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『泣きたい時はいつでも』

泣きたい時は いつでも
僕のところにおいでよ
何も無いけど 僕も
泣きたい気分だから

泣きたい気分の誰かと
恥ずかしがらずに
心行くまで話すと良い
みんな泣いて生まれてきたのだから

世界は泣いている僕らのこと
嘲笑っているけど
どうせあいつらも
みんな泣いているんだ

でも明け方まで泣いたら
もう僕のところには来ないでくれよ
いつでもなんていつも嘘っぱち
涙にも終わりがあるのだから

▲▲▲あとがき▲▲▲
これだけ世の中無茶苦茶になると暗い詩よりも明るい詩、前向きな詩の方が意味があるのではないか。少なくとも前向きなものを作る方が今の時代、難しいだろう。そんな中で、なかなか前向きな詩になれない私の詩、であるならば優しい詩というのを書いてみようと思った。