【#パリでシンプルライフ】マスク、あれから と 手作りする日々

先日、Noteでこんな記事を書いた。

あれから、マスクを大量生産し、
気がついたら、計50枚作り上げていた。

そんなに作って、どうするんだって話だけど、
実は、あれから、ある話が。。。

ある日、あのマスクをつけ、
買い出しへ向かい、帰宅途中、
自宅アパルトマンの管理人さんに
声をかけられ、話を聞くと、
どうやら、このマスクが気になったようで。。。

もしもの時のために、数枚、
バッグに忍ばせていたこともあり、
使い方を説明した後、

もしよろしかったら。。。

と、１枚差し上げたのだった。

その後、管理人さんは、そのマスクをつけ、
自宅前の通りを掃除していたところ、
これもまた、自宅前、通りの反対側に、
教会があるのだが、教会関係者とたまたま、会い
立ち話の中で、このマスクの話題に触れ、
そのまま、管理人さんと教会関係者の方が一緒に、
我が家を訪ねてきたのであった。

事情を聞いた後、教会関係者の方が、

もしよろしかったら、
マスクを提供していただけませんか？

と。。。あまりに急な出来事で、
ただただ、驚くばかりだったのだが、
それでも、すでに作ってあった20枚を、
先にお渡しすることに。。。

その後、更に、30枚を追加提供し、
小さいながらも、自分の地域の力になれたら。。。

という思いで、寄付させていただいた。

誰かの役に立ってくれるのであれば。。。

フランス語で、
【solidarité（ソリダリテ（直訳すると、連帯という意味））】
という言葉があり、
パリの同時多発テロの時も、
今回のCOVID-19でも、

メディアで盛んにこの言葉が登場する。。。

辞書の中の言葉だとそのまんま、

【連帯】

で片付けられてしまうのだが、
実は、この言葉奥が深く、
今回のケースでいうと、
【連帯】というよりかは。。。

【助け合い】

という意味を当てた方が、
しっくりくるような気がする。

世界中のどこかで、困っている人がいて、
自分でやっていること、
ちっぽけかもしれないけど、
それでも、必要としている人もいて。。。

こういう時期だからこそ、
アナログなつながりを大事にしたい。。。

色々あった、ここ数週間。。。

自宅待機時期ではあるものの
頭の中を整理するのも精一杯な
ここ数週間。。。

家にいても、何かとやること、
たくさんある。。。（苦笑）

おかげで、物置にたまっていた
中途半端に余っていた糸たちも
一掃されたので、これを気を良くし、

久しぶりに、ちょっと大きいものでも
自分のために作ってみようかな。。。

という気分になったので、
新しいものを作り始めることにした。

今回はちょっと、大きいものなので、
時間はかかりそうだけど。。。

こういう時期だからこそ、
時間は十分にある。。。

あふれる情報とは、一旦距離をおき、

何も考えず、ただひとつことに、
無心になれる時間。。。

悪くないかもしれない。。。

果たして、今度は何ができるのだろうか？