十分。
前日からツアーカラーの色に塗ったネイルをしていました。Twitterを見ると、前日なのでみんな思い思いの呟きがありました。(ファンレター書いたりね。)
わたしもたくさんのツイートに混ざって、なんとなくネイルの写真を載せました。
いいね!がたくさん付いたり、貰ったコメントに返信したりしていると、一通のDMが届きます。
『○○さんも△△に参加されるんですね!
僕も行きますよ〜!^^』
…勘が良い人ならば既にお気付きかもしれませんが、このDM男こそがのちのちの粘着ストーカー男となっております。
(フォロワーさんだっけなぁ?)
と思いながらも当たり障りのない返信をします。
と、言うのも、わたしはよくアーティストさんの名前でエゴサをし、ファンっぽい人が居たら無差別でフォローしていたので、特定の数人以外はよく分からない人が多かったのです。
このDM男もそうでした。
ライブ当日。
グッズを買うために列に並んでいると、ふいに肩を叩かれます。
「あの、○○さんですよね?^^」
「……えっ????」
振り返ると素朴そうな男性の姿が。
年齢はわたしより少し上のように見えます。
しかし、全く見覚えの無い人でした。
ただ、この男性から呼ばれた名前は、わたしがTwitterでのみ使っているハンドルネームなので、その繋がりであることは理解しました。
「僕、××です。昨日DMした…」
ああ、昨日の……
でも、ふと、ここで疑問が生まれます。
「あれ?でもわたし顔…」
そうなのです。
一応のネットリテラシーというものは持ち合わせていたので、個人情報に繋がるような内容は呟かないように気をつけていました。
ましてや、自分の顔写真を載せたことなんて一度もありません。
「ああ^^」
警戒心強めなわたしの曇った顔を見た男性が、安心させるかのようにニッコリ笑って言いました。
「ネイルが一緒だったから分かったよ^^」
いやいやいやいやいや、えっ?????
ネイルの写真は載せたけど、このたくさんいる人の中からひとりひとり爪先を見て、わたしを特定したってこと??
そしてそれを何の悪びれる様子もなく、平然とのたうち回っている…!
絶対ヤバい奴…!!!!!
それからも「ライブ終わりにご飯でも…」などと意味不明な供述を繰り返していたけど、話半分でそそくさと切り上げ、知り合い(ライブ仲間)の元へ避難…。
その日は事なきを得たけど、このあとも約1年以上に渡ってこのDM男からの粘着は続きました…。
ストーカー、ダメ、絶対!
ちなみにわたしの場合は、お友達のコワモテお兄さんを引き連れ、話し合いの場を設けて、なんとか無事に解決(?)することが出来たけど、本当であったら普通に警察案件だし、警察なり弁護士なりにしっかり相談してくださいね。
今の時代、インターネットとはどうしても切り離せない社会だと思うけど、こういった“闇”も少なからずそこらへんに転がっているからみんな各々気をつけようねっていう話でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?